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2020年2月

2020年2月29日 (土)

エゾヒメヤバネゴケ?

同じところで見たコケの写真からまた別の新しいコケを見つけました。

初め見た時は極普通にチョウチンゴケか何かだろうと思っていました。

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チョウチンゴケにしてもおかしい。中肋が見えません。分からないまま暫く放っていました。

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今日改めて見直していたら、尖った葉が数枚付いていると思ったら、イチョウゴケのように葉先が2裂していることに気づきました。苔類の方でした。

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この葉の割れ方からするとシロヤバネゴケかなと思いました。挿絵は有っても写真が無いので決め手が有りません。説明を読むと何となく似ている様な・・「茎は不規則に1~2回羽状に分枝する」は全然違うようだし・・エゾヒメヤバネゴケと言うものが有るようですが、平凡社の図鑑に写真が載っていましたが、それと比べると葉が少し広い様な気がして違うのかなと思いました。近くにイトウロコゴケ?と思えるものが有ったのですが、これも大きくして見ると、小さな葉の先が2裂しているものが見えました。エゾヒメヤバネゴケの説明を読むと、2裂した葉が2枚あり、腹葉も同じ形だと言う事。茎の下の方から鞭枝を出すとの事。この2つは別物と思っていたけど、親子だったんだ・・・

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もう一回しっかりと観察してみたいと思ったけど、何処で見たんだっけ?・・珍しい事にそこの写真を撮っていました。これなら見つける事が出来るでしょう。と思いつつ、この石?の大きさは?ポンと蹴っ飛ばされでもしたらすぐに見つけられなくなってしまいそう・・かも。でも良くこの小さいものの中から撮る気になったものだと我ながら感心しました。

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エゾヒメヤバネゴケ ヤバネゴケ科 エゾヒメヤバネゴケ属 北海道~九州

「渓側の岩上に小さいマットをつくる。緑褐色~灰緑色。茎は長さ3~10mm、立ち、下部から鞭枝を出す。仮根は茎の下部または鞭枝の先から出る。葉は離在し、茎に横につき、長卵形、背縁と腹縁はやや内曲する。葉先は1/4まで2裂し、裂片は狭三角形。中略。腹葉は葉とほぼ同形同大、または披針形。雌雄異株。雌花は茎に頂生し、苞葉は葉に似てやや大きく、腹苞葉は苞葉に似る。花被は紡錘形、口部は狭まり、微歯がある。雄花は茎に頂生し、苞葉は5~7対、ゆるく重なり、葉より大きい。」(保育社 図鑑より)

県内でも見られているようですが余り多くは無いようです。市内にも有る様でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年2月28日 (金)

ヒメウルシゴケ?

同じところで撮った写真を色々見ていると、あれ、これは?と思えるものが次々と出て来ます。分からないものばかりで調べるのが大変ですけど・・反面楽しい。

苔類を見ると嬉しくなってしまいます。なのにこの時はどうしたんでしょう。裏を撮っていませんでした。

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撮った時間を見てみました。夕方5時を過ぎた所でした。暗くなって来たり、電池残量が少なくなって来てたのかもしれません。裏が撮れなければこの種は判別が難しい・・・と思ったら・・・

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上の写真を大きくして見ました。なんと一部分だけですが裏が見えていて、袋状の腹片とか、腹葉と思われるところに細い棘状のものが見えました。調べたらヒメウルシゴケの様でした。

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ヒメウルシゴケ クサリゴケ科 ヒメクサリゴケ属 北海道~沖縄 (ヒメウルシゴケ科 平凡社 図鑑)

「山地の朽木上、樹幹基部などに群生する。淡緑色~緑色、茎は長さ1~2cm、不規則に羽状に分枝する。葉は不同に2裂し、背片は重なり、広く開出し、卵形、先端は急に長く鋭尖頭、縁に4~12個の長刺がある。腹片は袋状で1点で背片につながり、茎より離れ、長さは幅の1~2倍、開口部は下を向く。中略。腹葉は接在、深く湾入して茎につき、幅は茎の3倍、円形、1/2まで2裂し、裂片は三角形で長くとがり、側縁に10~20個の歯がある。雌雄同株。雌花は茎に頂生し、苞葉は1対、苞葉の直下から左右に新枝を出し、苞葉と腹苞葉は2裂し、縁に長歯がある。花被は3褶。」(保育社 図鑑より)

細部を撮っていないので、歯の数がはっきりと分かりませんが4個を超えているようですので間違いないと思います。以前の記録を調べると、福島県の渓谷に行った時にジャバウルシゴケを見ていたようで、見比べるとやはり違って見えました。

殆ど斜上状態で基物についている部分が少ないので、裏返せば綺麗な裏が撮れたはず・・・残念!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年2月27日 (木)

ヒナトラノオゴケ?

昨日と同じ森の中で見たものですが、何処でどうして撮ったのか記憶に有りません。コケなのに一眼で撮っていました。興味があれば顕微鏡カメラで撮っていたはず。後から出て来るコケの為に電池を温存しようと考えたのだと思います。今思えば残念!としか言いようが有りません。どうせ分からないだろうという気持ちもあったのでしょう。急いで先に進もうという気持ちもあったのか、暗いせいもありブレブレの写真になってしまいました。しっかりと調べてから載せるべきかもしれませんが、忘れてしまうかもしれないので記憶に残しておくためにも敢えて載せる事にしました。

同じ様なものを2枚も載せることも無いでしょうけど、分からないだろうと思っていたものが見つかったので、嬉しさのあまり・・・です。

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平凡社の図鑑を見ていたら・・ん?似てる・・と言う事で、今度はネットで見てみました。1人の方だけでした。

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ヒナトラノオゴケ シノブゴケ科 ヒナトラノオゴケ属 北海道、本州

「山地の湿った岩上などに黄緑色の厚い群落をつくる大形の鮮で、全形はシノブヒバゴケに似る。第一次茎は葡うが第二次茎は斜上し、多くの枝を付けてやや樹上になる。枝は葉を含めて幅0.5~1mm、先端は普通細く尖る。茎や枝の表面は多くの枝分かれした毛葉で密に覆われる。茎葉は広い卵形で凹み、深い縦じわがあり、先端は長く尖り、長さ約1mm。枝葉は小形で心臓状卵形の基部から長く広く尖り、縁は弱く反曲し上部に歯がある。中肋は葉頂下に終わり、背面に少数の歯がある。中略。。雌雄異株。蒴柄は長さ10~12mm。蒴は卵形で直立、相称、蒴歯は2列。」(保育社 図鑑より)

シノブヒバゴケが似るとの事ですが写真を見る限りヒナトラノオゴケの方だと思います。県内に於いてはシノブヒバゴケは見られているようですが、ヒナトラノオゴケは見られていないようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年2月26日 (水)

マルバコオイゴケモドキ?

