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2019年1月

2019年1月31日 (木)

ケヘチマゴケ?

先日不明のコケの所でケヘチマゴケでは?と助言をいただきました。色々調べている内にケヘチマゴケ(らしきもの)もホソエノヘチマゴケもどちらもすでに見ていたようです。2つを区別するには無性芽の形を見れば良いのだそうですがそこまでは見ていませんでした。標本も採取していないので再度行かなければなりませんが、野草園は休園なので春までは無理です。見かけ上でも何とかできそうなので取敢えずそれに寄って見ました。
 
去年の10月初めにシオザキソウを見に行った時に見つけた物です。殆ど草の姿が見えない、あまり高くない斜面の所に生えていました。

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スナゴケか何かだと思って近づいたのですが、見た事のないコケでした。

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茎の上の方にだけ無性芽が付いているようです。当然この時は何者なのか分かりませんでした。夕方でそろそろ帰ろうかと思っていたところで雑な写真になってしまいました。無性芽なのかどうかも分からないような写真です。

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ケヘチマゴケ カサゴケ科 ヘチマゴケ属 本州ー沖縄 地上や岩上、ときに朽木上に生える黄緑色の優しい感じの鮮。茎は長さ1-2cm、葉は乾いてもあまり縮れず、披針形、長さ1.5-2.5mm。葉縁に舷はなく、上方には小さな歯が有り、中部以下で反曲することが多い。中肋は強くて葉頂に届くか、または葉頂下に終わる。・・・中略・・・雌雄異株。雌苞葉は線形で長い。蒴柄は細く、茎よりもずっと長くて3-6cm。蒴には短い頸があって洋梨形。口環は分化し、外蒴歯の上部には乳頭があり、内蒴歯の間毛は痕跡的または欠く。細くねじれた芽状の無性芽を上方の葉腋に沢山つける事がある。
 
これを見る事によってホソエノヘチマゴケ、先日の謎のコケも見えて来ました。それは次回に・・・。












2019年1月30日 (水)

ヨコグラハネゴケ?

去年福島の渓谷で見たコケの中に名前の分からないのが有ったので図鑑の絵と見比べながら調べてみましたが見つけられませんでした。葉の縁に大きな歯が一杯有ってハネゴケの仲間なんだろうと思いましたが、やはりだめでした。ネットで色々調べていたら、似た様なものが有りました。図鑑の絵と違うなあ・・・・図鑑の絵は腹片とか腹葉とか表記するため腹側から見た絵になるのは当然のことでした。 
 
ムチゴケも一杯有ったので、これもかとスルーしようとして、違うなと気が付きました。初めて見るコケでした。

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崖の脇で余り足場が良くなかったので、ちょっと失敬して平らなところで写真を撮りました。

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図鑑には葉が接在するとか、葉の背側の基部が茎に流下するとか書いて有りました。葉は著しく折れやすいのだそうで、この部分は皆折れてしまったところなのでしょう。

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裏からも見てみましたが複葉はこれと言ったものは見つける事が出来ませんでした。

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腹片のように見えるのは葉が重なり合った間に水が溜まったものでしょう。

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葉の縁には歯が数個有るようですが変化が多いようで、こんな感じ・・・で良いのかも(勝手に)。

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ヨコグラハネゴケ ハネゴケ科 ハネゴケ属 本州(関東地方以南)~沖縄
低山地の樹幹、枝、岩上などに小さいマットをつくる。黄緑色ー褐緑色。茎は長さ2-5cm、葉は接在し、著しく折れやすく、やや腹面に偏向し、三角形、背縁は外曲し、0-2歯が有り、基部は長く流下し、腹縁は5-10歯が有り、基部はやや耳状となり、短く流下し葉先は切形で2歯が有る。・・・中略・・・腹葉は痕跡的で線形。花被は楕円形、口部が広く、細歯が有る。
 
関東地方以南となっていますが県の記録では県南の一部で見られているようです。このコケは福島県ですから可能性はある・・・・かな?
気になるのが葉先ですが、歯の数には幅が有るようですが、「葉先が切形で2歯が有る」についてはこのコケは有っていないようです。

福島県植物誌ではこの渓谷でヨコグラハネゴケは記録されていますが、果たしてこれと同じものだったのかは分かりません。と言っても他に見つけられませんでした。ネットで見たコケは切形に2歯でした。
図鑑の挿絵を見たらこのコケと同じような絵で書いてあるように見えるけど・・・
 
標本として採取していないので細胞レベルでのチェックは出来ません。再度行って・・・・も、それなりの顕微鏡など無いので・・・この辺が限界ですかね。










2019年1月29日 (火)

トサカゴケ?

先日に続き観察会で見たコケです。植物の観察会と言ってもコケに関心を持っている人は多分いないのでは・・・と言う事で一人で観察会です。
 
切株の上にマット状に生えていました。

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ごく普通に見られるもののようです。

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大きさや裏側も見ていませんがトサカゴケで良いのだと思います。ヒメトサカゴケも同じような形で区別をすのが難しいとの事。ただ、トサカゴケは滅多に無性芽を付けず、ヒメトサカゴケは良くつけるとの事で区別は出来るようです。

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トサカゴケ ウロコゴケ科 トサカゴケ属 北海道~九州 落葉樹林の朽木上などに普通に見られる。黄緑色ー緑色。茎は這い、長さ1~2cm、分枝は少ない。仮根は腹葉の基部から出る。葉は重なり、広く開出し、多形、茎の基部のものは方形、切頭で2歯が有り、上部のものは舌形で
凹頭、切頭などで歯は無い。葉細胞は・・中略・・。腹葉は離在、幅は茎とほぼ同じ、2/3まで2裂し、裂片は披針形、1側歯が有る。無性芽は無い。雌雄同株。雌花は茎に頂生し、苞葉は葉に似るが大きい。腹苞葉は大きく1/2まで2裂する。花被は三角柱状、口部は広く、3裂し、裂片は全縁または波状。雄花は雌花の直下にあり、苞葉は3-4対。
 
トサカゴケ属の中には日本産7種が有り、ごくふつうに見られるものには他にヒメトサカゴケが有るだけとの事。ヒメトサカゴケは無性芽をつけるので区別店となるのだそうです。せめて腹葉だけでも見れればよかったのですが仮根が多くていい形のものが撮れませんでした。これだけの数が有ったのだから急がずに探すべきだったと後悔しています。















2019年1月28日 (月)

ムカシヒシャクゴケ?

