« 2017年10月 | トップページ | 2017年12月 »

2017年11月

2017年11月30日 (木)

ウマスギゴケ?

11月末頃に東北大学植物園に行った時のことですが、コケに霜が付いていて綺麗でした。
 
このコケにも付いていたのですがいつの間にか融けてしまったようです。
 
Dscf0528j
 
実はこのコケの様子を見るのも目的のひとつでした。
 
Dscf0527j
 
と言うのは今年の4月に来た時に花のようなものが咲いているのを見ていたからです。

Dscf1520j

スギゴケの仲間だろうと思っていましたがなかなか決め手が見つけられずにいました。仲間には色々ありましたがこの花のようなもの(雄株の雄器托)を付けるものにウマスギゴケ、コセイタカスギゴケが有るようです。
 
Dscf1522j
 
初めは見た感じ結構大きなコケだという印象が有って、ウマスギゴケだろうと思っていました。ウマスギゴケの茎の高さは5~20cmで大きくその他は精々10cmとの事でした。写真を撮り終えて帰る間際にそう言えば大きさが分かるようにしなくてはと思い1円玉が無かったので10円玉にしました。それにより推測すると5~6cmぐらいに見えます。従ってウマスギゴケの可能性は無いと思いました。
 
Dscf1546j
 
葉が乾燥すると縮れたり湾曲したりするものや単純に茎に沿うようになるものとかで見分ける事もできるようですが、これを見ると色んなものが見えて決めかねます。

Dscf1521j

今回決定打となったのはこの写真です。ある方のウマスギゴケの説明に、雄器托から新芽が出て伸びていくという記述が有りました。これだ!と思いました。

Dscf1525j

結局最初の感じで良かったようですが他の物がそうでないと言う事も分かりませんので葉の長さや葉の縁の歯などの様子も見なければならないようです。この株には継ぎ目らしきところは見られないようで・・・分からない事ばかりです。

Dscf1528j

今年はもう閉園してしまったので来年になってしまいました。雌株が有って胞子体の姿でも見られればまた一歩近づくのですが・・・・自然に生えた物か植えた物かも分かりません。園の方から聞けば分かるかな?それは上手すぎ?

 

2017年11月29日 (水)

コケに霜

先日東北大学植物園に行った時のことです。寒い朝でしたからシモバシラが見れるかと園内を探して見ましたが見つける事が出来ませんでした。前に確かにあったと思ったけどなあ。
 
代りにコケにも霜が付いていました。

Dsc_3323j

なかなか綺麗なものです。

Dsc_3325j

先日見たエゾスナゴケだと思いますが、似ているものにシモフリゴケと言うものが有るようですがまだ見た事が有りません。こんな感じなのかなと思ったり、霜降り肉の方が良いかなと思ったり・・・・

Dsc_3330j

このコケにも霜が付いていて樹氷の様に見えました。
 
Dsc_3335j
 
単純に雨水が葉の上に着いたものが凍ったもので、厳密に言えば霧氷の種類にならないのかもしれませんが。

Dsc_3331j

実はこのコケも見に行った一つで名前がまだ分かりません。スギゴケの仲間だとまでは何となくわかるのですが・・・・

Dsc_3333j

このコケについては次の回にでも採り上げてみたいと思います。

 

2017年11月28日 (火)

サワガニ?とカナヘビ?

先日東北大学植物園に行ってコケ探しをしました。ここも30日で今年は終わりです。
 
湿地を歩いていたら小さな蟹を見つけました。3cmぐらいでしょうか。図鑑で見てもサワガニは赤っぽいのですが淡水に常時いるものはサワガニの仲間しかいないとの事ですのでサワガニで良いのかな。

Dsc_3384j

カメラを向けると・・・向けても無反応でした・・・・ので草の茎でつついて見ました。一応相手をしてくれました。

Dsc_3386j

ちょっと失礼をして下の方も撮らせてもらいました。「ふんどし」の部分が広いのでメスでしょう。あ!メスはふんどしはしないか・・・

Dsc_3388j

背中の甲羅部分も撮らせてもらいました。色については地域性や個体差によるものだとか。

Dsc_3392j

これはスギゴケの仲間の何かだと思って写真を撮っていました。み右わきの下の方に白く丸いものが見えました。

Dsc_3453j

ホコリタケか何かの様なキノコの一種かなと思いました。白っぽく大きいものが一つと小さなものが二つありました。小さいものは破けていて中のものが出た後だろうと思いました。

Dsc_3455j

白いものは柔らかいけど弾力があるようです。木の枝を刺して見ました。破けて黄色いものが飛び散りました。あ!卵だったのか・・・・黒っぽいものが見えたので出して見ました。最初は蛇の卵?と思いましたがそれにしては小さいのでは?

Dsc_3459j

良く見たら手足が見えました。カナヘビだったようです。

Dsc_3462j

知らないこととはいえ殺生をしてしまいました。小さい二つのものは無精卵だったと考えられます。せっかくの命をダメにしてしまいました。来年はこの森のカナヘビの数が1匹少なくなるでしょう。ごめんなさい。

2017年11月27日 (月)

エゾスナゴケ?

10月の終わり頃ハタケゴケなどを捜し歩いていた時の事ですが、アスファルト舗装道路の脇に同じようなコケが一面に並んで生えていました。何時も見てる奴だなと思いながらもまだ調べていないものでもあったので写真を撮って来ました。
 
この形でならエゾスナゴケだなと見当はつけられましたが
 
Dscf1083j

こんな形をしているものは分かり難い。

Dscf1085j

今回は同じ所に有ったので同じものだろうと思いました。

Dscf1080j

そして葉の先が白くなっているのも、なっていないのも同じ所に有ったので同種で良いんだと思いました。

Dscf1086j

少しだけ剥がして見ました。乾燥してくると葉が細くなって捻じれて来るようです。

Dscf1088j

エゾスナゴケ  ギボウシゴケ科  シモフリゴケ属  日本全土の日当りの良い土上  雌雄異株
これは少し丈が高いようですが同じものかな。
 
Dscf1089j
 
11月初旬に東北大学植物園に行った時同じようなものが有り、蒴が出来ている様でした。
 
Dsc_3024j
 
このことから全てエゾスナゴケだと思いました。
 
Dsc_3026j
 
コケは乾燥したりすると一変して分からなくなるものが多いようです。同じ所に有ったからと言って同じものとは限らないことの方が多いのかもしれませんが今回は取敢えずと言う事で・・・・。雌雄異株と言う事で、蒴が見える方が雌株でしょうから、後半のものは雌株で全般のものは雄株・・・とか。資料が無いので分かりません。後で調べる事にします。
 
