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2020年2月11日 (火)

キャラハゴケ?

去年の11月21日に市内の森林公園に行ってコケを撮っていました。冬の沢は水が少なくヤブ蚊などもいないので快適です。少し奥の方に行ったら、大きな岩のようだけど多分土が硬く固まったものの斜面にサナダゴケの仲間のようなコケが生えていました。今迄は面倒くさい(分からない)のであまりか関わらないようにしていたのですが、何時までもそうしてはいられないでしょう。

ネットでキャラハゴケの写真が似ていると思い、今度は図鑑で調べて見ました。

Pb210585j

葉の大きさなどは合っているようです。似ているものにサナダゴケが有ると思い調べて見ました。

Pb210583j

蒴が見えますがこれから出ているのかどうかは写真が有るので確認していたようです。

Pb210589j

蒴柄の長さが葉を含めた茎の太さから約2倍なのが分かります。

Pb210601j

葉を含めた茎の太さは約3mmですから、蒴柄の長さは約6mmという事になります。

Pb210615j

茎の長さについては触れていませんでした。

Pb210603j

キャラハゴケ サナダゴケ科 キャラハゴケ属 北海道(南部)~沖縄

「林下などの日陰の岩上や地上に、光沢のある黄緑色~緑色の薄いマットをつくる。茎は這い、枝を不規則に水平に出す。葉は乾いても展開したままで、枝は葉を含めて幅2~4mm。茎の横断面で表皮細胞は小形で厚膜。休止芽の周りや枝の基部には小さい三角形の偽毛葉が集まってつく。葉は扁平につき、卵状披針形、長さ1.0~2.5mm、多少非相称、先端は短く尖るが、ときに鈍頭のこともある。中肋は2叉して短い。葉の先端近くの縁には小さいが明瞭な歯がある。中略。雌雄異株でまれに蒴をつける。蒴柄は短く、長さ5mm前後。蒴は水平につき卵形、非相称。蓋には長い嘴がある。口環は分化する。蒴歯は2列で完全。帽は僧帽状。」(保育社 原色日本蘚苔類図鑑より)

これらからキャラハゴケで良いのだと思いましたが「葉は乾いても展開したままで・・」が気になります。サナダゴケの説明によると「乾くと葉先は下に向き・・」となっていました。そこでネットでサナダゴケを調べたけど見つけることは出来ませんでした。ごく普通のコケなのにと思ってまた別の図鑑を見てみました。

保育社の図鑑ではサナダゴケとキャラハゴケともにサナダゴケ科・キャラハゴケ属に属し、サナダゴケ属には入っていませんでした。

平凡社の図鑑ではキャラハゴケはハイゴケ科のキャラハゴケ属になっていて、サナダゴケ科・サナダゴケ属はあるもののサナダゴケの名前は何処にも有りませんでした。

服部研究所の日本産蘚類チェックリストで見ると、サナダゴケ科・サナダゴケ属にはやはりどちらも無く、ハイゴケ科・キャラハゴケ属にキャラハゴケ、サナダゴケが入っていました。

何れにも同じ先生が関わっておられるようですが、時代の流れでしょうか、色々変わってきているようです。発行年からすると平凡社のものが最新と言う事になるようです。それにしても、もう20年近く経って新種や分類にも変化がみられるのでしょう。コケの世界も宇宙と同じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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