以前の話になりますが市内の山で観察会をしたときに集合時間より早めに現地に着いたので先に少し山の中を見て歩きました。山道の途中で握りこぶしより少し大き目の石にコケが生えていたのを見つけたので写真に撮って見ました。
 
同じ様な写真ばかりになりますがピントだけは何とか合っていたようです。

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コオイゴケ、ノコギリコオイゴケなどを調べていてムカシヒシャクゴケではないかと思うようになりました。

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背片、腹片の周囲に歯が見える事、背片が茎を覆っていることから間違いないと思うのですが図鑑の説明文には鈍ー円頭、円ー鈍頭と書いて有りましたが、挿絵を見ると尖っているように(針の様ではないけど)も見えるけど・・・

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こっちがノコギリコオイゴケなのかと思って調べて見ましたがやはり背片の形が違います。他にはそれらしきものが見つけられなかったので取敢えずムカシヒシャクゴケと言う事にしておきます。

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ムカシヒシャクゴケ ヒシャクゴケ科 ヒシャクゴケ属 本州(関東地方以南)
山地の硅石などの上にマットを作る。灰緑色ー褐緑色。茎は長さ7cmになる。葉は接在し、背片は茎を覆い、円形、腹片の1/2-3/5長、鈍ー円頭、逆三角形の尖った歯で縁取られる。腹片は楕円形、円ー鈍頭、歯で縁取られ、基部は茎に流下する。・・・後略・・・・。
関東以南となっていたし県内でも記録が無いので違うのかと思いましたが(最新の情報が無いので分かりませんが)他に見付ける事が出来ないのでこのままで良いでしょう。













2019年1月27日 (日)

不明なコケ

先日コスギバゴケを見た後に見つけたコケですが未だ名前を探しかねているものが有ります。無性芽を一杯つけていたのですぐに分かると思ったのですが全然見当も付けられません。名前なしでは載せるわけには・・・と思っていましたが、教えてくれる人がいればと思って載せて見る事にしました。
 
少し崖の上の方に有ったのでよじ登って撮ったためピントが今一かもしれません。

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これを目的で登った訳では無く、他の物を見るために登ってその脇で見つけた物です。

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余り株数も無かったので採取は出来ませんでした。取敢えず写真で見て、すぐに分かるだろうと思っていましたが見つけられませんでした。

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無性芽をつけていないものも有るので姿かたちは分かるのですが・・・無性芽を一杯つけるというのも特徴だと思いますがネットでも見つける事が出来ません。手がかり足がかり、誰かいないかなあ。








2019年1月26日 (土)

シダレヤスデゴケ?

先日のコスギバゴケ?を見た所でこんなコケも見ていました。カラヤスデゴケ?と思いましたがあれは木の幹などに出る奴では?と思い、ニスビキカヤゴケかな?あれはたしか岩の所で見た奴・・・・とまあ、それしか知らないので・・・

こげ茶色?のコケが一塊になって岩の所に生えていました。
 
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近づいて見たら枯れている訳でもなさそうだけど

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一部は緑の状態のものも有りました。乾いてくると色が変わって上のようになるのでしょうか。

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帰って来てから(なんちゃって)顕微鏡で少し覗いて見ました。丸っこい葉の背片は先端が急に尖っています。基部から先端に向かって葉脈のように見えるのは眼点細胞というものが連なっているのだそうです。眼点細胞自体は苔類ではそう珍しい事ではないけど、このように連なるのはシダレヤスデゴケとアオシマヤスデゴケだけだそうです。アオ・・は先端が円い(尖っていない)ので区別できるのだとか。

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裏側からも見てみました。葉の背片は乾燥してくると内側に丸まるので良く見ないと葉が円いように見えて見間違えそうです。広く見えているのが葉の背片でその下に長い球状のものが腹片です。腹葉は大きい割には見えづらいようで、私には探せませんでした。

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別の角度から見てみました。中央が少し凹んだようで並んでいるのが腹葉のようです。その脇、両側に見えるのが先ほどの腹片です。

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また別の角度から撮って見ました。腹葉ですが、説明によると1/5~1/4まで2裂し、裂片は尖り縁は狭く外曲する。腹片は細長い円筒形で長さは幅の約2倍、茎より離れ、茎とほぼ平行。となっていましたが見た所鈍頭のように見えたのであれ?と思いましたが、縁が外曲しているので尖った部分は見えなくなっているようです。腹葉の脇に見えるのが腹片だと思いますが形が違うようです。これから筒状になっていくのでしょうか。
 
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これは腹葉の下側から見たところですが左側に見えているのが多分腹片だと思います。短いバットのような感じに見えます。分からないのが白い棒状のものです。初めは仮根なのかと思っていましたがその辺については説明にもないので分かりません。

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今回は(なんちゃって)顕微鏡?顕微鏡モドキ?でもなんとか写真が撮れそうなのでやってみました。はっきりとしたものは無理かもしれませんが何とか雰囲気だけは出せそうです。
シダレヤスデゴケ ヤスデゴケ科 ヤスデゴケ属 北海道~沖縄
低地より高山帯までの樹幹に着生し、時に岩上に群生してマットを作る。灰緑色~赤褐色、ニス様の光沢がある。茎は長さ3~7cm、倒状し、2回羽状に分枝する。葉の背片は重なり、卵形、全縁、背縁基部は小耳状、葉先は急に尖り、内曲し、基部より葉先に向かって赤色の眼点細胞が1列に並ぶ。腹片は細長い円筒形で、長さは幅の約2倍、茎より離れ、茎とほぼ平行。・・中略・・腹葉は離在し、幅は茎の
2~3倍、円形で1/5~1/4まで2裂し、裂片は尖り、縁は狭く外曲する。雌雄異株。雌苞葉の裂片はほぼ全縁、花被は3褶。
 
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花被は3褶の「褶」については現在使われていない漢字ですが、私自身意味が読みとれないのでそのまま書きました。訓読みで、あわせ、かさ(ねる)、ひだ、と読むみたいですが絵の感じでは、ひだ、と読むのが適切かと思います。
 
もう一つ気になるのが、眼点細胞が赤色と書かれていることです。図鑑の絵ではそのように書かれています。葉や茎も赤褐色に書かれています。じゃあ何故?と言えば、ネットで見た物は私の見た物と同じだと思ったからです。別の図鑑も見る必要が有るのかもしれません。



2019年1月25日 (金)

一寸だけムシ2

次は昆虫ではなくクモ類です。帰化種であるシオザキソウがそろそろ咲いている頃だと見にいった時のことですが、葉の裏に隠れるようにしていたクモを見つけました。今まで見た事のないクモの様だったので写真を撮って見ました。葉をひっくり返しても逃げる様子もありませんでした。
 
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最初
はクモの巣をはらない種類、ハエトリグモの仲間なのかと思いましたが脚のトゲトゲが凄い。もしかして外来種とか・・・毒とか有ったりして・・・
 
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あれ?そう言えば葉の裏にどうやって止まっていたのかな?写真で見て分かりました。少しだけですが白い糸が見えました。そうか、クモの糸は虫を引っ掛けるだけのものではないんだ(って、子供かい・・・)。
 
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大きかったら毛ガニの様だとも言いたくなるような・・・こんな大きなものがいたら・・・考えただけでぞっとしますね。
 
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イシノミと一緒に観察センターの方に聞いてみましたが、クモはちょっと・・・・と逃げられてしまいました。
クモはクモ専門でなくては・・・クモを掴むような話・・・クモ図鑑として
100種以上もあげているものを探しても見つかりません。諦めていました。

ネットでコケを検索すると大きな写真で説明してくれるブログが有ります。コケだけではなく色んな分野のものまで載せているようで・・・・その項目の中にクモ類と言うのが有りました。
数種類ぐらいしか紹介していない様なので多分駄目だろうなと思いつつ開いて見たら・・・なんと同じ感じの写真が有りました。コゲチャオニグモと言うのだそうです。
コゲチャオニグモ クモ目 コガネグモ科 オス 本州~九州 夏に出現