**************************************
 
後で調べていて気づきました。コバノスナゴケと言うものも有るそうで(図鑑には有りませんでした。古いのか説が違うのか)、エゾスナゴケは余り分枝しない、コバノは多く分枝するとの事です。枝分かれしているように枝の部分が見えるわけではないのですが、茎の周りに、特に上の方に四方八方に葉を広げた物があちこちについているのが分かります。
したがってこれらは全てコバノスナゴケと言う事になりそうです。

2017年11月26日 (日)

ネズミサシ

松島の馬の背に渡った時に見た木ですが松では無いようだったので取敢えず撮って来ました。
 
調べたところネズミサシと言うものらしい。海岸にはハイネズがやまにはネズがと思っていましたがそうでもなかったようです。
 
Dscf1055j
 
樹皮が風で飛んでしまったのでしょうか、むき出しになっているような感じです。
 
Dscf1056j
 
枝がだらーんと垂れ下がるのが特徴らしくあまりいい樹形ではないようです。何処をどうやって撮ればいいのか・・・うっかりすると海に落ちてしまいそうです。
 
Dscf1057j
 
垂れ下がった枝に実らしきものが見えました。
 
Dscf1054j
 
実のようです。黒いものは熟したもので緑のものは今年のものでしょうか。

Dsc_2524j

これが雌花らしい。ネズは雌雄異株なのだとか。花期は4月らしいのですが・・・もしかしたら実になりかけているところなのかもしれません。
 
Dsc_2530j
 
これは下の白い部分が大分膨れて来て今にも花と思われるものを包み込んでしまいそうです。こうして実が出来上がるのかと思いましたが虫えいなのかもしれません。

Dsc_2526j

葉の裏側に見える白い筋の気孔帯や実の形などからネズミサシとしたのですが、花と思われる部分から少し怪しい所が見えて来たので調べ直しが必要かもしれません。

 

 

 

 

 

2017年11月25日 (土)

松島馬の背

1か月前頃、松島方面に植物探しに行った時のことですが、海側に入るわき道が有ったので入って見ました。入ってすぐの所に車を止められそうなところが有ったのでそこから歩いて見る事に会いました。歩いた先にまた駐車できる場所が有りました。ここまで車を持ってくれば・・・・と思ったのですがそれでは植物探しにはなりません。そこから海に向かって下りて行くところが有ったので下りると標識が有り、馬の背と書いてありました。馬の背って、こんなに下りて行って・・・普通山の上の方に有るはずなのに・・・・
 
結構下りて行って有りました。馬の背と言うより鯨の背じゃないのかな。尾の方から見た感じです。
Dscf1046j

これは渡ってから振り返った写真です。少し緊張しましたが、それ程スリリングでも無かったかな。そんなに危険なら禁止にしているでしょうから。

Dsc_2532j

もう少し奥にもまた同じように突き出ているところが有りました。人影がチラチラしていますが・・・。
Dscf1048j
 
反対側を見ると島々が並んで見えました。時々観光船の姿も見えました。
 
Dscf1049j

戻ってさっき見えたもう一つの方に行って見ました。途中で見えた景色で、先ほどの馬の背です。

Dsc_2539j

もう一つのものは子馬と呼ばれているようですが、途中分岐が有りましたが、そちらには取敢えず下りて行かずまっすぐ進みました。馬の背と小子馬の様子です。
 
Dscf1059j

その先を進むとやはり下まで降りて行って、先端には庵島という所に出るらしいのですがこの時は知らなかったので途中で引き返して来ました。子馬も同じ事だろうとやはり下りませんでした。子馬にいた人は釣りをしていたようです。こんな所が有ったとは知りませんでした。天気が良くて良かった。

 

 

 

2017年11月24日 (金)

ヒナノハイゴケ

今年4月後半に東北大学植物園に行った時のことです。カジカエデやスミレたち、ヤブサンザシなどが咲いている頃でした。
 
岩にへばりついたコケにオレンジ色の花のようなものが付いていました。
 
Dscf1479j
 
傍に寄って見ると短い柄の蒴が出来ていたようで、帽子が取れて中のオレンジ色の蒴歯が見えていたようです。
 
Dscf1478j
 
未だ帽子がとれていないものも何個かありました。帽子がとれても蓋がとれていないものも有るようです。
 
Dscf1476j
 
ヒナノハイゴケ  ヒナノハイゴケ科  ヒナノハイゴケ属  本州、四国、九州 普通樹上に生える事が多いけど岩上にも生える。雌雄同株 白く見えるのは雌苞葉の先が糸状に伸びているもの。
 
蒴が無ければ簡単に通り過ぎていたかもしれません。小さいけどオレンジ色が目を引きます。可愛い苔コケだと思います。ヒナノと言うのはそこから来ているのでしょう。ハイゴケは這うようにして伸びているからでしょう。

 

 

 

2017年11月23日 (木)

あぶくま洞

真夏の暑い頃妻へのサプライズのつもりであぶくま洞へ連れて行こうと思いました。口を開けば暑い暑い、熱中症になる。クーラーが無ければ夏を越せないなどと言われるので、鍾乳洞の中なら涼しくて良いだろうと思いつきました。行き帰りは車の中で冷房は効いてるし・・・・・朝早く出て遅く帰れば涼しくなってるだろうし・・・何という名案でしょう。
駐車場に着いたら、何十年か前に友達と来たことが有る、との事。そのためにわざわざこんな遠くまで来たのと。・・・・・え~そんなー・・・・。
入場料がもったいないから一人で見てきたらと・・・・そこは何とか説得して一緒に入りました。私は初めてだったので写真を撮りまくり、一人はしゃいでいました。
サプライズ・マイセルフ・・・はは・・・惨め~。
 
中はやっぱり涼しい~からだんだん寒い~に。夏なのに上着を持って行って良かった。中は歩けるくらいの明るさ。

Dscf5465j

鍾乳石にはそれぞれ名前が付いていました。暗い所なのでこの名前になるかな。

Dscf5482j

ライトの色もそれなりに

Dscf5490j

一番の奥が滝根御殿という所で言わば吹き抜けの大ホールのような所でした。
 
Dscf5534j
 
うわ~と、口をあんぐりと開いて・・・数十年前に修学旅行で東京に行った時の様でした。

Dscf5514j

その何十年前ともほとんど変わってはいないんでしょうね。人間の生きている時間ってその程度なんですね。

Dscf5519j

これらが出来るのにどれだけの時が過ぎたのか

Dscf5532j

上を見たら、悪い事をしたらいつでも落としてやるとでも言っている様な・・・

Dscf5547j

どの芸術家もかなわないだろうと思います。

Dscf5552j

階段を登ったり下りたり、勝手知ったる妻はベンチに腰掛けて、どうせ戻って来るようになるからと・・・・

Dscf5563j

出口近くに有った、月の世界。

Dscf5581j

出口の通路に有ったワインセラー。成程と思い現実世界に戻りました。
楽しい1日でした・・・・・・これで良かったのかな?