まさかこれがマルバコオイゴケモドキだとは思ってもみませんでした。以前マルバコオイゴケ?として書いたこともあったようですが、マルバコオイゴケは日本海側に多いらしく、多分他のコオイゴケだったのかもしれません。

採取してきていないので現地で撮った写真だけです。

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どう見てもコオイゴケの仲間だとは・・

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ヒシャクゴケの方だと・・同じヒシャクゴケ科では有るんですけど・・

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マルバコオイゴケとマルバコオイゴケモドキの違いは・・前者は、雄苞葉は花被の直下につく。後者は、花被は雄苞葉の直下から出る長い側枝に頂生する。丁度花被がついていたのですが、説明のような状態になっているかどうかは私には読み取れませんでした。何となく後者かなと・・・

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マルバコオイゴケモドキ ヒシャクゴケ科 シロコオイゴケ属 北海道~九州

「山道の土手などに群生する。白緑色~黄褐色。茎は長さ約8mm、倒伏し、不規則に分枝し、先端は斜上する。葉は接在し、背片は腹片の1/2~2/3長、卵形、円頭、全縁。腹片は曲がった長舌形、円頭、全縁。キールは腹片の2/5長、。中略。無性芽はない。雌雄同株。雌花は雄花の基部から生じたやや長い側枝に頂生する。花被は膨らんだ楕円形、または倒卵形で、上半は多褶、口部はやや広く、細歯で縁どられる。雄花は茎に頂生または途中に付き、苞葉は3~5対。」(保育社 図鑑より)
「無性芽は端細胞である。落葉樹林帯以上の土手などに生える。」(平凡社 図鑑より補足)

ここにも面白いコケが一杯あるようでまた行って見たいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年2月25日 (火)

ノコギリコオイゴケ?

コオイゴケの仲間については何回か書いているのですが、何回書いてもやはり難しい。その中でノコギリコオイゴケは分かり易い方かもしれません・・・と言いながら・・去年の7月9日に高い山のふもとの森の中で見たものです。

腹片と背片の形からするとノコギリコオイゴケだと思います。

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ただ、説明の中では背片は腹片の1/2の長さだと書いてあります。

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これだと2/3或は3/4ぐらいに見えます。かと言って他に見当たらないし、たまにはこういう奴もいると言う事で・・・良いかな・・

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ノコギリコオイゴケ ヒシャクゴケ科 シロコオイゴケ属 本州~九州

「低山地の道側の土手などに群生する。黄緑色~黄褐色。茎は長さ5~10mm、斜上し、分枝は少ない。仮根は少ない。葉は通常接在し、背片は腹片の1/2長、長舌形、鋭頭、細鋸歯縁。腹片は曲がった長舌形、亜鋭頭で通常短突起があり、縁に細鋸歯がある。キールは腹片の1/4長。中略。無性芽は茎の上部の葉の先につく。雌雄同株。雌苞葉は葉に似てやや小さい。花被は長卵形、ふくらみ、多褶、口部は次第にせまくなり、細歯で縁どられる。雄花は花被の直下か、茎に頂生し、苞葉は数対。」(保育社 図鑑より)

「無性芽は、コオイゴケは2~4細胞からなる(金平糖状)、ノコギリコオイゴケは1~2細胞からなる(金平糖状)、他は単細胞からなる。」(平凡社 図鑑より補足)

今回、敢えてノコギリコオイゴケを採り上げたのは1枚目、2枚目の写真で左下の方に別のコオイゴケが写っていたからです。と言う事で、次回です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年2月24日 (月)

ミヤマホウオウゴケ?

去年の3月1日に行った市内の森林公園の流れの中に有ったホウオウゴケの仲間です。

少し滝のように落差のある斜面の途中に有りました。この時はいつものようにトサカゴケか何かだろうとあまり期待はしていなかったようで、写真も2枚だけでした。

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良く見ると何となく葉が細く尖っているように見えたので、ホソホウオウゴケではないかと思いました。

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ホソホウオウゴケの中肋は不明瞭と書いて有りました。これを見るとやけに中肋部分が目立っているように見えたので違うかなと思いました。ネットで見るとホソホウオウゴケの葉はもっと細いようです。水中にあることからそう思ったのですが、水中の条件のものが未だありました。ナガサキホウオウゴケ、ミヤマホウオウゴケがあるようです。ミヤマホウオウゴケの写真がどこにも見つけられなかったので分かりません。ナガサキホウオウゴケにしては葉のつきかたが疎らとは言えないので違うようだし・・。取敢えずミヤマホウオウゴケとしておきましょうか。

ミヤマホウオウゴケ ホウオウゴケ科 ホウオウゴケ属 本州~九州

「常に水にぬれている様な岩上に生える。葉の大きさや、背翼基部の様子など、ナガサキホウオウゴケに非常によく似るが、葉身部は2細胞層からなり、葉は長さ1~2mm、乾いてもあまり縮れず、葉頂はより細くとがる。中肋は明瞭。葉身細胞は断面で表面がふくれ、周囲にあふれたようになり、表面から見て暗く、細胞の境がはっきり見えない。」(保育社図鑑)「葉は長さ2~3mm、中肋は明瞭で葉先に届くか、少し下で終わる。上翼の葉身部は2~4細胞層からなり・・、雌雄異株、蒴は未知。」(平凡社図鑑より補足)

また行って確認するしかないでしょう。ホソホウオウゴケは石灰岩地という条件が付いて稀にしか見れないとの事で、出会えることはないでしょう。県内の記録ではホソホウオウゴケやナガサキホウオウゴケは見られているようですが、ミヤマホウオウゴケは見られていないようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年2月23日 (日)

ナガヒツジゴケ?

去年の12月18日に県北部に行った時に、仕事帰りの道脇で見たものです。

アオギヌゴケの仲間だろうと言う事は予想できましたがその後がなかなか難しい。

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ヒツジゴケと言うものに似ているのですが・・

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少し長い紐のようにも見えるのでヒモヒツジゴケとかナガヒツジゴケとかも考えましたが、以前ヒモヒツジゴケと思えるものを見ていたのでやはりヒツジゴケで良いのでは?と思いました。

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ナガヒツジゴケ アオギヌゴケ科 アオギヌゴケ属 北海道~九州

「地上、岩上、朽木上などに緑色~黄緑色の大きな柔らかいマットをつくる。茎は這い、ときに5cm以上となり、不規則羽状に多くの枝を出す。枝は普通斜上するが、一部の枝は先端が葡枝状となることもある。茎葉は卵形~広い卵状披針形で、深い縦じわがあり、先端は急にとがる。枝葉は細い三角形~披針形で長さ1.5mm前後、茎葉と同じように深い縦じわがあり、先端は細く、長く漸尖する。中肋は細くて、葉の中部または葉長の2/3で終わる。枝状部の葉を除き、葉縁は全辺、または目立たぬ小さな歯がある。中略。蒴柄は長さ2~3cm、平滑。蒴は斜上または水平につき、長い卵形で多少曲がる。蓋には短い嘴がある。口環は分化しない。蒴歯は2列で完全。後略。」(保育社 原色日本蘚苔図鑑より)

ヒツジゴケに関しては保育社の図鑑には無かった。ヒツジゴケからナガヒツジゴケに変更したのは、「ナガヒツジゴケに似る。茎は這い、少数の短い枝を出す。・・」(平凡社図鑑より)見た感じ、多くの枝を羽状につけているように見えたからです。

ヒモヒツジゴケは岩上に生えると言う事で外しました。ここはアスファルト上ですが、林縁で落ち葉などの腐植土の環境だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年2月22日 (土)

オオギボウシゴケモドキ?