名前さえ分かればこっちのもん・・・それでまた検索を・・・・
他の人のブログに載っているものは全然違う感じのものばかり・・・・ええ!じゃあこれって、違うの?・・・・考えてみました。
この写真のものはオスでした。他の人のものは殆どがメスでした。その違いといろいろ変化が多い種なのだとか。
夕方から網をはり始めるのだとか。昼の間はこうして鳥などに狙われないように隠れているんですね。そして死んだふりをするのだそうで、それで動かなかったんですね。
オニグモの仲間には網を昼に張るものと夜に張るもの、網を片付けるもの、片づけないでそのままにしておくものなど色々のようです。このクモは夜に張って、昼に片づけるタイプかもしれません。だからあまり見た事が無いのだと思います。

名前が見つからないと先に進めません。助かりました。ネット網のお陰かな。そして同じ写真を載せていたブログの方、有難う御座いました。今後もまたコケでお世話になります。

2019年1月24日 (木)

一寸だけムシ1

コケの話が少し続いたので一休みして気になる虫の話を少しだけ。
 
コケを探しに市内の森林公園に行った時のことですが、斜面下のコケを見ようとした時に落葉の上に変な虫がいました。今迄に見た事が無い(と思っていました)ものでした。
 
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写真を撮ろうとしたのですが葉の陰に隠れようとちょろちょろ動き回ります。
 
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と言う事でピントが合っていませんが雰囲気だけでも・・・
 
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なんだ?エビかい?ヤドカリの殻の無い奴・・・???
 
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翅もなさそうだし、何かの幼虫なのか?となると探すのも厄介だなあ・・・ということで後日写真にして観察センターに聞きに行きました。イシノミと言う昆虫なのだとか。
 
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イシノミ目 イシノミ科 その下にいくつかの属が有りその下にまた数種が有る。残念ながらどの属のものかも今のところ分かりません。
初めて見たと思ったのですが数年前にも見ていたようです。ピントが合っていない(今回のものよりも)のでそのままお蔵入りしていました。
イシノミだと教えて頂いたときに頭に浮かんだのが「石の実」でした。何で石の実なんだ?
石の実ってなんだ?一度思ってしまうと別のことが思い浮かばない・・・・ネットで調べて見ました。逃げる時などにお腹を地面にたたきつけてノミのようにジャンプして逃げるからついた名前だとか・・・はは・・ほんと、おそまつ。
翅のない無翅昆虫の内の一群。陸生の微細な藻類や地衣類を食べる。水は口から飲まずに腹部の特殊な器官から浸みこませることで吸収する。交尾器官は無いけど生殖は可能。他の昆虫の様な変態はなく卵から同じ形で生まれ、脱皮をしながら大きくなる。寿命は約3年。
ごく普通にいるみたいですが目にすることは余り無いかもしれません。誰にも気づかれずそれでも黙々と生きている。小さなものだけど大きな命、自然ってやはり素晴らしいですね。

 

 

 

 

 

2019年1月23日 (水)

オオウロコゴケ

先日載せたばかりですが、今回何とか裏が撮れたので再度ご登場願いました。切株や岩などについているコケとは違って浮いているので剥がすことなく腹葉も綺麗に見えるでしょう。

色んなコケが生えている所に有りました。表面に出てきているものは少し乾燥気味かもしれません。葉先が円く見えたので別のものかと思いましたが葉先が丸まっていたためで良く見ると両側に小さい歯が見えました。

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少し威勢の良さそうな奴を
選んでみました。葉は長方形だけど先に向かって少し狭まり先端のなだらかに湾入した両側に細く尖った歯が見えます。

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茎の先端に白っぽいものが見えたので花被なのかなと思い見てみました。1本だけ無性芽という事もないと思いますが、ここからまた新しい茎が伸びていくのだと思います。

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こんな所のものも有りましたがこれは花被?腹葉であれば向こう側だけで良いはず。手前側にも同じようなものが見えます。図鑑には花被とか蒴とかには触れていませんでした。ツクシウロコゴケには雌雄異株で雄花被と雌花被が有るのだそうです。

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一応寸法も・・・と思ったけど元からとれなくて途中で切れたので茎の長さは参考にはなりません。これだと1cmそこそこしかありません。側葉の姿もと思ったけど仮根(だと思うのですが)に覆われていてまともに見えませんでした。

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別のものを探しました。何とか見えそうです。裂片が狭三角形のものが4個、幅が茎の約2倍(円弧のものを直線にしてと言う事でしょうか)、離在し、両端は葉と癒合しています。

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他の物でも確認しました。まともに残っているものはなかなか見つけられませんでした。

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何とか裏がとれて良かった。今度は同属のウロコゴケやツクシウロコゴケが見てみたいと思います。

2019年1月22日 (火)

シシゴケ

市内の森林公園に行ってきました。家を出る時には晴れていたのですが、向かうにつれて曇り空になって来ました。以前見ていたコケで気になっていたものが数点あったからです。山に入るとその内ちらほらと雪が舞って来ました。ここは西部になるのでしょうか。強くなる様相では無かったので、長靴を履き完全武装で沢道を下りて行きました。沢沿いの斜面に大きな倒木が数本あり、その内の1本に目的のものが有りました。
 
去年の2月にここで見たコケをアラハシラガゴケ?としていたものが、もしかしたらシシゴケとかユミゴケとか他のものかもしれないと思っていたから、再度観察してみようと思っていました。

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見たら無性芽が一杯ついていて、一目でシシゴケだと思いました。

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シシゴケについても初めてのもので、ネットで調べている時にこんな写真のものが有ったので見てみたいものだと思っていました。

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無性芽が付いていなければ側結論は出ていなかったかもしれません。

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今度は無性芽が無い時点のシシゴケも見てみたいと思います。と言う事でまたアラハシラガゴケはお預けとなってしまいました。










2019年1月21日 (月)

アオモリサナダゴケ

去年の10月初め頃に市内の森林公園に行った時のことですが道脇の大きな木の、むき出しになった根っこの上に生えていました。
 
サナダヒモを編んだように綺麗なコケでした。サナダゴケの仲間なんだろうなとは思っていましたが名前を探しかね、そのままお蔵入りしていました。

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ネットで他のコケの名前を探している時にアオモリの名前が付いたのが有ったのでどんなものだろうと興味を惹かれ検索をかけました。

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これとそっくりでした。青森で見つかったからついた名前なのだそうです。分布としては全国的に有るようですが東北地方に多いのだとか。

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図鑑には有りませんでした。県内でも記録が有りません。最近見つかったものなのか(分布で全国的とか東北地方に多いとか結構情報が多い様なのでそれ程最近でもないだろうし・・・)、もっと新しい、もっと大きな図鑑なら有るのかも。

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もう一度行って見てこようかなと思ったけど、場所を憶えていない・・・・それ程小さなものでもなかったようだから何とか見つけられるかも。

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青森県生まれとすればこれは見逃すわけにはいかないでしょう。故郷を感じた一時でした。


 




 




 















2019年1月20日 (日)

コスギバゴケ?