2017年11月22日 (水)

久しぶりにキノコ

松島方面の山に行った時ですが道脇に大きめの黄色っぽいキノコを見つけました。お!コガネタケだ!と思いました。50年ぶりの出会いだと喜んだのですが良く見るとコガネの粉が付いていません。そしてもっと大きかったなあと思いました。

Dsc_2443j

柄は中空のようです。上下で太さはそれほど変わらず最下で太くなっているようです。大きなツバは有りますがツボは無いようです。

Dsc_2448j

考えられるのはオオワライタケですがオオワライタケのイメージとして同じ株から数本出ていると思いますしフウセンタケの仲間と言う事で柄がもっとずんぐりむっくりと言った感じではないかと・・・・粉は落ちやすいとの事でコガネタケの可能性も無い訳では無いみたいです。幼菌の色もコガネタケのもののようだし・・・・

Dsc_2450j

これは何でしょう。ベニタケ科のハツタケの仲間のような感じです。

Dsc_2460j

傷ついた部分が朱色になっていました。アカモミタケで良いでしょう。帰り道、山道の下の方でガサガサ・・・・オイオイと思いましたがすぐに正体が・・・・雨合羽で長靴の重装備をしたおばさんが現れました。アミタケかなとと思ったら今年は不作で駄目だとの事。その代りにアカモミタケが豊作なのだとか。この辺はモミの木が多いかな。

Dsc_2462j

10月の中頃東北大学植物園に行った時幼菌を見つけました。スギタケかなあと思いましたが木ではなく土の上だったので?でした。
 
Dscf0510j
 
1か月してからまた行って見ました。丁度園内の草取りをしていて・・・前見た所にはその姿は有りませんでした。抜かれてしまったらしい。諦めて別の所を見ていたら・・・有りました。傘が開いて大分大きくなっていました。

Dsc_3054j

土の上に出ていたからツチスギタケとそう簡単にはいかないようです。

Dsc_3056j

以前鈎取山を見て歩いていた時道脇に小さなスギタケのようなものを見つけた事が有りました。あまり大きくなく土の上に出ていました。出会ったおばあさんが採っていて毎年食べているとの事でした。傘の上のポツポツはささくれではなくイボのようなものでした。その時土の上に出てスギタケの偽物と言う事でツチスギタケモドキだと思っていました。
スギタケ、スギタケモドキ、ツチスギタケ、ツチスギタケモドキと有るみたいですが鈎取山で見た物はスギタケモドキの様です。スギタケの別名がツチスギタケとしている人もいました。スギタケモドキを除いて皆似ているようで見分けられません。
何れにしろ中毒を起こす可能性はあるようで・・・・写真だけにしておきましょう。

 

2017年11月21日 (火)

コハネゴケ?

前回イワトラノオと見られるものとかコタニワタリを見た時にその周りに群生していたものです。写真を撮っている時は珍しい苔が有ると思ってこれを見ていたのですが、帰って来てブログに載せるためにイワトラノオの写真を見ている内に気づきました。なんだ、周りに一杯群生していたのか。
 
この時は夕方近くで暗くなってきていたので、早く帰らなければと取敢えず撮っておこう位の気持ちでいたのでやはりまともな写真にはなっていませんでした。

Dsc_2065j

ネットで調べたところによるとハネゴケ科の仲間だと言う事が分かりました。

Dsc_2068j

この仲間も殆ど似ているものが多いようで顕微鏡による判定が必要になるようですが多分コハネゴケと言うものだと思います。

Dsc_2068jj

他にはハイハネゴケ、マルバハネゴケ、ヒメハネゴケ、ヨコグラハネゴケなどが有るようです。もう少し明るい内に行って落ち着いて撮りたいものです。

2017年11月20日 (月)

イワトラノオ?

先日のコタニワタリの傍に有ったものですがチャセンシダの仲間だと思えるのですがなかなか決定が出来ずにいます。
 
トラノオシダ、イワトラノオ、ヒメイワトラノオとそれぞれ見比べたのですがソーラスのつき方などを含めると難しいです。

Dsc_1996j

葉の全体的な形やソーラスの付き方からすると目録には無いコバノヒノキシダと言うものによく似ているように思うのですが、表側の葉軸の中央が窪み、その中央が盛り上がる(2本の窪みが有る)との事、これは中央に広い窪みが有るだけのように見えるので違うようです。裂片の先が尖るようですがこれは鈍頭のようです。

Dsc_1997j

ヒメと言うほど小さくも無いようだし(写真を撮って来たけど大きさを余り憶えていません。やはりスケールは必要ですね)トラノオシダでも無いようだし、かと言ってイワトラノオで決定もできないし・・・・困りました。

Dsc_1998j

調べていたら7月初めにも見ていたようです。これはまた別の山道でした。

Dscf4877j

ネットで見ていた中でイワトラノオの説明で裂片の鋸歯にそれぞれ1脈が流れ込むと書いてありました。これが正にそのようです。ただこのソーラスなどの写真を撮っていなかったようで前のものと同種かどうかは分かりません。

Dscf4878j_2

因みに、コバノヒノキシダはチャセンシダの仲間で分布的にも東北南部以西となっているので可能性が無い訳でも無いのですが・・・・再度調査が必要です。

2017年11月19日 (日)

コタニワタリ

10月の初め頃にマツザカシダではないかと思って見直しに行った所で見た物です。オオバノイノモトソウの葉の数が少ないものと言う事で方が付きましたが・・・。
 
コタニワタリと言うものらしいのですがチャセンシダ科 チャセンシダ属 になっています。チャセンシダやトラノオシダの様に複葉のものも有るので不思議な感じもしないではないのですが別の特徴からそうなっているらしいです。

Dsc_2058j

葉の付け根は心形で両側は耳型に膨れる。葉柄には茶褐色の鱗片が密につく。葉脈は途中から数本に分岐して平行に並び縁には到達しない。

Dsc_2060jj

ソーラスは葉脈と平行につき線形、包膜は向かい合ってつき若い時には重なり合う。(暗くなってからなのであまりいい写真ではなく大きく出来ませんでした)

Dsc_2062j

7月初め頃別の山で見ていたものです。少し緩い山の斜面に出ていたもので前のものとは感じが違って見えますが同じコタニワタリだと思います。葉の下が耳状になっているのが辛うじて分かります。