今年の1月5日に県南の山の中を歩き回った時に、小さな洞窟(子供が立って入れるくらいだけど奥行きはそれほどない)を見つけました。その入口にぶら下がっていたコケです。何処にでもありそうな感じでしたが、名前をなかなか見つける事が出来ませんでした。

最初見た時はヒジキゴケかその仲間だろうと思いました。

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少し大きくした写真を見て違うものだと気づきました。ギボウシゴケの方だと思いましたが、葉の先が鋭頭なので違うのかなあと思いました。

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平凡社の図鑑を借りてきたので写真を探していたところ、オオバギボウシゴケモドキの写真が見つかりました。

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2株がからまっていたようであまりいい写真では無かったようです。

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2次茎から多くの枝を出して樹状になるので見た目でわかると書いて有りました。枝も少し湾曲しています。

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葉を外して見ていないので形が分かりませんが何となく卵形かなと思いました。

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ただ、枝先の葉が集合している部分の形がネットで見た物より太い感じで、葉も少し広いんではと思いました。

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オオギボウシゴケモドキの説明や写真は有りましたが、似ていると思われるトガリバギボウシゴケについては、平凡社には説明と挿絵が有りましたが保育社には有りませんでした。この洞窟は石灰岩でできていると思われるのでトガリバギボウシゴケの可能性はあると思いますが、取敢えずオオギボウシゴケ?と言う事にしておきたいと思います。どちらも県の記録には有りません。

オオギボウシゴケモドキ シノブゴケ科 キヌイトゴケ属 北海道~九州

「樹上や岩上に褐色がかった硬い感じの群落をつくる。第二次茎が多くの枝を出して樹状になるので肉眼でも区別は容易である。枝は湾曲し、枝葉は乾くと覆瓦状に枝に接し、卵形で、基部は細く下延し、先端は漸尖して鋭頭、少数の歯がある。中肋は黄色で葉頂近くに達する。中略。雌雄異株で蒴はまれ。内蒴歯の基礎膜は高いが歯突起の発達は悪い。口環は不明瞭。後略。」(保育社 原色日本蘚苔類図鑑より)

トガリバギボウシゴケの可能性も否定できないので補足をしておきます。
姿かたちは似ているようですが、微妙に表現が違っています。オオは、全体が樹上になる、トガリバは、全体がやや樹状になる。枝について、オオは、
湾曲し、トガリバは、記述なし。葉身細胞に於いて、オオは不規則な方形~菱形、長さ8~10μm、厚角、多くの小さなパピラがあるが輪郭は比較的明瞭。トガリバは、菱形~不規則な矩形で長さ12μm、やや厚壁で平滑。オオは、樹上や岩上に群落をつくる。トガリバは、亜高山帯の石灰岩上に生える。

ここの地質が石灰岩なのかどうか調べてみる必要があるかもしれませんが、細胞を見ることが先決かも知れません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年2月21日 (金)

タカネシゲリゴケ

ずっと謎だったコケの名前がまた一つ解けました。やはりテガタゴケが有った樹に有ったものです。

このコケと

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このコケと

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このコケが同じものとは思ってもみませんでした。

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図鑑をいくら探してもこのような形のものを見つける事が出来ないでいました。これと似た感じでイヌムクムクゴケがあったからです。でもイヌムクムクゴケの葉は三角形になった裂片が伸びて、そこに長い白い毛がついていたはず。でもまだそこまで行かない若いものだからかも・・と思っていました。

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中央に見えているものはイヌムクムクゴケに見られる袋状になった腹片で、葉が落ちてしまって見える状況になったのだと勝手に解釈して、やはりイヌムクムクゴケなのだと思ってしまいました。

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今日図鑑を眺めていたら、ケシゲリゴケというものの写真を見つけました。もしかしてこの仲間なのか?と思い、ネットで調べて見ました。そこでタカネシゲリゴケの記事を見つけました。図鑑で調べると「腹葉が茎の2~3倍、円形、1/2まで2裂し、側縁は全縁」となっていました。間違いないと思いました。

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これは雌花だと思いますが詳細が書かれていないので分かりません。

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タカネ(ケ)シゲリゴケ クサリゴケ科 ケシゲリゴケ属 北海道~四国

「亜高山帯の針葉樹の幹に着生する。白緑色。茎は長さ0.5~1cm、不規則に2叉状に分枝する。葉の背片は卵形、鋭頭、縁に1~5本の長毛がある。腹片は大きく、背片とほぼ同大、先は広く切形、2歯があり、ときに長毛状。中略。腹葉は接在し、幅は茎の2~3倍、円形、1/2まで2裂し、側縁は全縁。」(保育社 原色日本蘚苔類図鑑より)
「茎は長さ0.6~0.7mm、幅は葉を含めて0.6~0.7mm。腹片は背片の3/4~同長。腹葉の幅は茎径の2~3倍、1/3まで2裂し、切れ込み部は広い。」(平凡社図鑑より補足)

何とか名前を付けてあげる事が出来て良かった。県内でも高い山で割と見られているようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年2月20日 (木)

キンシナガダイゴケ?