去年の春だったかに県北部の山に行った時に、偶然にも見つけたコケがコスギバゴケでした。多分この時はTG-5を手にしていなくて、一眼で撮ったものをトリミングしてやっとそれらしいと思えるぐらいの写真でした。今回市内の沼周りの散策路を歩いていて同じものと思われるコケを見つけました。同じものかどうかその時の写真データはなくなってしまったので比較はできませんが、記憶上では同じものだと思いました
 
最初は色々コケを見ている内に小さくて黄色のものが目に入りました。周りには色んなコケが生えていました。この段階では小さくて肉眼では判断できませんでした。(これでも数倍になっていますが)

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カメラで覗いて見たら杉の葉のようで・・・ここにも有ったんだ・・・。

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乾燥してる風だったのでスプレーをしてみました。葉は少し開いた様ですが水滴だらけで見えにくくなってしまったようです。

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今まで見ていなかったので珍しいものが見れたとホクホク顔でいたのですが、一度見つけると目が慣れて来るのか、次々にあちこちで群生しているのを見つけたので、もういいわなあと思いました。
 
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コスギバゴケ ムチゴケ科 コスギバゴケ属 北海道~沖縄 山道の土手、岩面などに密なマットをつくる。緑色。茎は倒伏し、長さ約5mm、やや不規則に1~2回羽状に分枝し、枝の先は時に鞭枝状になる。仮根は腹葉の基部から出るが少ない。葉は離在、横に茎につき、斜めに開出し、3/4まで不等に4裂し、背側の裂片が最も大きい。裂片は披針形で、基部の幅は1~3細胞、全縁。葉細胞は厚膜で表面にベルカが有る。腹葉は3/4まで3~4裂し、葉とほぼ同形同大である。雌雄異株、雌花は短い腹枝に頂生し、苞葉は葉より著しく大きく、卵形で、先端は僅かに2~3裂する。花被は紡錘型、上半はひだ打ち、口部は繊毛で縁取られる。雄花は短枝または長枝につき、苞葉は数対、1/2まで不等に4裂する。
 
一応県内でも良く見られているようです。








2019年1月19日 (土)

スナゴケの仲間4

シモフリゴケ属のネットでよく見かけるものは、エゾスナゴケ、コバノスナゴケ、ナガエノスナゴケぐらいでしょうか。最初に取り上げた物もエゾスナゴケだと思って書いていたのですが図鑑の説明を書いている内に違う感じだったので急きょスナゴケにしました。エゾスナゴケと思われるものに出会えばもっとはっきりするのだと思います。
さて今日はこれら3種と一緒に有った、シモフリゴケ属かと思われるものも見ていました。
 
葉の感じからシモフリゴケ属の仲間だと感じました。茎が長く岩上を這って密に枝を出して茎を立ち上げているようです。ナガエノスナゴケだと思いました。

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雄花盤の様なものが有りました。スナゴケは雌雄異株になっていましたがその他のものには言及していませんでした。蒴を立てているものも有りました。

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這っている茎から出ている感じでした。
 
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図鑑にはやはり雄花盤のことは書いてありませんでした。

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大きくして見た所雄花盤ではないかも・・・・茎が折れたという感じです。そんなに彼方此方折れたというのもおかしい。もしかしたら上部を飛ばして株を増やしているのでは?と思いました。

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写真を大きくして見たら左側の中ほどにその部分から何か細いものが立ち上がっているような感じです。

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この写真でも別のものも見られました。

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UFOの証拠写真のようで申し訳ないのですが、やはり何か細い棒状のものが立ち上がっているように見えます。蒴なのか新芽なのか。

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次の日行ったらみんな丸まっていて他の物とも見分けがつかなくなっていました。でももっと真剣に探して見なくてはと思っています。
 
ハイスナゴケ ギボウシゴケ科 シモフリゴケ属 北海道~九州 茎が長く、多くの短枝を規則的に側方に出し、葉は一般に細長い。本変種(スナゴケの変種)独立の種とする考えもある。
 
大体あっている様な気もするけど・・・ネットでは写真が見つけられませんでした。取敢えずこれも?でしょう。












2019年1月18日 (金)

スナゴケの仲間3

図鑑に有ったナガエノスナゴケ、ナガエって何だろうと思っていました。ナガエコナスビは花柄が長いものだったけど、これは蒴柄でも長いのかな?などと・・・
 
こんなものも有りました。茎が岩の上を這い、枝を次々出しています。

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茎から出て立ち上がったものは余り高くはならないようです。

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葉の先は鋭頭のようですが透明尖は見られません。

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ナガエノスナゴケ ギボウシゴケ科 シモフリゴケ属 本州~九州 山地の渓流沿いの岩上に褐色がかった大きな群落をつくる。茎は長く10cm以上になる。葉はミヤマスナゴケに似るが(卵形の基部から被針形に伸び、先端は鈍頭、又は短く尖るが透明尖は無い。)葉尖に数個の小さい不規則な突起がある事が多く、基部には明瞭な縦ヒダが有る。葉身細胞は・・略・・、表面に少数の低い丸い乳頭が有る。
 
別々の岩でしたがすぐ傍だったので3個体を並べて見ました。
 
右上がスナゴケ、左上がコバノスナゴケ、下がナガエノスナゴケだと思います。

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一応スケールも入れてみました。左からコバノスナゴケ、ナガエノスナゴケ
、スナゴケです。

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縦寸も分かるように(でもなかったけど)、小さな一目盛りは0.5mmです。図鑑に書いてあった寸法よりも小さめです。これからもっと大きくなるのかもしれません。

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大きさや形などからネットで見られるものに振り分けてみました。どなたかのブログに書かれていました。「無理やり当てはめて決めてはいけない」と。20種近くあるスナゴケ属の中での数種をみて当てはめるのは・・・・と思います。・・・・が、もう少し先に進めたら考える事にしようかと。取敢えず全て?が付きます。
























2019年1月17日 (木)

スナゴケの仲間2

今日は2種類目で、コバノスナゴケではないかと思われたものです。今見ている図鑑にはエゾスナゴケもコバノスナゴケも載っていません。どちらもネットの写真との比較だけで判断しました。

昨日のスナゴケに比較して丈が低いものが有りました。スプレーをして葉を開かせた写真も撮ったつもりでしたが、どれなのか見分けがつかなくなってしまったので載せませんでした。

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少し抜いて見ました。這っている茎からズングリとした茎を数本固まって出しています。

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透明尖の存在は分かるが開いた葉の写真が無いと形や中肋の様子が分からない。

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蒴柄は立ち上がった茎の基部から立ち上がっているようです。色形はスナゴケと同じに見えます。

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再度観察が必要のようです。取敢えずコバノスナゴケ?としておきます。図鑑には、シモフリゴケ属には20種近い記録が有るが再検討が必要と書かれていました。この図鑑には全種載っている訳では無く、普通に見られるものとして数種なので別の図鑑で調べるしかないようです。探して見ましょう。

2019年1月16日 (水)

