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2020年2月22日 (土)

オオギボウシゴケモドキ?

今年の1月5日に県南の山の中を歩き回った時に、小さな洞窟(子供が立って入れるくらいだけど奥行きはそれほどない)を見つけました。その入口にぶら下がっていたコケです。何処にでもありそうな感じでしたが、名前をなかなか見つける事が出来ませんでした。

最初見た時はヒジキゴケかその仲間だろうと思いました。

P1053136j

少し大きくした写真を見て違うものだと気づきました。ギボウシゴケの方だと思いましたが、葉の先が鋭頭なので違うのかなあと思いました。

P1053134j

平凡社の図鑑を借りてきたので写真を探していたところ、オオバギボウシゴケモドキの写真が見つかりました。

P1053138j  

2株がからまっていたようであまりいい写真では無かったようです。

P1063200j

2次茎から多くの枝を出して樹状になるので見た目でわかると書いて有りました。枝も少し湾曲しています。

P1063202j

葉を外して見ていないので形が分かりませんが何となく卵形かなと思いました。

P1063204j

ただ、枝先の葉が集合している部分の形がネットで見た物より太い感じで、葉も少し広いんではと思いました。

P1063206j

オオギボウシゴケモドキの説明や写真は有りましたが、似ていると思われるトガリバギボウシゴケについては、平凡社には説明と挿絵が有りましたが保育社には有りませんでした。この洞窟は石灰岩でできていると思われるのでトガリバギボウシゴケの可能性はあると思いますが、取敢えずオオギボウシゴケ?と言う事にしておきたいと思います。どちらも県の記録には有りません。

オオギボウシゴケモドキ シノブゴケ科 キヌイトゴケ属 北海道~九州

「樹上や岩上に褐色がかった硬い感じの群落をつくる。第二次茎が多くの枝を出して樹状になるので肉眼でも区別は容易である。枝は湾曲し、枝葉は乾くと覆瓦状に枝に接し、卵形で、基部は細く下延し、先端は漸尖して鋭頭、少数の歯がある。中肋は黄色で葉頂近くに達する。中略。雌雄異株で蒴はまれ。内蒴歯の基礎膜は高いが歯突起の発達は悪い。口環は不明瞭。後略。」(保育社 原色日本蘚苔類図鑑より)

トガリバギボウシゴケの可能性も否定できないので補足をしておきます。
姿かたちは似ているようですが、微妙に表現が違っています。オオは、全体が樹上になる、トガリバは、全体がやや樹状になる。枝について、オオは、
湾曲し、トガリバは、記述なし。葉身細胞に於いて、オオは不規則な方形~菱形、長さ8~10μm、厚角、多くの小さなパピラがあるが輪郭は比較的明瞭。トガリバは、菱形~不規則な矩形で長さ12μm、やや厚壁で平滑。オオは、樹上や岩上に群落をつくる。トガリバは、亜高山帯の石灰岩上に生える。

ここの地質が石灰岩なのかどうか調べてみる必要があるかもしれませんが、細胞を見ることが先決かも知れません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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