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2020年1月

2020年1月31日 (金)

マエバラヤバネゴケ?

先日のオオヒシャクゴケと思われるコケの近くに有ったものです。オタルヤバネゴケか何かの幼体で未だ葉が揃わないものかもしれないと思い、写真は1枚だけでした。

図鑑をめくっていて似た様な画を見つけました。先が2裂した葉が間をおいて交互についています。茎に斜めについていてイチョウゴケの仲間でしょう。

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マエバラヤバネゴケ イチョウ(ウロコ)ゴケ科 タカネイチョウ(ウロコ)ゴケ属 北海道~九州

「山地の石灰岩上に散生またはゆるい小さな群落をつくる。淡褐色。茎は長さ5mmになり、基物上を這い、分枝は少ない。葉は離在し、茎に斜めにつき、広く開出し、長方形~楕円形、1/3~2/3まで2裂し、裂片は三角形または狭三角形で、鋭く尖る。中略。腹葉は通常なく、ときに痕跡的にあり、線状。無性芽はない。」(原色日本蘚苔類図鑑より)

基物が石灰岩だったかどうか、茎長が5mmだったかどうか・・大体場所すら覚えていないという何とも情けない・・・ただ、ここの山にもいろいろ面白いものが有るなと思いました。今年もまた行って見ましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年1月30日 (木)

オオヒシャクゴケ?

去年の8月13日に市内の山に登った時に見たコケの写真を見直していたら気になったものが有りました。ヒシャクゴケの仲間の様で黄緑色っぽいのでキヒシャクゴケではないかと・・・単純ですねえ。

どういう所に生えていたのか記憶に無いのです。この時はコケ見に行った訳では無かったので採取もして来ていませんでした。

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キヒシャクゴケの説明を見ると少し違うように思いました。

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腹片も背片も歯で縁どられ鋭頭なのである程度絞り込めます。

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キールの長さや腹片、背片の長さの比率、キール部分が湾入しているなどからオオヒシャクゴケだと思いました。(この写真の右下のコケをオタルヤバネゴケかその仲間だろうと思っていましたが・・明日に続く)

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写真の撮り方に寄っても・・・図鑑の画は根元側の方から見上げるような感じなので・・イメージが違うようです。

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下の2枚は少し違うような気がしましたが一緒に取り上げてみました。

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この方向からだと図鑑の画と比較しようが有りません。

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オオヒシャクゴケ ヒシャクゴケ科 ヒシャクゴケ属 本州~九州

「やや高い山地から亜高山帯の岩上、腐植土上などに群生する。緑褐色~黄褐色。茎は長さ4cmになる。葉葉は接在し、茎の下より上までほぼ同大、葉面は茎を含む面に対しほぼ直角に開く。背片は卵形、腹片の2/3長、鋭頭、歯で縁どられ、基部は長く茎に流下する。腹片は卵形、鈍~鋭頭、歯で縁どられ、基部は長く茎に流下する。キールは腹片の1/3長、少し湾入し、翼はない。後略。」(原色日本蘚苔類図鑑より」

一応県内でも記録が有りますが、この山ではまだ見られていないようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年1月29日 (水)

ギンゴケ

去年の7月25日に植物園で一杯蒴を付けたギンゴケを見ました。コケ見を始めた時に、初めて探したのがこのコケだったと思います。そうです。探したんです。今にして思えば変な話です。自宅を出てすぐの道脇にも幾らでも有ったのに・・。その後何年かしてこの植物園で無性芽を付けたギンゴケを見つけて感動したり・・蒴を見たのは初めてでした。

あれえ、これってギンゴケだっけ?と思うほど白っぽく見えない。

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蒴はギンゴケのもの?もしかしたら何時も傍に生えているホソウリゴケのものかも・・