スナゴケの仲間1

森からの帰り道、道脇に縁石代わりに置いて有る小さな岩の上にスナゴケの仲間のようなコケを見つけました。何時ぞや何処ぞで見た物を、エゾスナゴケだと書いたことが有った(と思います)が、それで良かったのかどうかわからないまま、そのままにしていました。色々見ている内に、4種類が一堂に会しているようだったので写して来ました。未だ伸びていないのか小さいのが気になりますが、それぞれ比べてみて判断しました。
 
シモフリゴケかと思うほど白い透明尖が長くて、天気が良ければもっと輝いていたかもしれません。はっきりと記憶していないのですが、丈はもっと高かったと思うのですが、時期が違うので何とも言えません。

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乾燥した所のものはこんな感じでした。
 
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蒴が出来ていたところも有りました。雌雄異株なのだそうでこれは雌株なのでしょう。雄株は雄花盤を作るとか何とか図鑑には書かれていません。見た記憶も有りません。

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未だ帽子がとれていませんでした。(蒴柄は約15mmで赤褐色、蒴は長卵形、嘴は長い。)

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全体的に見た感じです。

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蒴柄がどこから出るのかも参考になると思い撮って見ました。図鑑には書かれていません。

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大分ボケボケですが大きくして見ました。透明尖には歯のようなものが何となく見えるような・・・。

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スナゴケ ギボウシゴケ科  シモフリゴケ属 開けた場所の砂質土上や岩上などに、黄緑色で表面が白っぽい、大きな群落をつくる。茎の長さには変異が大きいが、普通3~5cmで不規則に分枝する。葉は長卵形~卵状披針形、先端はひ表面に葉と乳頭のある透明尖となり、全長2~2.5mm、透明尖の長さには変異が大きくときには無い事もある。葉縁は反曲し中肋は頂端に終わる。・・・中略・・・蒴柄は(前述)、蒴歯は長くて、基部まで針状に2裂し、密に乳頭が有る。
 
エゾスナゴケ ギボウシゴケ科 シモフリゴケ属 日本全土の日当りの良い土上に生える。茎は分枝せず、直立し、長さ1~4cm、葉が密につき、乾くと葉が圧着して棒状になる。葉は長さ2~2.5mm、幅0.7~1mmの卵状披針形~卵状楕円形。葉先は短い透明尖になる。中肋は太く、葉長の4/5~5/6の上部で終わる。葉縁は折れて2重になる。・・・中略・・・雌雄異株。蒴は長楕円状、平滑。蒴柄は長さ15mm、赤褐色、平滑。蒴歯は2裂し、糸状。胞子は見られない。
 
以上のことからこの個体はスナゴケであると思います。
蒴帽が取れた時点、透明尖のピントが合った写真が必要のようです。

 















2019年1月15日 (火)

オオウロコゴケ?

森林公園に入ってすぐに散策路に沿って小川が有るのですが、何時もなら水が流れていて入れる所ではないのですが、この時期天気続きで殆ど水が無かったので長靴を履いて入って行きました。色んなシダ類が見れるかと期待したのですが殆ど見れず、伐採した木にコケ類が見られたのでそちらの方に行ってみました。
 
湿り気が無いのかコケにも元気が見られません。

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一寸良さそうなものを見繕って撮って見ました。

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相も変わらず裏を撮るのをして来ませんでした。何時までも?がとれませんね。

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葉の歯の形、個数からオオウロコゴケと判断しましたが腹葉の確認がとれていないので?を付けたままにしておきます。
 
オオウロコゴケ ウロコゴケ科 ウロコゴケ属 北海道~沖縄 低山地の朽木上、湿岩上、土上などに群生する。灰緑色~黄緑色。茎は長さ6cmになる。葉は重なり、ほぼ対生し、長方形、ただし葉先に向かって狭くなり、葉先は浅く、広くなだらかに湾入した凹頭で、両肩に各1個の細長く尖った歯が有る。腹葉は離在し、幅は茎の約2倍、狭三角形の4歯が有り、基部の両側は葉と癒合する。
 
初めて見るものだと思ったら前にも一度見ていてブログにも取り上げていました。そろそろリストでも作らないと何回も同じことをしそうになって来ました。年寄りだからしょうがないと許してもらえるならそれでも良いか・・・・。









2019年1月14日 (月)

フタバムチゴケ?

前に見つけていたクジャクゴケを確認してから、周りにももしかしたらまだあるのではと思い探して見ましたが見つけられませんでした。そんなにうまい話が有る訳がないと諦めて少し先に進んだ時、やはり同じ斜面に小さく黄緑色のものが目にとまりました。
 
カメラで覗いて見たらウロコゴケとかハネゴケとかの仲間のようなコケが見えました。先端の部分が若芽のように黄緑色でもしかして花?と思いました。

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もしかしたら花被かなと思いましたがそうでもなさそうです。ただ花が咲いているように綺麗でした。

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正面からも撮って見ましたが余り良く撮れてなかったようです。

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急ぐ旅でもないのに、何故か先に進まなければという気持ちが強くて肝心の裏側を撮っていませんでした。この種のものは腹葉とかが有ってその形で種を決めていることは重々知っていたはずなのに・・・・又来ればいいという気持ちが有ったのか・・・・

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図鑑の絵を全部見たけど見つけられませんでした。ネットで見てもしかり・・・名前が分かっていれば調べるのは簡単だけど、その内トサホラゴケモドキの写真が何となく似ているようで・・・・。トサホラゴケモドキの葉の先には2歯が有ります。この個体の葉の先には1歯だけでした。良く見ると茎の先端部分の葉の様子も違います。その仲間かなと思って探しましたが分かりません。諦めかけた時にふと思いつきました。2枚目の写真で黄緑色の部分が鎌首を持ち上げているムカデ、ヤスデの様な・・・・どこかで見たような・・・・もしかしてムチゴケ?・・・・以前見たムチゴケとは全然イメージが違いました。2枚目の写真を良く見ると右側の方に鞭枝らしきものが見えました。殆どは仮根だと思っていましたが1本だけは違うようです。ネットでは名前は有りましたが写真が有りません。図鑑にも説明文は有りましたが何故か絵が有りませんでした。県内の記録を見ると一応は見られているようです。ムチゴケの仲間で歯が1個のものはこれしかありませんでした。フタバの意味が分かりません。若葉の双葉をイメージするならわかるけどもしかして2歯と言う事ではないでしょうね。2歯のものは他の物もあるし・・・。
 
フタバムチゴケ ムチゴケ科 ムチゴケ属 本州~九州 タマゴバムチゴケに似ているが、主として亜高山帯の朽木に群生し、より小形。葉は卵形で先端は1~2歯。腹葉は円形又は円みの有る四角形、上縁は波状又はほとんど全縁。
 
また調べて見なくては・・・と思ったら、どこで撮ったのか憶えていない。何時ものことながら記録するという癖をつけなければ・・・













2019年1月13日 (日)

カラフトキンモウゴケ?