Dscf4913j

包膜だけで未だソーラスは見られないようです。

Dscf4915j

葉軸が葉の途中まで暗褐色になっています。前のものは葉の部分は緑でした。環境によるものか時期によるものかは分かりません。

Dscf4916j

チャセンシダ科にはトラノオシダ、クモノスシダ、ヒメイワトラノオ、イワトラノオなどが有るようですが未だ見ていないものばかりです。オオタニワタリ(タニワタリ)は野草園に有った様な・・・・(リストには無かったけど・・・今度行って見よう)。

2017年11月18日 (土)

コケの輝き

6月に磐梯山に登った時のことですが登山道の途中でキラキラと輝くものに気づきました。近づいてしゃがんでみました。光るものが消えました。あれっと思って気付きました。私の陰で光が遮られたからでした。見ると小さなコケに着いた水滴が光っていたのでした。
 
写真で撮ってもその輝きは表現できないんですね。動画にすれば良いのかもしれませんが動画は載せられませんのでこんな感じにしかなりません。
 
Dscf3914j
 
11月の初めに紅葉を見に山形の紅葉川渓谷という所に行った時のものです。崖を伝う水滴でコケたちは生き生きとしていました。

Dsc_2666j

水滴のしたたりを写真に撮れないかとやって見ました。

Dsc_2674j

私のカメラではシャッター速度が遅いのでなかなか難しいのです。

Dsc_2677j

それでも何とか撮れたみたいです。それでもこれだけのずれは有るみたいです。蝶や鳥の写真においても速いものなら止まっているように写るんでしょうが、私のものはかなりぶれて撮れています。考え方を替えれば動きが感じられると言う事になるのかもしれませんが。要は下手の言い訳なのかもしれません。

Dsc_2678j

コケの名前は分かりませんが端の薄い所が輝いて見えます。

Dsc_2692j

初めは透き通っているからだと思いましたが、後ろには光源が無いので反射をして光っているのでしょう。以前ヒカリゴケを見た事が有りましたが、調べてみるとコケ自体が光っているのではなくやはり光を反射する組織を持っているからだとの事でした。

Dsc_2721j

これは下に着いた水滴で屈折した光が透過して光って見えてるものと思います。

Dsc_2730j

コケと水、切っても切れないもののようです。

Dsc_2733j

小さな小さなカタツムリ?がいました。殻は赤茶色、身体は黒いものでした。緑の中にひときわ目立っていました。名前は分かりません。珍しかったので載せてみました。ご存知の方居られましたら教えて頂ければ嬉しいのですが。
 
Dsc_2686j

実はここは 去年も行っていたので紅葉の写真は殆ど撮りませんでした。何か目新しいコケが見られればと思って行ったのですがあまり種類が多くなく他でも見られるものばかりだと思いました。(気付かないだけかもしれませんが)
とは言えそれなりに撮って来ましたので後日載せる事にしたいと思います。

 

2017年11月17日 (金)

ヤブムラサキ

11月初め頃山の中を歩いていた時に紫の実を見つけました。ムラサキシキブかと思いましたが実の下の萼がやけに毛深い。ヤブムラサキだと直感しました。何年か前に藪の中に有ったものを、藪に有ったからヤブムラサキだろうとあまり気にせずに言っていました。(この時は花の時だったか、遠くで確かめられなかったか記憶に無いぐらいあまり気にはしていませんでした。)
 
今回はまともに通るのを邪魔するように目の前に有りました。
  Dsc_2900j
 
見るからに、ヤブと言う感じでした。

Dsc_2893j

萼のみならず葉も茎もすべて毛に覆われている感じでした。結局のところ初見と言う事になるでしょうか。この状況ならムラサキシキブ、コムラサキシキブと間違う事は無いでしょう。花も実も無ければやり過ごしていたでしょう。

Dsc_2898j

これは10月末頃に見ていたものです。実のつき方、全体的感じからコムラサキシキブだと思っていました。

Dscf1095j

コムラサキシキブと言っても実の大きさは変わりないようで(小さいと言っても並べて見なくては分からないでしょうけど)、ムラサキシキブは実の数が少なく疎らにつくのだそうです。(暫く写真を撮っていなかったようで見つけられませんでした)
花(果)柄がどちらも葉腋から出るけどムラサキシキブは葉柄のすぐ近くから出て、コムラサキシキブは少し離れてつくのだそうです。
 
Dsc_2630j
 
もう一つ、葉の縁の鋸歯が全体的にあるのがムラサキシキブで上半分ぐらいまでしか無いものがコムラサキシキブなのだそうです。
コムラサキシキブが園芸種だと勘違いしていました。だから実のつきが良いのだと思っていました。実のつきが良いから栽培されていて、名前もムラサキシキブと呼ばれているという説明を間違って解釈していました。
葉を落としてもなお冷たい冬風にじっと耐えて実を残しています。小鳥たちも冬の餌として美味しそうに食べている姿は微笑ましい限りです。

2017年11月16日 (木)

ホウライシダ科

先日ホウライシダを見たのでいろいろ調べている内にイワガネソウも同じ仲間だと言う事が分かりました。イワガネソウは数年前に太白の森を歩いている時に見つけて観察センターで名前を教えて頂いたものでした。
これまで見て来たものを見ていたら似た様なものが有ったので調べてみました。
 
これはイワガネソウでしょう。

Dsc_7376j

葉の先が次第に細くなって鋭尖頭です。

Dsc_7380j

葉脈は途中で交差したりして網目状になる。葉脈の先は縁まで達しない。

Dsc_7380jj

こちらはイワガネゼンマイと思われます。葉の先が急激に狭くなり尾状に伸びる。

Dsc_7390j

葉脈は途中で2~3回分岐するも交差はせず平行に伸びる。縁まで達する。

Dsc_7392j

ソーラスは葉脈に沿ってつき縁から少し離れたところで止まる。

Dsc_7392jj

イヌイワガネソウと言うものも有るのだそうで、写真の中を探して見ました。
Dsc_7386j
葉の形はイワガネゼンマイに似ているようです。
Dsc_7387j
あまり良い写真ではないのですが葉脈の途中で網目になっている所が見られます。葉脈は縁まで達しているようです。イワガネソウとイワガネゼンマイの両方の特徴を併せ持っているようです。

Dsc_7387jj

他にはクジャクシダ、ハコネシダ、カラクサシダなどが有るようですが、クジャクシダは野草園などでも見ています。他の二つはこれからの課題です。

2017年11月15日 (水)

ホウライシダ

先日ある神社に行った時のことですが、境内の石積みの間から垂れている黄色の綺麗なシダ類に気づきました。何処かで見た事があるようなない様な。取敢えず写真に撮って後で調べましょう。
その後その先に進んだら、脇の道から数人の職人さん風の人たちが出て来て、その中の一人の人が「ホウライシダと言って珍しいシダなんだって」と教えてくれました。あれ?見てたのかなあ。
 