高い山の車道脇の空き地のような所で見ていたものです。(多分)どうせ分からないだろう分からないだろうと思いつつ、取敢えず撮っておけば・・くらいの感じだったと思います。

蒴が一杯ついていました。

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写真下側の中央付近に茎から外れたと思われる葉が有りました。以前フデゴケだったか、ススキゴケだったか忘れましたが、撫でると葉が外れる特徴があるというのを読んだ記憶が有りました。

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シッポゴケの仲間を調べて見ましたがそれらしいものは見つかりませんでした。

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その内にユミダイゴケというものの蒴が何となくいていると思いました。

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蒴の頚部が長く、弓なりになっているように見えたので、これだ!と思いました。

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葉の形は挿絵とは少し違って見えました。図鑑の説明を読んで気付きました。ユミダイゴケの頚部は壺の長さの2倍。キンシナガダイゴケの頚部と壺は同長なのだそうで、キンシナガダイゴケの方だと思いました。

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キンシナガダイゴケ シッポゴケ科 ナガダイゴケ属 北海道、本州

「葉は卵形~長楕円形の基部から急に中肋が突出した芒に移る。蒴柄は長さ1~3cm。蒴の頚は本体とほぼ同長。蒴歯はユミダイゴケに似る。(蒴歯は赤褐色、基部近くまで縦に裂けめが有り上部は乳頭に覆われるが、中部以下には明瞭な縦の条が見られる。)」

ところが頚部と壺とが同長のものが他にも有りました。

エゾナガダイゴケ 「葉や蒴はキンシナガダイゴケに似るが小形。蒴柄は1cm以下。分布は同じ」

マエバラナガダイゴケ、シマオバナゴケの3種です。蒴柄の長さ、蒴歯のパピラの状態などの情報も必要になるようです。

その前に、何処に生えていたのか思い出さなきゃ・・・。

何れも県内では見られていない様で・・・いつの間にか越境していたようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年2月19日 (水)

ホソイチョウ(ウロコ)ゴケ

高い山で見つけたテガタゴケの周りに有った苔類が何なのか気になっていました。色々調べている内に、葉の先が2,3裂していることからイチョウ(ウロコ)ゴケの仲間らしいと思いました。

テガタゴケとその周りに有ったイチョウゴケの仲間と思われるものです。(ウロコを付けると長ったらしい感じがしますが、付けた方が言いやすい、しっくりくる感じがするのは私だけでしょうか)

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茎の先の方に緑色の無性芽を付けているようです。イチョウゴケの仲間で葉が2,3裂しているものはそう数が多くは有りません。そして茎頂に緑色の無性芽を付けるものはホソイチョウゴケだけだと思います。(イチョウゴケも茎頂につける様ですが、平凡社の図鑑によると「赤色で目立つ」と書いて有りました)

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初め見た時にはトサホラゴケモドキかと思いました。

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少し大きくして見たら葉のつき方が違う・・

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最初は葉が2裂していると思っていましたが良く見ていると3裂しているようです。

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図鑑で何となく見ていて、見てみたいけどなかなか見つからないんだろうなあと思っていました。

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帰って来て図鑑で調べて見ると似た様なものが数種あって迷いました。同じ所に有って同じような感じだけど、無性芽らしきものが葉の縁についているものも有りました。これはどうなんだろう?

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無性芽を葉先に付けるものが多いけど、葉縁につけるものはマスハイチョウゴケしか見当たりませんでした。ただ、葉はそれ程円みを持っていないし、3裂しているし、裂片の先も鋭頭なので違うと思いました。無性芽が赤いとの事です。

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ホソイチョ(ウウロコ)ゴケ イチョウウロコゴケ科 モミジゴケ属 北海道、本州 (平凡社 ツボミゴケ科 モミジゴケ属)

「高山帯や亜高山帯の朽木の上に群生する。灰緑色~黄褐色。茎は長さ1.5cmになる。葉は背側に強く偏向し、外形は四角形、浅く3裂し、裂片は三角形で鋭頭、中略。腹葉は退化して極めて小さく、線状で幅1~2細胞。無性芽は茎の先から垂直に立ち上がった鞭枝の先に付く。」(保育社 原色日本蘚苔類図鑑より)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年2月18日 (火)

ヒメミズゴケ?

分からないままずっと残っているミズゴケが有ります。形だけではどうにもならないみたいです。取敢えず似た感じのものを選んで仮の名前を付けて見ました。

高い山の湿地に生えていました。蒴もついていたのですぐに分かると思ったのですが、図鑑でも蒴がついている写真があまりありませんでした。

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取敢えず前に載せていたものとは違うと思いました。オオミズゴケでも有りません。いろいろ削って見ましたがそれでも残るものの方が多くて・・・

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茎長が10cmを越えているようで、小さなものとは言えないようです。これから感じられることは、細長いということ(枝が短い)と、わりと疎らについていると思いました。

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蒴がついていない個体だったので別のものかと思いましたが、最初の写真から想像すると同じかなとも思います。

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ホソバミズゴケに似ている感じがしたので同じ仲間かなと思い、取敢えずヒメミズゴケ?としました。

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ヒメミズゴケ ミズゴケ科 ミズゴケ属 ホソバミズゴケ節 北海道、本州

「外形は前種(ホソバミズゴケ)に似るが、茎葉は先端だけでなく側方までささくれる。透明細胞は普通薄い膜で2~4個に仕切られる。枝は普通前種(ホソバミズゴケ)より長いが、枝葉の形や葉緑細胞の横断面などはよく似ている。」(保育社 原色日本蘚苔類図鑑より)

茎葉の形を見れば少しは分かるかもしれませんが、やはり細胞レベルでの観察が必要のようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年2月17日 (月)

サヤゴケ

サヤゴケについては以前にも書いていたと思いますが、灯篭の脇で乾燥しながらも一杯蒴をつけていた写真でした。まだコンデジカメラだったのであまり大きくは撮れていませんでした。今回は蒴も若いし縮れていない葉の状態だったので載せて見る事にしました。

ラセンゴケを探しに行った時に見つけていたものです。

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他に似た様なものが無いか調べて見ましたが、雌苞葉が鞘状に蒴柄を抱き、蒴の基部付近まで伸びているのはそうそう無い。チャボサヤゴケというものが有るようですが、ずっと小形なのだそうです。

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スケールを当てていないのでその大きさの確認は出来ませんが、葉の中肋がヒメは葉先よりずっと下で終わり、サヤゴケは葉先まで有るのだそうで、これは伸びているので間違いないでしょう。

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これらのコケは葉の様子がみな似ているので、蒴がなければ見分けがつきません。

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サヤゴケ ヒナノハイゴケ科 サヤゴケ属 北海道~九州

「樹上に塊をつくる小形の鮮。茎は立ちわずかに枝分かれし、長さ5~10mm(まれに2cm)。葉は乾くと茎に接し、殆ど縮れず、披針形、長さ1.5~2.5mm、先端は漸尖するかまたはやや急にとがる。葉縁は全辺で、わずかに反曲し中肋は普通葉頂に達する。中略。蒴は先端につき、雌苞葉は長くて2~3mm、鞘状に蒴柄を包み、先はしばしば蒴に達する。蒴柄は長さ1.5~3mm。蒴は倒卵形、うすい黄色、基部に少数の気孔がある。口環は7~8層の横に長い、厚膜の細胞からなり、褐色。蒴歯は16本、表面は平滑で密に横条がある。蓋には嘴がある。帽は鐘状でひだがあり、下部は細裂する。」(保育社 原色日本蘚苔類図鑑より)