森林公園内の狭い舗装もしていない車道を歩いていた時、道脇に苔むした倒木が有りました。何時もの如くありふれたコケだけなんだろうと思いつつ一応見ておかなければ・・・・と。
 
あまり期待できるような感じではありませんでした。
 
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取敢えずタチヒダゴケを見つけました。今迄は生きている樹の幹、枝で見つけていましたが朽木上にも出るんですね。
 
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その内に別のコケに気づきました。(写真の中央部分です)
 
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ああ、めっけ!見たいと思っていたミノゴケだあ・・・・。
 
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蒴の帽子が蓑を着ているようで正にその名のように・・・・でも他の人のブログで見た物と少し違うような気もするけど・・・・
 
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なんと傍に有った別の木の方には疎らながらあちこちに出ていました。

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なかなかいい感じです。

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葉が縮んだままだと・・・と思いスプレーをして・・・・ありゃ、今度は蒴の方が蓑ではなくなってしまいました。蓑一つだになきぞ悲しき・・・・

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ついでにタチヒダゴケの方にもかけて見ました。同じような葉だなあと思ったら、どちらもタチヒダゴケ科でした。

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ミノゴケではないと判断したのは葉の先が鋭頭に見えたから。ミノゴケの葉先は円頭から鈍頭との事。それで候補に挙がっているのがカラフトキンモウゴケとエゾキンモウゴケです。乾いた葉が強く巻縮しているのか、毛の数が多いのか少ないのか・・・あとは蒴帽がとれて蒴歯が見えてからの判断になりそうです。
カラフトキンモウゴケ タチヒダゴケ科 キンモウゴケ属 本州~九州 一般には山地の樹幹の上部や枝に多い。茎は長さ5~10mm、密に集まって黄緑色の丸い塊を作る。葉は乾くと巻縮し、長さ2~3mm、幅広い、楕円形のやや凹んだ基部から披針形に伸びる。葉先は鋭く又は鈍く尖る。葉縁は殆ど全縁。中肋は強くて葉頂に達する。・・・途中略・・・。蒴柄は2mm前後。蒴は葉からぬき出し、倒卵形で長い頚部が有り、乾くと8本のしわが出来る。気孔は頚部に有って表生。口環は分化する。蒴歯は16本で2本づつ対になっている。内蒴歯の歯突起は8本で細い。
・・・・後略。
 
エゾキンモウゴケ タチヒダゴケ科 キンモウゴケ属 北海道~四国 主にブナの幹や枝の上に塊を作る。全形はカラフトキンモウゴケに似るが葉はあまり縮れず、葉の基部もあまり幅広くない。基部中央の細胞は余り厚膜にならないことが多く、蒴帽には殆ど毛がないなどの点で区別される。
他の人の蒴帽は蒴より短く、ツンツルテンに見えるのですが、これは蒴が見えない位蒴帽が長いように思えます。中の蒴が肥大して来ればそういう風になるのか・・・・もう少し観察が必要のようです。

2019年1月12日 (土)

チャボスギゴケ?

山道の脇に切り崩したような所が有り、何かないかなと思ったけど乾いた壁土で、これじゃ苔も生えないなと諦めていたら、所々薄っすらと湿ったところもあり、コケの姿が見えました。近づいて見たらコスギゴケのようなものが生えて群生していました。コスギゴケはあちこちで見てるしなあ・・・・赤い茎が気になり取敢えず写真を撮っておこう。
 
葉の質感からすればタチゴケの方ではなくスギゴケの方でしょう。

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大きさからすればコスギゴケだろうな。でも茎が赤っぽいのが気になります。

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蒴出も有れば分かり易いのだろうけど・・・・蒴も雄花盤も見られませんでした。

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帰って来てから調べて見ました。コスギゴケの葉は乾くと強く巻縮すると書いて有りました。これは少しは縮れているようですが巻くまでは行かないようです。他の人のブログでコスギゴケを見たら縦方向に折りたたまる事は無く平らなまま巻き込んでいました。これは縦方向に反り細い形になっています。スギゴケの仲間のように茎に接着するのとも違うようです。

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スケールを入れてみました。1/200なので小さな2目盛りで1mmです。これから大きくなるのかどうかは分かりませんが、今の状況では茎長は大きなものでも10mm内外、hの長さは3mm内外に見えます。

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図鑑にはチャボスギゴケの高さが1~4cm、葉は2~6mmとなっています。茎の色までは書いていません、特徴ではないのかもしれません。

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チャボスギゴケ スギゴケ科 ニワスギゴケ属 北海道~九州 灰緑~褐緑色、茎は枝分かれせず、葉は広卵形の鞘部から広い披針形にのび、外観はコスギゴケに似るが薄板の端細胞は常に2叉し、側面から見て上縁は非常に不規則なので区別は容易である。古い標本は水に戻しても端細胞が復元せず、萎んでいることが多い。雌雄異株。雄株は雌株よりも小さい。稀産。
県の記録には無いし稀産と書いてあるのでまさかねえとは思っているのですが。
蒴については何も書いていない。顕微鏡で薄板を見るしかないのか・・・・・。


 















2019年1月11日 (金)

再びマキノゴケ

市内のまた別な森林公園に行ってみました。勿論目的はシダ類とコケ類です。
やはり全部は廻りきれず途中で引き返すことになってしまいましたが、それなりに成果は有ったと思います。シダ類については株数は多かったけど種類は少なく、先日廻った所で見ていたものばかりのようで(まだ整理していないので分からない)したが、コケ類については少しだけ多かったと思っています。マキノゴケも初めて見たのはここだったし、ケゼニゴケ、クジャクゴケを初めて見たのもここでした。その後の様子見を兼ねて行って見ました。クジャクゴケは少し枯れ加減。ケゼニゴケは水嵩が増していて傍に行けませんでした。
 
道脇の斜面の湿ったところにゼニゴケの仲間のようなものが見えました。

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マキノゴケの葉状体の縁は波立っていると書かれていましたが前回のものは殆ど平らでした。大分枯れていたようで、あまりいい見本ではありませんでした。これは未だ新鮮なようで綺麗なので再度取り上げてみました。

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雄器の中にも緑色の球体が見えます。窪みの縁にも小さいながら球体が見え、周囲全体に密生していることが分かります。

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左側には球体が見えず精子が出て行ったあとなのかもしれません。

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裏返ししてみたら赤褐色の仮根が中肋の裏側部分にびっしりと
付いているのが分かりました。

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マキノゴケをあまり見かけていなかったのでそうそう無いものかと思っていましたが、単に認識していなかっただけかもしれません。周囲にも何ヶ所か見つかりました。雌株が無いか探して見ましたが・・・・・蒴が出来なければ見つけられないでしょう。













2019年1月10日 (木)

ノコギリコオイゴケ?