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どう見ても細瓜ではないな。

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蒴の出来始めってこんな感じなんだ・・

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良く見ると先端の方が白くなっている。

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ホソウリゴケに囲まれてしまった・・

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ギンゴケ カサゴケ科 ハリガネゴケ属 北海道~沖縄

「小形で各地の岩上、地上やコンクリートの上などに白緑色の密なマットをつくる。茎は細くて、高さ5~10mm。葉は覆瓦状につき、広い卵形で深く凹み、長さ0.5~1mm、先端は短く尖る。葉縁に舷はなく全辺。中肋は葉頂より下で終わる。葉の上半の細胞に葉緑体が無くて透明なことは著しい特徴である。中略。雌雄異株。蒴は小形、細い柄から下垂する。後略。」(保育社、原色日本蘚苔類図鑑より)

間違っても間違わない?みたいな書き方だったので・・仕事で出かけた時、昼休み時間に道に出て探して見ました。それらしきものがすぐに見つかりました。カメラを持って行ってなかったので、仕事が終わって帰宅してからまたバスに乗って現地に行き、無事に?写真を撮って来ました。(車で行くと駐車場が無いのでどうしようかと迷ったりして・・・)この時は普通のコンデジだったけど、一応マクロ撮影もできる機能が有ったので何とか撮れていました。笑ってしまいますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年1月28日 (火)

ヒラトラノオゴケ

アキウロコゴケを見た後、近くの小さな祠のような所で見つけたコケです。

初め見た時はちょっと変わったコケだと思いましたが、その内どうせ良く見るオオトラノオゴケか何かだろうと思いました。

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それでも一応は調べて見なくてはと思い少し頂いてきました。

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茎が黒っぽく艶があり硬い。オオトラノオゴケのような感じでは在りましたが葉の感じが違います。

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オオトラノオゴケはもう少し葉が丸く凹んでいるような感じのはず。トラノオゴケにしても同じはず。

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このような茎をしているものはコウヤノマンネングサ・・葉の感じもそうだけど、やけに平べったい。

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コウヤノマンネングサはもっと立体的なはず。

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以前近くに来た時にコケの先生から、この辺にヒラトラノゴケと言うのが有ると教えて貰っていたことを思い出しました。帰ってからネットや図鑑で調べたけどその名前は出て来ませんでした。

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小さめについていたものを湿らせたものです。上のものとは全然違う感じですが同じ茎で繋がっていたので同じものでしょう。キダチヒダゴケ(コトラノオゴケ)にそっくりです。

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コケの先生に写真を送って見てもらいました。中肋の背に数個の歯が見えるのでキダチヒダゴケではなくヒラトラノオゴケだろうとの事でした。キダチヒダゴケは近畿地方以西となっていますが県の記録には有ります。

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キダチヒダゴケはヒラゴケ科のオオトラノオゴケ属になっているのでヒラトラノオゴケも同じだとは思うのですが今のところ情報がなく分かりません。

何回写真を見ても歯を確認できませんでした。顕微鏡で大きくして見なければならないようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年1月27日 (月)

フォーリーイチョウゴケ?

フォーリーイチョウゴケについては前回書いていたのですが、同じ時に撮った写真を見直していたところ、もしかしてこっちがそうではないかと思われるものに気づいたので、書き直して見る事にしました。

最初は無性芽が葉の先に付いていたので、ヒメトサカゴケと勘違いしてしまいました。良く見ると葉のつき方が違うし、無性芽の付き方も違うし、この程度の大きさにすると葉の細胞らしきものが見えているはずです。

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少し方向を変えただけで結構雑に撮ったのでしょう。ピントが合っていません。

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フォーリーイチョウゴケ イチョウゴケ科 タカネイチョウゴケ属 北海道~九州

「亜高山帯の朽木上、樹幹基部などに群生し、ときにより下部の森林にも見られる。黄緑色~濃緑色。茎は長さ1cmになり、基物上を這い、先端はわずかに斜上し、分岐は少ない。葉は接在またはわずかに重なり、茎に斜めにつき、広く開出し、背側にやや偏向し、縦長の卵形、1/4~1/3まで2裂し、各裂片は三角形でとがる。中略。腹葉はない。無性芽は葉先に付く。」(保育社、原色日本蘚苔類図鑑より)

再度行って見付けられるかどうかが心配です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年1月26日 (日)

アキウロコゴケ?