ホウライシダ  ホウライシダ科  ホウライシダ属  千葉県以西  

Dsc_2963j

似たものにハコネシダと言うのが有るみたいですが葉の裏端につくソーラスの形に違いが有るので見分けられるのだとか。

Dsc_2965j

今の季節、ほとんど散っちゃいましたけど、イチョウの葉が舞い落ちている様な・・・・。イチョウの葉よりは小さめですが・・・・

Dsc_2967j

分布としてはこちらには無いものの様で、宮城県の植物目録には有りませんでした。(ホウライシダ科のハコネシダ、クジャクシダなどはあるようですが)
ただ観賞用として広く植えられていたものが何時しか広まったのでは・・・との事でした。

2017年11月14日 (火)

クロツバラを探して

クロツバラは湿地に多いとの事で川沿いや沼周りを探して見ようかと出かけました。鳥見のシーズンでもあるので大きなレンズも車に積んでいきましたが、これを背負って沼周りはちょっと・・・・(去年は背負って歩いていましたけど)と言う事で、車に置いたままで歩きまわりましたが見つかりませんでした。もう葉や実は落ちてしまったのかもしれません。何もない状態のものを探すのは大変です。黒い実が生っていればすぐにでも見つけられるのに・・・・・。
川沿いも探してみましょう。対岸に何か黒い実が生っているのが見えました。
 
藪を漕ぎこぎ近くまで行って見ました。葉を見る前に実のつき方で違うと感じました。

Dsc_3115j

ネズミモチのようだけどネズミモチの実はもう少し長めのはず。いずれその仲間・・・モチノキ科の仲間だと・・・モチにつられて間違ってしまいました。モクセイ科の仲間でした。

Dsc_3117j

イボタノキの様でした。花は良く見ていましたが実を見るのは初めてでした。枝や葉の裏の主脈に毛が有るのが普通のようですが写真で見ては見えませんでした。

Dsc_3120j

次に見た黒い実は・・・葉が奇数羽状複葉なので論外・・・・
 
Dsc_3138j
 
干しブドウの様に少し萎びてるいます。去年七ツ森で見たあいつかな?セイヨウニワトコ  スイカズラ科  ニワトコ属  実と花は食用になりジャムにしたり果実酒としても利用されたりするのだとか。

Dsc_3137j

以下はおまけです。ツルウメモドキです。
 
Dsc_3113j
 
本家?ウメモドキです。
 
Dsc_3126j
 
ついでに、全然関係ないけどイヌザンショウ
 
Dsc_3143j
 
クロツバラを見つける事が出来なかったので最後の手段・・・・標本を見せてもらいました。見た瞬間、おっきいー。葉がとてつもなく大きいです。大きいものは葉身が15cm位は有りそうです。図鑑では狭長楕円形で細鋸歯があり、先はやや突出して鋭頭、長さ5~12cm、幅2~4cm・・・・と書いてありました。正にその通りのようですが枝先の棘(針)の確認が出来ない事と実がずいぶん小さい。(乾燥の仕方によるものなのか)気になる所ではありますが。

Dscf5651aj

と言う事を踏まえて気になっていたところへ行って見ました。もうみんな落ちてしまっただろうか・・・・と行って見たら、実だけはしっかり残っていて葉は散ってしまっていました。枯れてなおへばりついていた葉が少し・・・やはりクロウメモドキ並みの小さな葉でした。管理されている方から聞いたところやはりクロウメモドキとの事でした。大きな樹で大きな葉だと記憶していました。いかに自分の記憶が曖昧なのか・・・・今に限ったことでは無いのですが・・・・
 
Dsc_3256j
 
いずれ今年はもう探すのは無理でしょう。うーん、苦労ウメモドキだなあ。

2017年11月13日 (月)

何でしょねえ

天気が良かったのでぶらっと出かけてみました。
 
あれ、これはどこかで見たような・・・・・ (これで場所が分かるかも)

Dsc_2973j

フユザンショウのようです。ここにも有ったんだ。

Dsc_2975j

これからの季節はサザンカが綺麗に咲いて、身が引き締まるような寒さになって行くのでしょう。

Dsc_2977j

チャノキの花も咲き始めた様です。綺麗に咲いているのを探すのが大変でした。
 
Dsc_2954j
 
お!モミジドコロか?と思いましたが微妙に形が違う様で・・・オニドコロのようです。
 
Dsc_2930j
 
さて分からないものです。何かの実になったものなのでしょうけど皆目見当もつかず分かりません。
 
Dsc_2938j
 
途中の茎なのか花柄なのか・・・
 
Dsc_2945j
 
元を少し掘ったら下で分岐していました。
 
Dsc_2949j
 
何方か分かる方居られませんでしょうか。少し揺らしたら実の殻の部分から白い細かいものが飛び散りました。高さは30~40cmぐらい、実の長さが2cmぐらいでしょうか。ホクリクムヨウランのような感じですがそれより大きめですし実が1個だけと言う事は無いと思います。これも来年の課題かな?

2017年11月12日 (日)

フウセントウワタ

先月の末頃街中を歩いていたら道脇で変わったものを見つけました。
 
棘が周りにある大きなフウセンカズラのようなものでした。

Dscf0858j

花もまだ残っていました。
 
Dscf0862j
 
実も変わっているけど花も変わっているようです。
 
Dscf0861j
 
変わっていると言っても変・・・おかしいと言う訳ではありません。綺麗な花です。

Dscf0859j

下を向いているので下から撮るとこんな風になってしまいます。後からフラッシュを焚けばよかったかも・・と後悔。
 
Dscf0863j
 フ
ウセントウワタ  ガガイモ科(キョウチクトウ科) フウセントウワタ属  南アフリカ南部原産 園芸品種
花は初めてのようですが実の方はどこかで見ている様な・・・・

 

 

 

2017年11月11日 (土)

ハタケゴケ?