シダを見に行ったのに半分はコケ見になってしまいました。そしてここでもコオイゴケを見つけてしまいました。(と思っていました)お陰で?最後まで回りきれず途中で暗くなって来たので取敢えず引き上げる事にしました。翌日、引き続き廻って見ていたところまた気になる所が有って見たらまた別の所でコオイゴケらしきものを見つけてしまいました。
 
山道脇の少し崩れたような所に少しコケの集団が有る様なので除いて見ました。何やら小さく丸い黄色っぽいものが目につきました。カメラで覗いて見たら・・・

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あったー、コオイゴケらしきものをまた見つけてしまいました。何だ、こんな所にも有ったんだ・・・・。調べて見たらコオイゴケは高山帯、または亜高山帯の林床の腐植土上に群生すると書いて有りました。ここは殆ど低地、丘陵程度なのでおかしいと思いました。

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葉の先が円いと思っていたけど
良く見てみると小さな突起があるようです。

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同じ仲間の低地、低山のもので突起が有るものを探して見たらノコギリコオイゴケと言うものが有るようです。

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葉は通常接在し、背片は腹片の1/2長、長舌形、鋭頭、細鋸歯縁。腹片は曲がった長舌形、亜鋭頭で通常短突起が有り縁に細鋸歯がある。との事ですが、写真では腹片の鋸歯が見えない、突起は見えていました。

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同じコケですが2種類のコケが繋がっているように見えます。成長過程の違いなのかと思いましたが逆になっているものも有り原因は分かりません。

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葉の縁に鋸歯がある事でノコギリと名前が付けられたのでしょう。
以前山で見た物はどうなんだろうと思って見直して見ました。あちらはコオイゴケでよかったみたいです。この仲間も色々あるようでまた別の物に会えるといいなあ。







2019年1月 9日 (水)

キャラボクゴケ?

またまた同じ所に有ったコケです。ホウオウゴケの仲間の様なので調べて見ました。大きさは全体でも1cm無かったと思います。
 
小さいと言っても子供も大人もいるだろうし大きさだけでは判断できないし・・・・

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と言いながら小さいホウオウゴケに絞って調べて見ました。

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この写真から分かる事は中肋が頂部に達し少し突出していることです。このことからエゾホウオウゴケとキャラボクゴケに絞られました。県内ではどちらも見られているようです。

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蒴が有れば、頂部から出ていればエゾホウオウゴケ、茎の基部から出ていればキャラボクゴケと見分けがつくみたいですが、何時つくか分からないし・・・・。
葉の全周に1~2列細長い細胞からなる舷が有り、腹翼にも2~3列の細胞からなる舷が有るのがエゾホウオウゴケ。キャラボクゴケにはない。
背翼の基部が円く終わるのがキャラボクゴケ、書いていないけどエゾホウオウゴケは茎に流れる?
写真からはその辺については推し量れません。もう少し観察が必要です。
どちらにせよ初めてのことなのでこれからの目標と言う事で取り上げてみました。













2019年1月 8日 (火)

コスギゴケの雄花盤

引き続き道を歩いていたら小さなスギゴケの仲間を見つけました。小さいからコスギゴケ・・・・で良いか・・・・
 
花が咲いているようだったから撮って見ました。

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雄花盤で種の決定は・・・・どこにも書いていないのであまり意味なかったかな。

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葉の全周に(基部近くには見えない?)歯が並んでいます。葉の感じからタチゴケの仲間とは区別できそうです。葉は乾燥するとくるくると巻いて縮まるのだそうですが葉先が少し上に反り始めているのが有るようです。

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スギゴケの仲間も多いようでなかなか覚えられません。ヤマコスギゴケと言うのも有るそうで道のりは遠いようです。


















2019年1月 7日 (月)

オタルヤバネゴケ

同じ公園の道脇で気になったものが有り覗き込んだら色んなコケが見つかりました。最初気になったのはイクビゴケですが、何時ものイクビゴケに比べて小さいのでは?と感じましたが葉も枯れかかっていましたから、そんなわけで・・・・と撮って来ませんでした。近づいたおかげで遠くからは見えなかったけどまた気になる所が見えて来ました。
 
こんな所でしたが、普通なら見逃していたところでした。

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とは言ってもそれほど珍しいものでもないのでしょうけど。最初は白く小さなものがポツポツと見えただけでした。カメラで覗いて見たら見覚えのある蒴の姿でした。(実際はこれは蒴が入っている花被です。蒴柄が伸びて先から出てくるのでしょうけどまだ見た事は有りません)

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オタルヤバネゴケだと思います。図鑑で見た時は真白だったので違うのかと思いましたがネットで見た物はこれと同じ色形でした。そして葉の形も同じ感じでした。黄緑色の小さな球形のものは無性芽だそうです。

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ヤバネゴケ属の8種中で似ているものはカタヤバネゴケ、マルバヤバネゴケぐらいのものだと思いますがネットで見ても殆ど名前ばかりで写真が有りませんでした。
葉の切れ込み具合や形、茎へのつき方などから見分けられるようですが・・・一応それも合致していると自分勝手に思い込んだりして・・・・。


























2019年1月 6日 (日)

マキノゴケ

シダ類を探して歩いている時に道脇の、並べて打ち込んでいる丸太杭の上に他のコケと一緒に苔類のコケが目に入りました。遠目にはジャゴケか?と思いましたが近づいて違うのが分かりました。その内黄緑色の三日月状のものが見えました。もしかしてミカヅキゼニゴケ?まだ見た事が無い種類のコケ・・・・コケにも帰化種が有るとこの時初めて知りました。見ている内に思い出しました。三日月状のものが葉状体の端の方にだけしかついていなかったから。
 
マキノゴケの方でした。50cm位の範囲の中に密生していました。

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見たのはこれで2か所目です。あまり多く目にするものでもなさそうです。

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マキノゴケは雌雄異株でこれは雄器、即ち雄株です。この窪みの中で精子が作られるらしいのですがこの穴の開いたところから雨水が入ると流れ出て来るのでしょうか。

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他の物も見てみましたが分かりませんでした。(ミカヅキゼニゴケと勘違いして無性芽を探していました)。良く見ると
球状のものが少し見えます。これが造精器なのかもしれません。穴が開いているのはそれが取れた痕なのか?

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マキノゴケ マキノゴケ科 マキノゴケ属 北海道~沖縄の低地の陰湿な土上、岩上などに群生する。雌雄異株。仮根は赤褐色で腹面の中肋部に密生する。雄株は葉状体の先端に半月状の
造精器を付け、雌株は背面に長い柄の上に長楕円形の蒴を付ける(マッチ棒状)。蒴は片側だけ縦方向に裂け、らせん状の弾糸と球状の胞子を放出する。
2回とも見たのは雄株だけで雌株はまだ見ていません。今年は何とか見つけてみたいものです。蒴が付いている時でないと中々見つけられない、見分けられないのだと思います。





2019年1月 5日 (土)

ヒナノハイゴケ

引き続き同じ公園の樹上に有ったコケです。
 
初めて見た訳ではないのですがケギボウシゴケと似た感じが有るので(私だけの感覚ですが)調べ直して見ました。

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写真を撮っている時に急に白っぽいものが視界に飛び込んで来て蛾か何かがバタバタ
している湯に見えました。傍のものの帽子が風でとれたようです。帽子がとれても赤い蓋が取れなければ蒴歯などは見れない・・・探したけど見つけられませんでした。右脇にはまだ若いものが有りました。

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これについても蒴ばかり見ていて
葉や茎の方を見ていなかったので今回は少しそちらの方も写して見ました。所々に未だ帽子をかぶったままの小さな蒴の姿も見えました。

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去年の9月初めごろに市内のある神社に行った時に、幹にびっしりと生えているコケを見掛けました。何か白っぽいものが見えたので覗いて見ました。

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白くとんがった様な・・・・タチヒダゴケ?と思いました。

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光の関係で写り方が全然違うもんですね。

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タチヒダゴケにしてはヒダが見えないけど?