1月6日に県南の山に行って来ました。雪が心配で急遽タイヤを履き替えましたが、温暖化のせいか凍るほどの温度にもならず途中の道は快適でした(朝早いのだけは辛いけど)。山の中も薄っすらと白くなったところが疎らに見えるだけでコケ探しには支障は有りませんでした。

大きな岩の横上に有った苔類です。ツボミゴケとかウロコゴケとか言った類のようです。

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何れにしろ初めて見るもののようです。

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少し頂いて来て調べて見る事にしました。

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ばらして見ると全然雰囲気が違って見えます。保育社の図鑑の口絵の中から探して見ました。

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オオホウキゴケとかツボミゴケとか色々似た様なものが有ったけど葉に赤みがさしているとい事からアキウロコゴケではないかと思いました。

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茎の先に有るのは苞葉だと思うのですが縁には歯らしきものは見えません。茎の腹側には仮根らしきものは見えますが複葉は見えません。腹苞葉なるものも有るようにも見えるけど写真では確認できません。違うのかなと思いましたが胞子体の姿も見えないのでこれらは雄株、雄花だから・・と考えれば・・と勝手に納得。4枚目の写真のように苞葉の下辺りからまた先に茎が伸びている様な(雄花は茎に頂生または途中にあり)姿から間違いないのではと思い直しました。(都合のいいように解釈しています)

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細胞の姿が見えそうなのでもう少し大きくして見ました。120倍と言う倍率でこの程度見れるのですから、細胞が大きいと言えるでしょう。厚膜なのか薄膜なのかは分かりませんし、トリゴン、三角形と言う事についても残念ながら分かりませんでした。

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アキウロコゴケ イチョウウロコゴケ科 アキウロコゴケ属 北海道~九州

低山地より亜高山帯までの朽木上、岩上などに群生する。灰緑色~赤褐色。茎は長さ1cmになり、基物を這い、殆ど分枝しない。仮根は茎の先端では葉の腹面側の基部から出るが、茎の中、下部では茎の腹面全体から出る。葉は重なり、茎に斜めにつき、広く開出し、茎の先端では背側に偏向し、楕円~円形、円頭、全縁。葉細胞は大きく薄膜で、トリゴンは大きく、三角形、表面は平滑。中略。腹葉は数細胞で、微小。雌雄異株。雌花は茎に頂生し、苞葉は葉よりも大きく、歯で縁どられ、腹苞葉は披針形、3~4本の長歯がある。花被は楕円形、上半は多褶、口部は狭くなり、長毛で縁どられる。雄花は茎に頂生または途中に有り、苞葉は数対。(保育社、原色日本蘚苔類図鑑より)

アキウロコゴケのアキって何だろうと思いました。葉が赤くなっているから、紅葉をイメージしてかなと思いました。ところがツボミゴケ科にキウロコゴケと言うのが有る事を知りました(四国~沖縄)。もしかしてこいつは黄色かなと思ったら案の定、黄緑色との事。アキウロコゴケは赤みを帯びた黄色なので、アカのアを付けてアキウロコゴケ・・・どうでしょうか。同じツボミゴケ科にアカウロコゴケと言うのも有るようで・・そのことも有ってアキウロコゴケ。カラスノエンドウ、スズメノエンドウ、カスマグサを思い出しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年1月25日 (土)

ヒロハツヤゴケ?