ハタケゴケが見たいと、あちこち行ったついでに稲刈りが終わった田んぼに降りて見たりしていましたが、なかなか見つける事が出来ませんでした。昨日、帰り道で休耕田らしきところに、草が所々生えたりしている所を見つけました。その中にコケの姿も見えました。何かありそうな予感・・・・・。ところがイチョウウキゴケすら見えませんでした。200mぐらい下を見ながらゆっくりと探しました。傍から見たら、日も落ちかけていたし、ミレーの落穂ひろいに・・・・見えませんね。単に変な爺さんが田んぼの中を徘徊しているとだけしか見えないか・・・・
 
何とか見つけました。ハタケゴケかもしれないと近づいて見ました。

Dsc_3094j

葉状体は長さが5~10mm、幅が2~3mmに合っています。本来なら顕微鏡レベルでの比較も必要なのでしょうけどまず間違いはないでしょう。

Dsc_3095j

もう少し大きくして見ました。

Dsc_3095jj

これは近くの所にあったものですが光の加減なのか違った風に写っています。

Dsc_3099j

これも大きくして見ました。

Dsc_3101j

絶滅危惧種のイチョウウキゴケが見つけられたのに、普通種であるはずのハタケゴケが見つけられない。そんな訳が・・・・と思っていましたが、これを機にどんどん見つかって来ると思います。一応、年中みられるもののようですので、探す場所が悪かったのだと思います。これでウキゴケの仲間は大体見られたことになると思います。

**********************************

野草園に持ち込みコケに詳しい方に聞いてもらいました。ミゾウキゴケと言うのだそうです。ハタケゴケではありませんでした。ネット上では名前しか出て来ませんでした。またハタケゴケを探しに行かなくては・・・・。

2017年11月10日 (金)

クロウメモドキ?2

先日クロウメモドキだと思っていたものがクロツバラだと言われ、クロウメモドキの葉はもっと小さいとの事だったので、本物の?クロウメモドキを見れればなあと思いました。市内でも見られるようなので行って見ました。公園に入ってほどなく見つける事が出来ました。木に名札が下がっていたので間違いないでしょう。
 
 
ここのものは幹が太目で結構年期が入っているもののようです。かなりザラザラです。

Dsc_3069j

途中からの枝は先日見た物と似ていてツルツルで桜の枝のようです。結構分枝が多いようです。クロウメモドキの特徴のようです。見た感じ、実が生っていないようです。雄株かなと思いましたが実のつかないものは植えておかないでしょうから、もう落ちてしまったと考える方が良いのかもしれません。
 
Dsc_3068j
 
あちこちにごつごつしたものが出ています。冬芽かなと思いましたがごつごつした部分は葉や実が付いていたところでその先の尖った部分が冬芽のようです。春に伸びだしてまた枝になるのだと思います。

Dsc_3073j

先日見た物にはあまりこういうものは無かったと思います。

Dsc_3075j

どこがどう違うのか皆目見当がつかず、取敢えず手当たり次第に写真を撮っておきましょう。

Dsc_3078j

後で葉の形とかも必要になってくるかもしれないので・・・・
 
Dsc_3092j
 
先日見た物もこんな風にごちゃごちゃしていたような気もするし・・・・

Dsc_3087j

いけね!スケールをあてた写真を撮るのを忘れてた!と焦りましたが、さすがに枝まで折れないので葉を少々いただいて来ていたのを思い出し、部屋で並べて写真を撮ればいいんだった・・・・。上がクロツバラだと言われたもので下が今回クロウメモドキとされているものの葉です。再度行って見てもらいました。下はやはりクロウメモドキでしょうとの事でした。私にはトンと違いが分かりません。
ただ、先生のイメージとしてはクロウメモドキの葉はもう少し小さいらしい。コバノクロウメモドキについても聞いてみました。もっともっと小さいのだそうです。

Dsc_3105j

どうも合点がいきませんがどうすればいいのでしょう。今度はクロツバラが有るとされている所を探して見ましょうか・・・・・。
後で閃いたのですが標本を見せて貰えば良い事か・・・・。でも何処に有るかな?

2017年11月 9日 (木)

クロウメモドキ?

県南の峠道を歩いていたら黒い小さな実をつけた木を見つけました。山形で見ていたものにクロウメモドキと言う名札が付けられていたのを思い出しました。それとこれとは全然違うように思えました。適当に写真を撮って、帰ってから調べようとそこを立ち去りましたが、あれ、もしかしてナツハゼだったかな?と思いまた戻りました。
 
実のお尻を見たらナツハゼのものではありませんでした。
 
Dsc_2870j

枝先や股の部分に鋭い棘が有りました。クロウメモドキの仲間には間違いないようです。

Dsc_2884j

似たものにクロツバラと言うものが有る事を磐梯山に行った時に知ったのでいろいろ調べてみました。その結果これはクロウメモドキであると思います。

Dsc_2875j

長枝では少しずれている対生ですが短枝では束生となるようです。

Dsc_2874j

個体差でなのかクロウメモドキの特徴なのかは分かりませんが実のつきがまばらでした。

Dsc_2877j

樹高は見上げるぐらいは有りましたから3m以上は有ったと思います。クロツバラの実のつき方はまとまってつくようでしたから、これも見分けのポイントになるかもしれません。

Dsc_2879j

カメラを立てて撮りました。首を右に曲げてみてください。桜の枝でも見るような艶のある感じでした。

Dsc_2882j

クロウメモドキの葉の長さが2~6cm、クロツバラの葉の長さが5~12cmと書いてありました。この葉は大きい方なのでクロウメモドキのものと判断しました。

Dsc_3021j

クロウメモドキの分布が北海道~九州とされていたり関東地方以西~九州とされていたりします。クロツバラは中部地方以北となっています。クロウメモドキはエゾノクロウメモドキの変種なのだそうです。エゾノクロウメモドキはクロツバラにそっくりで大きさなども一緒です。葉の形の微妙な違いで判断するようです。エゾノクロウメモドキの分布は日本海側で北海道~鳥取県との事です。

以上から今回のものはクロウメモドキ、裏磐梯で見た物はクロツバラ、山形で見た物はエゾノクロウメモドキと・・・・・・しておきましょう。

今のところネットからの都合のいい抜出によるもので図鑑で調べた物ではありません。

**********************************

ある公共機関に行って見てもらいました。クロウメモドキの葉はもっと小さいのでこれはクロツバラだろうと言う事でした。植物図鑑木本編で調べてみました。
クロウメモドキ 
コバノクロウメモドキ という見出しになっていました。これはクロウメモドキ=コバノクロウメモドキと言う事なのか、コバノクロウメモドキを含むと言う事なのか分かりません。ネットでは別名と書いていたり変種と書かれていたり・・・・。
何れにしても関東以西と言う事でこちらには無いはずですが植物目録にはクロツバラとクロウメモドキの記載が有ります。少し調べてみようかと思います。

2017年11月 8日 (水)

アサクラザンショウ(トゲナシザンショウ)?