写真を見ると胞子を飛ばした後のものも有った様で、撮っていなかったのが残念です。その内また会えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年2月16日 (日)

ホソバミズゴケ

昨日に引き続きミズゴケです。ホソバミズゴケも特徴を見つけられればそれほど難しくはないと思いますが、説明を読んでいるとそうでもない様でした。

菊の花の様な上部の枝に比べてその少し下から茎に沿って枝が長く伸びています。この特徴からホソバミズゴケとしました。

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これも大形の方に入るでしょう。

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反対側から見たら・・別のものを見ている様な・・

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ホソバミズゴケ ミズゴケ科 ミズゴケ属 ホソバミズゴケ節 北海道~九州

「植物体は細長く、緑色で赤くならず、枝も細長く伸びるが、側方に出る枝よりも、茎に沿って下垂する枝の方がずっと長い。茎葉は先端のみがささくれる。枝葉の先端は細く伸びるが、やや切頭、上半部の透明細胞の腹面には少数の大きなまるい孔があり、背面には多くの楕円形の孔がある。横断面で葉緑細胞は腹側が広い。」(保育社 日本蘚苔類図鑑より)

取敢えず形からだけで決めてみました。形からだけでもまだまだ見逃しているところが有るようです。前回同様、茎葉について調べていませんでした。今年もまた会えるかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年2月15日 (土)

ウロコミズゴケ

ミズゴケというと夏のイメージを持つのは私だけでしょうか。だからこの季節に採り上げるのはどうかなと思いましたが、思い立ったが吉日?ということで少し調べて見ました。去年の8月2日に県内の高い山に登った時に見たものです。

このミズゴケは特徴が強いので見ただけでわかると思います。

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色々あるミズゴケの中でも大形の方になると思います。

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上部の見た目が厳つい感じで、トゲとかオニとか名前につきそうですが・・ウロコなのだそうです。

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枝葉が広く大きく目立つからでしょう。

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でもこんな綺麗なところも有るんですね。

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ウロコミズゴケ ミズゴケ科 ミズゴケ属 ウロコミズゴケ節 北海道、本州、四国

「日陰の湿った場所に群生する緑色~黄緑色の大形の鮮。茎葉は広い舌形で、先端は円頭でささくれる。枝葉は円状卵形の基部から急に細くとがり、先端が背方にそり返ることが特徴である。わりあいに蒴をつけやすい。」(保育社 原色蘚苔類図鑑より)

残念ながら茎葉の写真が無いので決め手に欠けるが取敢えず見た目だけで決められると思います。

 

 

 

 

 

 

 

2020年2月14日 (金)

ミチノクイチイゴケ?

昨日と同じ樹幹あるいは近くの樹幹で撮っていた写真です。

綺麗なコケでした。探すと言っても手がかり、足がかりが無い。アオギヌゴケの方か?クシノハゴケとか・・見つかりません。

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平凡社の図鑑の写真を・蘚類を最初から最後まで見てみました。あれ?何となくサメジマタスキというものに似ている・・でも三重県以西となっている・・いくら温暖化でも無理・・

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その後、シロハイゴケ?とかカトウゴケ?とか、殆ど南方系・・その内ミチノクイチイゴケというのがある事に気づきました。

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ミチノクねえ・・といっても此方ばかりではなく本州~九州となっています。

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ここからは一昨年の11月1日に撮っていた写真です。奇しくもヒロハツヤゴケを見た市内の森林公園で見ていました。

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ただこちらは岩の上のようです。

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他のコケも生えています。

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採取してきて葉の細胞を見るとか蒴を見つけるとかしなければ結論は出ないようです。保育社の図鑑の挿絵では茎があまり伸びずに固まって生えているようなイメージで、どちらかと言うとコカヤゴケの方に似ているように思えるけど葉の感じからするとやはりミチノクの方だと思えます。

ミチノクイチイゴケ サナダゴケ科 ツヤイチイゴケ属 本州~九州 (平凡社の図鑑ではハイゴケ科)

「地上、木の根元、腐木上や稀に岩上に生育し、黄緑色で褐色を帯びた柔らかいマットをつくる。葉は這い長さ約4cm、不規則に分枝する。枝は普通長さ5~10mm、葉は乾いてもあまり枝に接せず、枝は葉を含めて幅1.5~3mm。茎の横断面で表皮細胞は大きくて薄膜。葉は楕円形~卵状披針形、長さ2~3.5mm、漸尖して細長くとがる。葉縁の全体に歯があるが、上部では鋭い。中肋は2叉して短い。中略。雌雄同株(異苞)でよく蒴を融ける。蒴柄は長さ1.5~3cm。蒴は傾いて湾曲し、乾くと縦のしわが出来る。蓋には鈍頭の短い嘴がある。口環はよく分化する。蒴歯は2列で完全。」(保育社 原色日本蘚苔類図鑑より)

平凡社の図鑑で見てハイゴケ科と記憶し、県内の記録を見てみたら見つかりませんでした。焦りました・・・。その後保育社の図鑑を見て、サナダゴケ科で調べたら県内であちこち、ごく普通に見られているようです。ほっ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年2月13日 (木)

ヒロハツヤゴケ?

ヒロハツヤゴケについては先日書いたばかりでしたが、今まで撮っていた写真を見ていたら去年の10月末頃市内の公園でと一昨年の10月中頃に市内の別の森林公園で見ていたようです。先日書いたときには別の種だと思っていましたが他にそれらしきものが見当たらないし、蒴の感じも似ているので同じものだとしました。

同じ様な写真ばかりですが載せてみました。一昨年に撮ったものです。

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探してもなかなか見つける事が出来ずに、ホウオウゴケの仲間かもと思ったり・・・

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ここまでが一昨年のものです。

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ここからは去年のものです。何れも樹幹についていました。ただ先日のものと比べて雰囲気が全然違って見えました。

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先日のものは1種だけで、他のコケ類は混じっていなかったし、茎なども見えて全体像が見えましたが、今度のものは枝先しか見えていないので全然違って見えました。

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この蒴の出方などを見ても同じものだと思えます。

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ここの周りの樹幹には色んなコケがついていました。

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これは多分、裏側も撮っておこうと思ってひっくり返したもの・・だったかな?周りにあるものはひだが有るのでタチヒダゴケだと思いかけて、葉の先が透明尖になっているのでヒナノハイゴケの方だと思い直しました。

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ヒロハツヤゴケについては先日書いているのでここでは写真だけで終わりましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年2月12日 (水)

マルフサゴケ?