ネットで分からないコケを調べていたところ、去年見た別のコケに似ているものを見つけたので比べてみました。似ているというだけで何の根拠も有りません。取敢えず土俵に上がっただけです。

このてのコケは皆似た様な感じに見えてあまり乗り気ではありませんでしたが蒴が一杯ついていたので取敢えず撮って来ました。

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そもそも何科なのかも見当がつきませんでした。

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鮮には違いないのだけど・・

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右下の葉の形が似てる!ただそれだけです。

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蒴の様子も比べてみました。似ています。

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ヒロハツヤゴケ ツヤゴケ科 ツヤゴケ属 北海道~九州

「各地の岩上や木の根元などに光沢のある黄緑色の扁平なマットをつくる。茎は這い、平らにやや羽状に分枝する。枝は葉を含めて普通幅1~2mm。葉は明らかに扁平につき、卵状楕円形、枝中部の葉で長さ2mm前後、葉身部は強く凹み、葉の先端はやや幅広く尖る。中肋は非常に短く、葉縁は殆ど全辺。中略。
雌雄同株でよく蒴をつける。雌苞葉は長さ約2mm、幅広い披針形で下部は鞘状。蒴柄は褐色で長さ7~15mm。蒴は長い卵形で直立、相称。蓋には嘴が有る。口環はよく発達する。外蒴歯は広い線形で全面に密に細かい乳頭がある。内蒴歯の歯突起は低い基礎膜の上に有り、線形で細かい乳頭におおわれ、縦に裂けめが有る。後略。」

これに寄って調べられる項目が出来て来ました。再度観察の必要が出て来ました。葉に艶があるという見掛けも種を決める条件になっているとは・・。

去年の12月18日に県北部に仕事で出かけ、早く終わったので帰り道の途中で少しわき道に入りコケの写真を撮っていました。これが「道草」、「わきみちの楽しみ」です。学生時代なら学校に行かず山で遊んでいれば「山学校」と言うのでしょうけど、暇な人間には「山学校」も「道草」も当てはまりません。単純に「暇つぶし」なだけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年1月 5日 (日)

ウロコゼニゴケ?と?

沼の周りで見た苔類の名前が分からずにいましたがネットで色々見ている内に同じようなものが見つかりました。ウロコゼニゴケと言うものらしいのですが保育社の図鑑を見たら有りませんでした。帰化種ともされていないし最近見つかったものなのか・・。ウロコゼニゴケ科 ウロコゼニゴケ属 ゼニゴケ目かと思ったらフタマタゴケ目でした。その後野草園内でも見つけたので調べて見ました。

沼の周りの湿地と言っても昔は田んぼだったのかもしれませんが、畦らしきものは見えません。葦類も入ってきてないし雑草も殆ど見られません。先日のナガサキツノゴケもウキゴケ、コハタケゴケ、アゼゴケなどもここで見られました。

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今回はナツメ社のコケ図鑑から「日当りの良い裸地に生え、鮮やかな緑色をしている。茎と葉の境界があまりはっきりせず、葉はフリルの様に波打つ。その外観はまるで小さなレタスの様。葉は円頭~やや凹頭、全縁。雌雄同株で胞子体を良くつけ、蒴は球形で葉の上に散在。蒴が未成熟の時は黄緑色をしているが、成熟すると黒くなる。」

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本当にレタスのようです。葉状体の上に所々小さな黄色の球形のものが見えます。

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こうなるとレタスには見えません。

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これが本当の姿なのでしょうか。

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これは傍に有ったものですが同じものでしょうか?形は似ていますが肌荒れでもしている様な・・

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ここからは野草園内で見た物です。ここのものは蒴が少し大きくなっているようです。黄緑色の球形のものの一部が見えています。

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これもそうでしょう。

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写真右側のものですが、ブツブツお肌だけど前述のものと違ったものだと思うのですが・・

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色々調べて見たのですが分かりませんでした。幼体なのかと思ったりして・・以前福島の渓谷でも同じものを見ていたなと思ったけど当時の写真ネタは全部消えてしまったので比べようも有りませんでした。

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肉厚なので違うものだとは思うのですが・・スジゴケの仲間とか・・ちょっとスジ違いかも・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年1月 4日 (土)