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大きくして見たらヒダと言うより窪みといった方が良いのかな。また調べて見なくては・・・・・と思いつつ今日まで来てしまいました。順序が逆になってしまいましたがこれもヒナノハイゴケだと言う事が分かりました。

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もう少ししたら帽子も蓋もとれて蒴歯の様子も見れるかもしれません。その内また行ってみましょう。


 











2019年1月 4日 (金)

タチヒダゴケ

毎日寝正月も飽きて来たのでシダの勉強にと市内の森林公園に行ってみました。最初に見つけたのは・・・・樹上に有ったコケでした。桜の木だったかなあ。
 
春の芽吹きみたいな・・・写真ではそうですが実際はもっと小さいので違います。
 
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タチヒダゴケの新しい蒴と胞子が飛んでしまった後の古い蒴が見えます。

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何時も蒴の写真だけになってしまいます。考えてみたらタチヒダゴケの茎とか葉とかどうなっているんでしょう?・・・・と今思いついたので

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実はタチヒダゴケはその仲間の総称で属~目まで有るようです。属の中にも数種あるようです。このコケの名前はコダマゴケ、山の中の樹上のコケを想像してしまいました。ヒダ状の帽子をとると緑の小さな球状のものが出てくるようで小玉の方なのかもしれません。
葉が枯れて細くなっているようで、苞葉との区別が難しい?(やる気がないだけかも)

 















2019年1月 3日 (木)

トウゴクシダ?

引き続き同じところで見たシダです。調べたのですがなかなか見つけられず、ふと気づいたらもしやベニシダ?と思い焦った。殆どが同じだったから。先日のベニシダと違う所と言ったら、先日のものの近くに赤い若い芽が有ったことぐらいでしょうか。葉の先がベニシダは徐々には細くなり、トウゴクシダは急に細くなり短い尾状になる事が多いとのことから違うのかもしれない。
 
トウゴクシダ オシダ科 オシダ属 本州~九州の平地~山地に生える常緑シダ 根茎は斜上し塊状 葉柄の基部に線状披針形、黒褐色の鱗片がつく 葉身は広卵形の2回羽状複葉 先端は急に狭まり短い尾状になる 最下羽片の後側第1小羽片は第2小羽片より短いか同長で殆ど無柄で中裂~深裂 羽軸裏に基部が袋状の鱗片が密につく 羽片は中軸に対し直角に近い角度でつく ソーラスは小羽片の中肋と辺縁の中間につく
 
葉は緑色、先端は次第に細くとも急に細くとも見える。最下部の後側第1小羽片は第2小羽片より短いようです。

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裏側にはソーラスが見えませんでした。

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小羽片の縁には鋭い鋸歯が
見えます。このことは説明に有りませんでした。

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羽軸裏に基部が袋状の鱗片が密についているのが分かります。葉柄の基部の写真が無いのでその鱗片の様子が分かりません。葉柄の色についても記述が無いのでこの辺も変化が見られるのかもしれません。

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ソーラスを付けているものの写真が一緒に有りました。同じものかどうか分かりませんが見た感じ同じものだと思います。

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羽軸に基部が袋状の鱗片が見えますが密とは言えない感じですが落ちてしまったのかもしれません。ソーラスの方も小さくなっているようです。

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小羽片は基部の後側の羽軸に流れるように付き、下部の小羽片には短い柄がある。
トウゴクは東国で東北地方を意味するのかと思ったら愛知県の東谷山で見つかったからなのだそうです。そして東国は関東地方の事なのだそうで間違って憶えていました。トウゴクサバノオとかトウゴクミツバツツジとか・・・・。





















2019年1月 2日 (水)

ヤマイタチシダ?

去年の10月末に海の近くの山に行った時に道脇で見たシダ類です。海とは直接的に関係は無いと思いますが、崖地が多いのはコケ、シダ類にとっては魅力の場所かもしれません。
 
見た感じから緑が濃くて厚ぼったい様な・・・葉の表面に艶があるようなない様な・・最下部の羽片の下の第一片が長いというのが特徴なのでしょう。

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葉柄の鱗片が淡褐色で広披針形、黒色のものも混じって密生?しているようです。

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葉の裏は白っぽく中軸に袋状の鱗片が密生しています。残念ながらソーラスは見えませんでした。まだ若いからだと思います。

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袋状の鱗片の様子を大きくして見ました。裂片の縁が裏に巻いています。厚ぼったく見えるのはそのせいでしょう。

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ヤマイタチシダ(イヌイワイタチシダ) オシダ科 オシダ属 北海道~九州の山地の林縁に生える常緑性のシダ。根茎は短く斜上 葉柄基部に広披針形で淡褐色~黒色の鱗片がつく 葉身は2回羽状浅裂~全裂で先端は次第に細長くなる 最下羽片の後側第1小羽片は大きく無柄で、小羽片は僅かに裏側に巻く 羽片先端の辺縁は全縁 羽軸裏側の鱗片は袋状 ソーラスはやや大型で小羽片の中肋と辺縁の中間につく。
イワイタチシダとモトイタチシダの無融合生殖種で雑種ではないのだとか。
もう少し成熟してソーラスも見られれば確実性が増すでしょう。また会える日まで・・・。





















2019年1月 1日 (火)

クサソテツ

新年あけましておめでとうございます。今年もまた山野を駆け巡ります。シダやコケや花々、小さな虫から大きな動物まで生きとし生けるもの写真に撮って見たいと思っています。ハードデスクが壊れて何もないと思っていたら今年の7月後半に撮ったものがカメラの中に残っていました。取敢えずはその辺から始めましょう。
 
山道脇に生えていたものですが何者か分からずに取敢えず撮っていました。どうやらクサソテツ・・・山菜として採っていたコゴミの大きくなったものらしい。常々ワラビやゼンマイなどの大きくなったものをもっと見ておかなくてはと思っていたところでした。モミジガサもシドケとして毎年食べていたけど野草園で見た時に、花が咲くんだと、妙に感心したりして・・・・
オオバショリマと言うものにも似ているのだそうですが県内の記録によれば高い山に有るようで・・・・ここはそれほど高い所ではないので違うでしょう。

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これは別の所で見た物ですが、この時はイヌガンソクの胞子葉だと思っていました。調べて見るとクサソテツの別名ガンソクと言うのが有り似た様な胞子葉でした。今迄コゴミ採りをしていてその存在に気づきませんでした。もしかしたら胞子葉が出るのはもっと後になってから出るのかもしれません。ゼンマイであれば同じ株に一緒に出ていて、オトコゼンマイとかオンナゼンマイとか言って見分けて採っていました。その辺については来春確認してみましょう。

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クサソテツ 北海道~九州の河川敷や山麓の湿地に生えている 葉は2形で、栄養葉は葉身は倒卵状披針形の2回羽状深裂、艶の無い鮮緑色 葉柄は赤褐色~黒色 下部の羽片は次第に短くなる 胞子葉は栄養葉より短く、羽片の辺縁は羽状に浅裂、裏に巻いてソーラスを包み込む



















































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