同じ沢をもう少し奥に進んでみました。同じように沢の斜面にサナダゴケの仲間と思われるものが有りました。目にした事は有るかもしれませんが、当然名前の分からないものでした。

先ほどのものに似ていると思ったけど近づいて見たら・・

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葉が深く凹んでいる感じで前のものとは違う事が分かりました。

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卵形で鋭頭ないし尖頭だと思います。2叉した中肋のようなものが中央より少し下で終わっているようです。葉の縁には鋸歯が見られないようです。

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傍に有った蒴だと思います。(写真の流れの中で行けばそういう事になります)

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こちらも同じで、古くなった蒴のようです。ピントが合っていないのが残念です。

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マルフサゴケ サナダゴケ科 サナダゴケ属 北海道~九州

「地上、腐植土上、岩上、稀に樹木の基部に生育する。淡緑色~黄褐色で光沢があり、(茎は這うが)枝は立ち上がる事が多い。葉はまるくつき、卵形~卵状楕円形、通常深く凹み、長さ1.3~2mm、相称で、先端は急にとがる事が多く、先はしばしば反り返る。葉は乾いてもあまりちぢれない。中略。雌雄異株。蒴柄は赤褐色、ときに上部は黄色、長さ10~15mm。蒴は傾いてつき、蓋を含めて長さ2.5~3.5mm。後略。非常に変異の大きい種で極端形は多種と混同されることがある。」(保育社 原色日本蘚苔類図鑑より)

これにはスケールを当てていなかったので各部の大きさの確認は出来ていません。取りああ得ず形からだけでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年2月11日 (火)

キャラハゴケ?

去年の11月21日に市内の森林公園に行ってコケを撮っていました。冬の沢は水が少なくヤブ蚊などもいないので快適です。少し奥の方に行ったら、大きな岩のようだけど多分土が硬く固まったものの斜面にサナダゴケの仲間のようなコケが生えていました。今迄は面倒くさい(分からない)のであまりか関わらないようにしていたのですが、何時までもそうしてはいられないでしょう。

ネットでキャラハゴケの写真が似ていると思い、今度は図鑑で調べて見ました。

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葉の大きさなどは合っているようです。似ているものにサナダゴケが有ると思い調べて見ました。

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蒴が見えますがこれから出ているのかどうかは写真が有るので確認していたようです。

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蒴柄の長さが葉を含めた茎の太さから約2倍なのが分かります。

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葉を含めた茎の太さは約3mmですから、蒴柄の長さは約6mmという事になります。

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茎の長さについては触れていませんでした。

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キャラハゴケ サナダゴケ科 キャラハゴケ属 北海道(南部)~沖縄

「林下などの日陰の岩上や地上に、光沢のある黄緑色~緑色の薄いマットをつくる。茎は這い、枝を不規則に水平に出す。葉は乾いても展開したままで、枝は葉を含めて幅2~4mm。茎の横断面で表皮細胞は小形で厚膜。休止芽の周りや枝の基部には小さい三角形の偽毛葉が集まってつく。葉は扁平につき、卵状披針形、長さ1.0~2.5mm、多少非相称、先端は短く尖るが、ときに鈍頭のこともある。中肋は2叉して短い。葉の先端近くの縁には小さいが明瞭な歯がある。中略。雌雄異株でまれに蒴をつける。蒴柄は短く、長さ5mm前後。蒴は水平につき卵形、非相称。蓋には長い嘴がある。口環は分化する。蒴歯は2列で完全。帽は僧帽状。」(保育社 原色日本蘚苔類図鑑より)

これらからキャラハゴケで良いのだと思いましたが「葉は乾いても展開したままで・・」が気になります。サナダゴケの説明によると「乾くと葉先は下に向き・・」となっていました。そこでネットでサナダゴケを調べたけど見つけることは出来ませんでした。ごく普通のコケなのにと思ってまた別の図鑑を見てみました。

保育社の図鑑ではサナダゴケとキャラハゴケともにサナダゴケ科・キャラハゴケ属に属し、サナダゴケ属には入っていませんでした。

平凡社の図鑑ではキャラハゴケはハイゴケ科のキャラハゴケ属になっていて、サナダゴケ科・サナダゴケ属はあるもののサナダゴケの名前は何処にも有りませんでした。

服部研究所の日本産蘚類チェックリストで見ると、サナダゴケ科・サナダゴケ属にはやはりどちらも無く、ハイゴケ科・キャラハゴケ属にキャラハゴケ、サナダゴケが入っていました。

何れにも同じ先生が関わっておられるようですが、時代の流れでしょうか、色々変わってきているようです。発行年からすると平凡社のものが最新と言う事になるようです。それにしても、もう20年近く経って新種や分類にも変化がみられるのでしょう。コケの世界も宇宙と同じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年2月10日 (月)

シノブヒバゴケ

去年の7月31日に県南方面の山に行ってコケを見ていました。コケ見が目的ではなく、春に行った時に見ていたランの葉が気になっていたからです。結局のところ、オオヤマサギソウと言って普通に見られる野生ランでした。

たった1枚だけの写真です。これをも、ハイゴケの仲間と思って、どうせ分からないだろうから、余計なものを撮らないようにしなくてはと・・でも1枚だけでも撮っていたのがなんともラッキーでした。先生に教えて頂いたので間違いないでしょう。先日借りてきた平凡社の図鑑の写真で見たら似た感じでした。

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シノブヒバゴケ ヒヨクゴケ科 イワダレゴケ属 本州~九州

「林内の地上や岩上に黄色~暗緑色のゆるい群落をつくる大形の鮮。茎は斜上し、細長い枝を不規則羽状に出す。葉は乾くとゆるく枝に接し、枝は葉を含めて幅0.5~1mm。毛葉は1~2細胞列で枝分かれする。茎葉はほぼ三角形、長さ1.5~2mm、基部はやや下延し、先端は漸尖して鋭頭、葉面に深い縦じわがある。葉縁の全周に細かい歯がある。中肋は2本で葉の中部に終わる。枝葉は広卵形~細い卵形で鋭頭、長さ0.5~1mm、葉縁には全周に鋭い歯があり、葉面には深い縦じわがある。中肋は葉長の約3/4に終わり、しばしば2叉し、背面に歯がある。後略。」(保育社、原色日本蘚苔類図鑑より)

平凡社の図鑑に寄れば イワダレゴケ科 ヒヨクゴケ属 となっています。分類に違いが有るようです。

良く見れば、大きさが違う枝葉、茎葉があって毛葉がある。イワダレゴケの仲間の方だと思わなくては・・修行が足りませんねえ。鮮はどうも分かりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年2月 9日 (日)

チャボハリガネゴケ?