ナガサキツノゴケ

ナガサキツノゴケと思われるものを去年の10月初めごろに沼の周りの湿地で見ていましたが、確信がつかめずにいました。野草園で見た物をニワツノゴケだと決める事によって、別のものだからこちらがナガサキツノゴケだと判断できました。そう思うと葉状体の背面になんとなく隆起が多いとか、蒴の先端の色に違いがあるとか見えるようになってきました。此方に有るツノゴケ類は今のところあまり数が無いので1つ特定できるだけで判別が楽になります。(消去法だと新種発見には繋がらなくなりますが・・・)

図鑑によると「庭先や畑の土上などに点々とロゼットを作る。黄緑色。ロゼットは径1cmぐらい、不規則に切れ込み、広がって波打ち、背面に褶状の隆起があり、内部には大小の空所が有り、所々に藍藻のコロニーが有る。雌雄異株、包膜は円筒形。胞子体は円柱状、長さ1~2cm。胞子は黒色。中、後略。」

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径は1cmを少し超えるぐらい。葉状体の背面には隆起が多い。所々に濃い緑色の丸いものが見えます。藍藻のコロニーなのでしょう。

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近くにツノゴケモドキも有って葉状体だけだと見分けは難しいかもしれません。ただ胞子体がどちらも出ていない時期が有るのかどうかも分かりませんが。

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胞子体が完熟していない様で、先端が裂けず、胞子の色も確認できませんが、別の図鑑によると「ニワツノゴケは黄色~褐色になる。ナガサキツノゴケは黒色~褐色になる」とのことです。ここのものに関しては、最初上半分ぐらいが白っぽくなってから黒っぽくなってきている感じに見えました。

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参考としてツノゴケモドキも載せてみました。数種類あるようですがこちらではこの1種だと思います。

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あと残るはアナナシツノゴケとミヤケツノゴケだと思います。アナナシツノゴケは静岡県以南となっていますが本県では絶滅危惧種として記録が有ります。何時か見つからないかなあと期待して・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年1月 3日 (金)

ネジクチゴケ

去年の7月1日に観察会の下見に高い山に行ったのですが、その時に撮っていた写真の中に少しコケのものも有りました。蒴がついたものが有ったからでしょう、記憶が定かではありませんが取敢えず撮っておこうと思ったのだと思います。ただピント合わせがままならず1枚撮っただけ。なんとか蒴歯が捻じれている様な感じがするというだけですが、葉の形も似ているので間違いないと思います。ネットで他の人のブログで見て、見てみたいと思っていましたが、まさかもう見ていたとは・・

蒴も大分過ぎた感じですがまだ何とか見れる程度で残っていたようです。

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何とか分かる程度だと思いますが撮れていて良かった・・。初見でした。

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ネジクチゴケ センボンゴケ科 ネジクチゴケ属 北海道~九州

「各地の岩上や人家近くのコンクリート上などに、低い褐色を帯びた密な群落をつくる小形の鮮。茎は長さ1~3cm、葉は披針形、長さ約2mmで先端はまるいが、中肋が短く突出する。葉は乾くと巻縮する。葉縁は中央以下で反曲し、葉身細胞は方形、長さ5~8μ、多くの半月状の小乳頭があって暗い。雌雄異株。蒴柄は褐色~赤褐色、蒴は長卵形、蒴歯は32本、糸状であるが、繩状によじれ、密に小乳頭がある。後略。」

蒴歯が糸状でよじれていると写真でだけの判断なので、再度行って見ての観察が必要かもしれませんが、ごく普通に低地でも見られるようなので探して見たほうが良いのかもしれません。この葉はどこかで見ているのかもしれませんが、蒴がなくて見逃しているのだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年1月 2日 (木)

タカネミゾゴケ?