11月初日に山形方面に友達と紅葉を見に行った時のことですが、帰り道の道脇に有った木の葉がサンショウの様に見えて何となく違和感が有りました。イヌザンショウか・・・と一旦通り過ぎてから、見て来るからと友達に言って見に行きました。
 
気になったのは小葉が直角に出ずに斜めに出ていることでした。

Dsc_2839j

まず葉をちぎって嗅いでみました。良い香りはしませんでした。友達も近くに来たみたいなのでイヌザンショウかな?と聞いたら棘が無いから違うんじゃない?という答え・・・・棘が無いからイヌなんじゃない?・・・それに答えは有りませんでした。(帰って来て調べたところイヌザンショウにも棘がしっかりありました。赤面の至り・・・・・因みにサンショウの棘は対生でイヌは互生。イヌはサンショウの様にいい香りがしない・・・・でした。)

Dsc_2842j

イヌザンショウでもないとなると・・・・・色々調べてみましたが分かりません。何となく頭の隅に有ったトゲナシザンショウで検索をかけて見ました。有りました。

Dsc_2843j

アサクラザンショウと言うものでした。棘が短いヤマアサクラザンショウと言うのも有るようです。これには短い棘らしきものも見当たりません。

Dsc_2843jj

アサクラザンショウと言う事で終止符を打ちたいところですが、気になる所が2つほどあります。まず、アサクラザンショウは香りが良いのだそうです。これは悪臭ではないけどいい香りでもありませんでした。2つめは、アサクラザンショウは実生で増やした時には棘が出るのだそうです。とても植えた物とは思えません。サンショウの突然変異で実が大きいため多く栽培されている。ということで実を確認すればいいのでしょうけど、どうやらこれは雄株の様でそれもできないようです。ヤマアサクラザンショウに関しては棘が短いというほかには情報が有りませんので分かりませんでした。再度調査が必要かもしれません。

2017年11月 7日 (火)

ヒノキゴケ

3月31日に東北大学植物園に行った時のことですが(かなり古いネタです)、園内を廻っていたら変なものを見つけました。
 
チリチリになったコケらしいのですがかなり大きいので断定はできませんでした。

Dscf0433j

若い木でもないし・・・・やはりコケしかないか。ネットで探して見ましたがこの姿では見当もつきませんでした。

Dscf0435j

6月の初め頃、市内のある森林公園に行った時小川の辺にこんもりとしたコケを見つけました。もしかしてあのチリチリだったものはこれじゃないかと思いました。
 
Dscf3260j
 
ネットで調べてみました。ヒノキゴケ科のヒノキゴケと言うものらしい。
 
Dscf3263j
 
10月11日にまた東北大学植物園に行って見ました。今度はチリチリになっていませんでした。

Dscf0565j

何処からヒノキゴケとなったのでしょうか?どう見てもヒノキには見えない、むしろスギの方が似ている様な気がします。ただ、スギゴケは別にあるのでやむを得ずそうしたのかもしれません。

Dscf0571j

春先にある森林公園の湿地を廻って帰る時にスコップを持った人と会いました。話を聞いたら、庭に植えるコケが少し足らなくなったから探しに来たとの事でした。一応公園のものはコケとは言えとってはダメなんじゃないのと言ったけど・・・・。コケなんか誰も振り向かないものだと思っていたけど別な意味で人気が有るんですね。

 

 

2017年11月 6日 (月)

ヒメジャゴケ

苔類で最初に見た物はジャゴケだと思います。水が滴るような崖の所にべったりとへばりついて、なんて気持ちの悪いという第一印象でした。そのジャゴケの仲間?にヒメジャゴケと言うものが有ると知ったのはつい最近の事、お姫様ならきっと可愛いんだろう、見てみたいと思いましたが暫く見つけられずにいました。
写真だけでは大きさの感覚が分からず、小さいものが有ってもジャゴケの子供かも知れないし・・・・・となかなか決定打が出ません。
 
野草園に行った時に通路に生えている小さなコケが目に入りました。もしかしてこれがお姫様か・・・・・?、似てはいるけど決定までは行きません。

Dsc_7216j

これは別の山道の脇の崖の所に有ったものですが大きさ的には同じ様なものでしたが生え方とか形が少し違うように見えました。

Dsc_1115j

あてが有る訳でも無いけど毎回のお約束として裏側も写真に撮っておきました。
 
Dsc_1112j
 
さてここからは東北大学植物園で見た物です。ネットで調べていたところ、葉状体の端に粉芽や円盤状の無性芽を付けると書いてありました。これだ!と思いました。これが粉芽を付けたヒメジャゴケでしょう。

Dscf0518j

ジャゴケに似て小さなもの、粉芽をつけている、間違いないでしょう。少し核心に近づいてきたようです。

Dscf0519j

そしてこれが円盤状の無性芽を付けたもの。

Dscf0520j

右側中央付近に丸くコブのように出ているのが雌性器のようです。

Dscf0521j

取敢えずこれもひっくり返して見ました。

Dscf0523j

ここには雌性器がたくさん見られました。雌雄異株との事なのでこれらは雌株と言う事になります。

Dscf0526j

こちらには葉状体の上に黒っぽいものが見えます。雄性器だそうですので雄株と言う事になります。

Dscf0533j

お姫様なのに雄とか雌とか・・・などと野暮なことは言わずにやっぱり可愛いコケでした。

2017年11月 5日 (日)

ヤマトフタマタゴケ?とコモチフタマタゴケ?

ジャゴケ、ゼニゴケなどの苔類を調べていたらヤマトフタマタゴケと言うものが有って以前見た物に似ているのでは?と思い以前の写真を見てみました。
 
3月18日に見ていたようですがどこで見ていたかは定かではありません。

Dscf0006j

写真上でだけの判断ですがヤマトフタマタゴケだと思います。

Dscf0012j

岩上に生育するものらしいですが他のコケたちと一緒に生えていました。

Dscf0012jj

ヤマトフタマタゴケを調べていたらフタマタゴケ科の中にコモチフタマタゴケと言うものも有る事を知りました。何時か見て見たいと思っていたら・・・・

Dscf0018j

よくよく写真を大きくして見ていたら無性芽がついているのが分かりました。コモチフタマタゴケも見ていたようです。

Dscf0018jj

去年の秋ごろからずっと撮りためていたコケたち、何種類のものが日の目を見る事が出来るでしょうか。コケ類に限らず地衣類、シダ類たち、蔵の中にどっさりと積まれています。少しづつ整理をしていきましょう。

 

2017年11月 4日 (土)

また会っちゃった

山の道脇でツリブネソウの写真を撮ろうとしたらホシホウジャクがいた。

Dsc_0084j

何年か前まではとんと気付かずにいたのに急に目につくようになってしまいました。

Dsc_0087j

最初見つけた時はハチドリかも知れないと真剣に思ったものでした。蛾だと知って蛾っかり・・・

Dsc_0098j

キツリフネにも・・・・こんな吸い方をされたんじゃ受粉には役立たない。とんだ蜜泥棒です。

Dsc_0139j

花を選ばずですね。

Dsc_2570j

ここにはオオスカシバの姿は見えず、独壇場。とにかく忙しい。止まって吸う訳では無いのでチョコマカチョコマカピント合わせも楽じゃない。

Dsc_2586j

マダラガ科のミノウスバと言うもののオスらしい。ミノは蓑、ウスバは翅が透き通っているから・・・と自分なりの勝手な解釈。蛾の魅力は何と言ってもこの触覚、オスだけだけど。