昨日と同じ日に見たコケですがどこに有ったか記憶に無い。多分山道脇の少し湿ったような所だと思います。

葉の感じからハリガネゴケだと思いましたが、未だハリガネゴケを採り上げていなかった様な気がしたので写真を撮って来ました。

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これは何だろう?載せてしまってから考えています。チョウチンゴケの方かもしれません。近くで撮っていたみたいです。キャベツとハクサイ位の違いがある?たとえが悪いか・・

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気を取り直して・・

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蒴が出来ていたので撮っていました。蒴の姿も含めて調べていくと・・分かりません。

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ハリガネゴケの蒴はスリム・・これはどちらかと言うとヒョウタンゴケの方に近いような感じがします。

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先日コケの先生に見てもらった時に、チャボハリガネゴケではないかと言われました。ネットでは名前だけ、図鑑でも保育社には無く、平凡社には検索表に出てるだけでした。取敢えず図鑑に有る仲間のものを見ても違うように思えたので、もしかしたらそうなのかもしれません。県内の記録にも有りませんでした。いつの間にか県外に踏み込んでいたようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年2月 8日 (土)

ミヤマイクビゴケ?

昨日と同じ日にまた別のコケも見ていました。場所はそこから少し標高を下げた所で少し砂礫地のような所だったと思います。何しろ案内されている方の後を追いながらの事なのであまり時間は裂けませんでした。

写真は2枚だけです。雨で濡れているので見にくいかもしれませんが、何とか感じはつかめると思います。

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イクビゴケの小さなものだと思いました。両手でなんとか持てるぐらいの大き目の石に生えていました。イクビゴケではないし、クマノゴケでもない。先生に聞いたところヒメでもない(生え方が違う)と言う事で、残るはミヤマイクビゴケしかないことになります。

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ミヤマイクビゴケ キセルゴケ科 イクビゴケ属 北海道、本州(中部)

「高地の地上に群生し、イクビゴケよりやや小形。通常葉は線状披針形で長さ2~3mm、先は漸尖する。上部の葉の中肋は葉身部から長く伸び出るが、イクビゴケほど長くはない。内雌苞葉の葉身上部は矢はず形になり、長毛をそなえる事が多い。」(保育社、原色日本蘚苔類図鑑より)

前のマルダイゴケも近くだったので時期を見てまた行って見たいと思います。この辺に新しく山道をつくるという話を聞きました。逸れていてくれればいいのですが・・心配です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年2月 7日 (金)

ワタミズゴケ

去年の6月23日に行った県内の高い山で見たミズゴケの仲間です。分からないまま放ったらかしにしていましたが、先日コケの先生に見てもらった時に教えて頂きました。初めのころはハイゴケをミズゴケだと思ったり、ミズゴケの仲間は2~3種類ぐらいだと思っていたり・・調べていくうちにどんどん名前が増えて来て・・オオミズゴケさえ区別がつけられなくなって・・結局のところ全てミズゴケの仲間と言う事で済ませるようになってしまいました。ご当地ソングではないけど地名が入ったものまで出て来て、やはり顕微鏡勝負になって来るようです。

多分この辺には数種類のミズゴケが有るのだと思いますが、どれもみな同じに見えてしまいます。

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それでも比べてみるとだんだん違いがあるように思えてきます。この場合は蒴が出来ていたので・・他の物も出来ていたので名前が分からなくても違うものだとは分かるようになってきました。

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先生が即回答したのはもしかしたらこの蒴を見たからかも知れません。平凡社の図鑑には蒴を付けた写真が載っていて(小さいので分かり難いけど)似た様な感じだと思いました。

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木道の上にのせて観察です。

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茎の長さが4cmぐらい有りました。

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何れもピント合わせが上手くいってないようで・・・

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次回はうまく撮れるようにしなくては・・・

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ワタミズゴケ ミズゴケ科 ミズゴケ属 ハリミズゴケ節 北海道~九州

「植物体は繊細で柔らかく、湿地の他のミズゴケに混じって生える事が多い。茎葉は卵形、側方に展開し、枝葉のように深く凹み、上方の透明細胞にはらせん状の肥厚が見られる。枝葉は卵形で凹み、横断面で葉緑細胞は三角形、背面でより広く開ける。」「茎葉と枝葉はともに卵形で凹み、外形がやや似る。小形で繊細な植物。」

他のミズゴケと比べると茎長が半分以下のようです。県内では限られた山にしか見られないようです。と言っても絶滅危惧種にはなっていないようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年2月 6日 (木)

コバノヤバネゴケ?

去年の3月31日に仙台市野草園に行った時に、これはやったねと思えるコケを見ていましたが、名前が分からずにいました。図鑑の挿絵を見ていたら、あれ、これかな?というものを見つけました。4月4日にも行って見ていたようです。この頃は、春先や晩秋にはほとんどがコケ見に利用させてもらっています。こんなことを言ったら叱られるかな?

野草園内には大きな岩が一杯有って色んなコケが見られます。(殆どまだ名前が分からないものばかリですが)これぐらいの大きさなら多分、何かコケが生えているなと思うでしょうけど、実際はもっと小さく、コケが生えていることさえ誰も気付いていないと思います。

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最大にしてもこの程度にしか写せません。

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チャボマツバウロコゴケかと思ったら葉が広い。スギバゴケの方かと思いましたがそうでもない様で・・

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何となく二等辺三角形の歯が4枚ついているのかなとおもったら2裂した葉が2枚でした。

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葉の縁や表面などにちいさなイボイボがあるように見えました。所々に黄緑色の無性芽を付けた物も見えました。

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コバノヤバネゴケ コヤバネゴケ科 コヤバネゴケ属 本州(関東地方以南)~沖縄

「山道の脇の土の崖などに多いが、単独で生えている時は見につきにくい。緑色。茎は長さ1~2mm、枝は腹面から出る。葉は離在し、横につき、凹み、深く2裂し、裂片は三角形、とがり、微歯で縁どられ、外面に単細胞の円錐状の突起を散生する。中略。腹葉は茎の幅より狭く、鈍頭または浅く2裂し、ときに痕跡的になる。無性芽は緑色。楕円形、2細胞。雌雄同株。雌花は短い腹枝につくか、茎に頂生し、苞葉は葉より著しく大きく、1/2まで2裂し縁に微歯がある。腹苞葉は苞葉とほぼ同形同大で、苞葉と癒合し、比較的浅く2裂する。花被は長卵形で、3~5褶、口部は広く、切形で細長い細胞が柵状に並び、縁に細鋸歯がある。雄花は茎の途中に付き、苞葉は5~8対。」(保育社、原色日本蘚苔類図鑑より)

入園できるようになったら早速行って見ましょう。もう少し葉が大きく見れれば良いのだけど・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年2月 5日 (水)

フトリュウビゴケ?→ハイヒモゴケ?