去年の8月31日に高い山に絶滅危惧種とされているシダ類を探しに行きました。1か月前にも同じ目的で探し回ったのですが見つからないだけではなく突然の豪雨に見舞われ、形ばかりの雨具では役に立たず上から下までびしょ濡れになってしまいました。それに懲りずにまた探し回りましたがやはり見つけられませんでした。結局目的は達せられませんでしたが、多くのコケを見つける事が出来ました。テガタゴケもそのうちの1つでした。

はっきりとした場所は記憶に有りませんが、多分コオイゴケ風のコケを撮っていた時に、その周りのものも撮っておこうと撮ったもので、何のコケだかも分かっていませんでした。

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色々図鑑で調べていて似た感じのものを見つけました。タカネミゾコケと言うものにそっくりだと思います。
図書館で借りてきたナツメ社のコケ図鑑に載っていました。保育社の図では分かりませんでした。

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ナツメ社コケ図鑑では、
「植物体はツヤのある緑色だがしばしば赤色を帯びる。直立し、殆ど分枝しない。葉は横につき、接在もしくはゆるく重なる。葉は長さと幅が同長で、浅く2裂して(葉長の1/5~1/3程度)、裂片は円頭~鈍頭。腹葉はない。花被は円錐形で小さい。近縁種のホソミゾゴケは、サイズがやや小さく、裂片が鋭頭。また、アカタカネゴケは赤褐色~黒褐色で、葉縁は著しく外曲する。北海道~九州。」

保育社では、
「低山地より高山までの湿った岩上または土上に密な小さいマットをつくる。緑色~赤褐色。茎は長さ0.5~2cm、斜上または直立し、分枝は少ない。仮根は少なく、無色または赤みがかる。葉は接在または重なり、茎に横につき、広くまたは斜めに開出し、樋状、展開すれば円形で、1/5~1/3まで2裂し、裂片は不同で円頭、時に亜鋭頭。中略。雌雄異株。ペリギニュームは直立する。花被は苞葉よりわずかに短く、円錐形、細胞膜は薄く透明、口部は不規則に4~6裂する。雄花は茎に頂生し、苞葉は2~3対。北海道~九州。」

今回は図鑑の写真に助けられました。裂片が円頭と言う事で保育社の図鑑で探していましたが、写真を1枚しか撮っていなかったので 挿絵との比較では決めかねていました。普段は写真より絵の方が分かり易いと思っていましたが今回は写真でドンピシャでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年1月 1日 (水)

フォウリィイチョウゴケ?改めオヤコゴケ?

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
去年の末頃から山に行くことも無く家の中でコケの写真とにらめっこです。去年はコケに始まりコケに終わりました(途中は抜けていますけど)。今年もまたコケで始まります。

テガタゴケの傍に有ったものがモミジゴケに感じが似ているのではと思い調べている内に、そう言えば他でも似た様なものを見たなと思い出しました。この写真が出て来ました。

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調べている内にネットで似た様なものを見ました。オヤコゴケと言うものに似ている・・・葉先に無性芽も付けているし・・・。県内の記録を調べて見たら有りませんでした。説明をよく読んでみるとオヤコゴケにはキールに翼が有ると書いていました。キールって何処?翼って何処?見つけられませんでした。

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どうやらフォウリィイチョウゴケと言うものらしい。図鑑ではフォウリィイチョウウロコゴケと書かれていましたが他を見るとウロコは付いていませんでした。

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枝分かれしたところを見て葉の裂片が多いように感じて勘違いしてしまったようです。

こんな調子ですが今年もよろしくお願いいたします。

*2020.01.27訂正
フォーリーイチョウゴケらしきものを新たに見つけたので、こちらはオヤコゴケではないかと思います。県内ではまだ見られていないので確認が必要です。

オヤコゴケ イチョウゴケ科 タカネイチョウゴケ属 北海道~九州
「やや高い山地の朽木上、岩上など小さいマットをつくる。緑色で柔らかい。茎は這い、長さ1cmになり、二又状に分枝する。葉は離在、またはわずかに重なり、茎に横につき、斜めに開出し、不同に2裂し、背側の裂片は小さく、不定形、0~2個の側歯があり、先は尖り、腹側の裂片は舌形で、先は尖り、0~数歯がある。キールは長く、広い翼がある。中略。腹葉はない。無性芽は葉先に付く。」(保育社原色日本蘚苔類図鑑より)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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