Dscf0887j

オスは威嚇のために黒い尾っぽを立てるのだそうです。

Dscf0890j

ホシホウジャクもオオスカシバも止まっている所を見た事が有りません。止まると黄色の部分が隠れてしまうので全然目立たない様で、それで目につく機会が無いのだと思います。飛んでいる時に目を着けて止まったら・・・と目で追いかけるのだけど止まってくれません。まあ、その内・・・でしょう。
*****************************************************************
追記です
ホシホウジャクの記事を載せてからまだ残っていることに気づきこれも加えようと写真を見ていたところ変なことに気づきました。
ホシホウジャクは花などに触らずに飛んでいる状態で蜜を吸っていましたがこれは前足?で花に触りバランスを取っているように見えます。(暗い場所だったのでかなりぶれています)

Dsc_1185j

別の角度のものですがなんとか口吻が見えますが長さが分かりません。飛んでいる写真が撮れていないのでホシホウジャクとの比較が出来ません。ネットで調べたところ口吻が短いのでホシホウジャクの様な芸当は出来ずにこんな形になるのだそうです。花によっては鼻先まで突っ込んで吸ったり、花に直接止まったりすることも有るのだそうです。
Dsc_1184j
 
スズメガ科の星ホシヒメホウジャクと言うのだそうです。星の王子ではなく星の姫・・・?勿体ないな。
下の写真で花に触っている左手?が二股に分かれているように見えませんか?写真のいたずらなのかどうか分かりません。この角度でしか見えてません。他の物でもなさそうだし・・・・変異か何かでしょうか。UFO写真の様で申し訳ありません。

Dsc_1187j

オオスカシバなども口吻が短めなので同じような状態になるようです。いずれもあちこち飛び回って忙しいので皆同じかと思っていました。気を付けて見ると色んな事が見えてきますね。

2017年11月 3日 (金)

ケゼニゴケ

太白山の森のガイドウォークの後一人でまた森の中へ入って見ました。森の中を流れる小さな川の縁にちょっと気になるものが・・・・そばに寄って見ました。
 
ジャゴケかゼニゴケか・・・にしては・・・・と思ったら葉状体の上にまるいものがあって毛が生えています。ケゼニゴケの様でした。

Dsc_1433j

コケを覚えたてのころはジャゴケもゼニゴケもそれぞれ1種類だけだと思っていました。調べている内に色んな種類がある事を知りました。そのなかで気になっていたのがケゼニゴケでした。コケに毛が生えているなんて想像もできない事でした。見つけられるなんて思いもしていませんでした。

Dsc_1435j

草餅にカビが生えたようなものが雌器托でドーナツにカビが生えたようなものが雄器托なのだそうです。(たとえが奇抜すぎたかな?)

Dsc_1437j

雌雄同株だけど雄器托と雌器托が同じ葉状体に付くことは滅多に無いのだそうです。

Dsc_1439j

雌器托は早春に柄を伸ばすとのことで来春には行って見なければ・・・。

2017年11月 2日 (木)

ツマグロヒョウモンなど

川の土手沿いの道を歩いていたら何やら大きめの蝶が頭の上を通り過ぎたような影が見えました。土手に止まったものを見たらなんとツマグロヒョウモンのオスでした。
 
Dscf0825j
 
磐梯山の頂上で見たきりでしたから写真に撮れて嬉しかった。それほど珍しいものでもなさそうですが私としては2回目です。未だメスは見ていませんが。
 
Dscf0817j
 
これはクモガタヒョウモンでしょうか。ここの所蝶の追っかけをしていないので今年初かも知れません。居ればやっぱり撮らなければと言う事で・・・・
 
Dsc_2627j
 
ヤマトシジミのオスのようですが黒い点々が薄れているので違うかと思いました。
 
Dscf0826j
 
こちらはそのメスだと思います。どちらも大分翅が擦り切れているようで・・・何時まで頑張るのでしょうか。他人事でもない様な・・・
 
Dscf0839j
 
海の近くの崖にカワミドリが咲いていてそこにアカタテハが来ていました。

Dscf1037j

その脇ではイカリモンガが黙々と蜜を吸っていました。
 
Dscf1063j

こちらもイカリモンガのようですが模様が違って見えますが・・・・結構色んな模様のものがいるみたいです。オスメスの違いだけではないみたいですが私には分かりません。蝶のような形をしていますが蛾の仲間です。

Dscf1065j
 
花や木を見ていると蝶や鳥がついてきます。コケやシダを見ていても・・・・何もついてきませんねえ・・・・。でもコケも面白い。

 

 

 

 

2017年11月 1日 (水)

会えたり会えなかったり・・・・

森の中のミリを歩いている時にスミレの花を見つけました。

Dsc_0066j

距が白いのでオオタチボスミレでしょう。

Dsc_0068j

スミレの様な 可愛い花でした。色々名前を探して見たけど見当たりません。

Dsc_2634j

有るとすればアカネスミレでしょうけど、春に見るものとイメージが違って見えました。

Dsc_2632j

花弁が細く見えるのと葉が円く見える所でしょうか。いろいろ変化もあるみたいですから何とも言えませんが。秋に咲くのも珍しい事ではないみたいです。
スミレ家さんの話によれば、みんな狂い咲きとか言ううけどそうじゃない。この季節に咲くべくして咲いている・・・・なのだそうです。

Dsc_2639j

東北大学植物園の絶滅危惧種のコーナーでムラサキの花が咲いていました。これは時期を間違えたらしい。

Dscf0599j

今年の秋の目的にしていたハグロソウですが、9月の初め頃に2日かけて何とか探し出しましたが当然花には未だ早くて10月中ごろには見れるかと思っていました。

Dsc_1714j

その間、その後6回ほど通ったのですがとうとう見れず仕舞いでした。蕾かと思っていたものは実の様でしたが写真右側に茶色っぽく見えているのは多分実もできずに枯れてしまったものかもしれません。もともとこの花は関東以西に分布するものなので、今年の天候不順や早くに低温になってしまったことから咲けずに終わってしまったのかと思います。来年に持ち越しになってしまいました。

Dsc_1719j

今年は会いたいものに会えたり、思い掛けないものにも会えたり割と順調に来ていたのに最後は力尽きたか運がつきたか。まだ2ヶ月も残っているのに来年の話でもないのだけど、来年に乞うご期待です。

 

« 2017年10月 | トップページ | 2017年12月 »