去年の6月13日に福島県のある渓谷に案内していただいたときに撮っていたコケですが、リュウビゴケのようだと思っていたものです。

あれ、ネズミノオゴケだっけ?と思ったり、ギンゴケじゃないしなあと・・

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調べたところによると、というか、凹んだ葉の先が細く長く尖っているものが他に見当たらなかっただけの事ですが・・初めて見る(以前フトリュウビゴケ?としていたものが2回ほどありますが未だ確認していません)感じです。

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コケの先生にも見てもらいましたが、首をかしげていました。多分イメージが違うのかもしれません。写真だけでは何とも言えないのかもしれません。

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取敢えず毛葉とか蒴が見れれば少しは近づけるのかもしれません。県内でもあちこちで見られ、市内の山でも普通に見られているようです。これと同じかどうかは分かりませんが。

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ハイヒモゴケと言うものにも似ているような気がします。古い葉が黒くなるのだそうで、最初の写真ではそんな感じがしないでもない。何れにしろ再確認が必要です。再訪できるかどうかが問題ですが。

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ハイヒモゴケ ハイヒモゴケ科 ハイヒモゴケ属 本州(関東以西)~沖縄

「樹の枝や岩上に着生する紐状の鮮。茎は屈曲して長く匍い、又は垂れ下がり、しばしば15cm以上になり、上方に湾曲する多くの枝を不規則羽状に出す。茎、枝は葉を覆瓦状につけて紐状となるが、太い部分と細い部分とあり、葉を含めて幅1~3mm。若い枝の葉は緑色であまり光沢がなく、古くなると汚緑色で褐色~黒色を帯びる。葉は舌形で、基部は耳状で幅広く、先端は急に毛状にとがり、毛状尖を含めて全長2~2.5mm。葉面は舟状に凹み、乾くと縦ひだが出来る。葉縁には細かい歯があり、中肋は葉の中部以上で終わる。中略。雌雄異株。蒴柄は約5mm、表面に大きな乳頭がある。蒴は卵形、直立。外蒴歯は狭い披針形、淡黄色で全面に乳頭がある。内蒴歯の基礎膜は高く、歯突起は線形で外蒴歯とほぼ同長、乳頭がある。帽は僧帽状で長い毛が有る。後略。」(保育社 原色日本蘚苔類図鑑より)「葉先の毛状部は屈曲し、葉身の1/3~1/5くらいの長さがある」(平凡社 図鑑より補足)

ネットで見たハイヒモゴケとされているものの毛状の長さがこれより短かったので、ハイヒモゴケではないと判断していたのですが、図鑑の挿絵で見ると割と長く書かれていました。平凡社の図鑑の説明である程度の差はある事が分かりました。スケールを当てていないので大きさが分からないし、葉縁の細かい歯の様子も見れてません。

分布的にコハイヒモゴケは宮城県以南となっていて県内でも見られているようですが、ハイヒモゴケの記録は無いようです。福島県でも(古いデータなので今は分かりませんが)見られていない様なので違うのかなと思ったり・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年2月 3日 (月)

イトハイゴケ?

もうすぐ春ですねえ♪ちょっと野山に出て見ませんか♪でもまだ寒いしなあ・・・。

知っている方から平凡社の図鑑を借りて来ました。図鑑の写真を見ていたら、以前何処かで見た様な・・と思えるものを見つけました。去年の3月3日に市内の森林公園で見ていたものでした。

ハイゴケの仲間なんだろうなあとは思っていましたが、私には見分けが難しくて分からないだろうなと思っていました。

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羊の毛のようだとか、もしかしたらこれがダチョウゴケなのかなとか・・

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蒴が有ればなあと・・

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有ったけどこの時は未だコンデジしかなかったのでルーペを通して撮ったら・・と思いつきやって見たけど、蒴の形は分かるけど、蒴歯などは判別できませんでした。

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今のところ見た感じだけで、本当ところどうなのか分かりません。

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イトハイゴケ ハイゴケ科 ハイゴケ属 北海道~九州

「山地の朽木や樹皮上、稀に岩上に黄緑色~褐緑色の密なマットをつくる。茎は細く、羽状に長さ5~10mmの枝を密に出し、枝は葉を含めて幅約0.5mm。茎の横断面で中心束はなく、表皮細胞は 小形。茎葉は三角形~卵形の基部から長く、細く漸尖し、長さ1~1.5mm、上部は強く鎌状に曲がる。葉縁には鋭い小歯が有り、中肋は2本で短いか、不明瞭。中略。枝葉は茎葉よりやや小さく、長さ約0.6~1mm、上部は強く鎌状に曲がり、縁には鋭い小歯がある。中略。雌雄異株。雌苞葉に縦じわがない。蒴柄は褐色で長さ6~35mm。蒴はやや傾き、非相称。蓋には短い嘴が有り、口環はない。蒴歯は2列で完全(間毛は普通1本、ときに痕跡的)。後略。」(保育社日本蘚苔類図鑑より)

今度はその裏付けのために再捜査を・・ややや・・再観察をしなくては・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年2月 2日 (日)

マルダイゴケ

今日はコケの先生に会う事が出来たので少し時間を頂いて去年撮った写真を見てもらいました。その中に思いもかけないものが有りました。以前ネットの記事で見た事が有りましたが、南アルプスとか書いてあったのでよほどの高山でなくては・・こちらの地方では見られないのではと思って見たいという気持ちにもなっていませんでした。実際に見ていたとは・・・

県内の高い山に行った時に撮っていたものでした。この時は知っている人の案内で別の花を見に行く途中でした。少しだけこんもりとしたところが目に入ったので撮っていました。

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マルダイゴケの記事には黒っぽくなった蒴の写真しかなく、これとは全然違った姿しか見ていませんでした。先生に教えて頂かないと一生分からず仕舞いだったでしょう。

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動物のフンなどの上に生えるとの事、熊のフンでも有ったかな。

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葉の感じからハリガネゴケとかヒョウタンゴケの仲間ではないかと思っていました。

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マルダイゴケ マルダイゴケ科 マルダイゴケ属 北海道~本州(中部地方以北)

「高山の腐った動物の死骸や糞の上に生える美しい鮮。茎は密に固まって生え、長さ3~4cm、下部は褐色の仮根で覆われる。葉は柔らかく、茎に接し、やや狭い基部から卵形、深く凹み、長さ約3mm、先端は急に細く長くとがる。中肋は細く、葉端で終わり、葉縁は全辺。中略。雌雄同株(異苞)でよく蒴を付ける。蒴柄は頂生、長さ1~3cm、黄赤色~濃い赤褐色で美しい。蒴は直立、相称、褐色で、古くなると黒褐色。頚部は良く発達し、本体の約2倍の幅に膨れるが、乾くとしわよる。頚部には多くの気孔が有る。蓋は半球状で先に突起がある。蒴歯は16本、披針形で2本が対になり、表面は小乳頭でおおわれる。(後略)

今年は蓋が取れた蒴が見てみたいものです。寒冷地が好みのようで、むしろこちらに見られるもののようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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