2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ

最近のトラックバック

これまでのブログ

« ジュウニキランソウ? | トップページ | キャラボクゴケ »

2020年4月19日 (日)

アズマゼニゴケ

県南部にムカゴネコノメソウを見に行った時のことですが、写真を撮り終わって一息入れ、他にも何かないかと見渡したところ、沢の斜面の上の方に苔類の(ジャゴケだと思いました)姿が見えました。湿った黒土斜面はもろく、登るのが大変。ジャとかゼニの為にわざわざ登る事も無いかと思い、戻ろうとしましたが、ふっと頭に神様でも下りたのでしょう。待てよ・・ここまで来てむざむざ帰るのか・・ムカゴネコノメソウの様な珍しいものが有る場所なのだからコケだって何かあるかもしれない・・オニが出るかジャが出るか行って見よう・・

なあんだ、普通のジャゴケか・・(ジャゴケとゼニゴケの区別もつけられない有様・・)

Dscf1897j

蒴の姿が見えないので一応ひっくり返して見て・・緑だ・・(裏が紫のジャゴケばかり見ていたので)

Dscf1900j

先ほどのものは黒土の上に有ったもので、こちらは湿った岩の上に有りました。じっくりと見ていたら蒴(雌器托)の姿が見えました。

Dscf1898j

この時点でジャでは無い事に気づきました。え?ゼニゴケ?ジンガサゴケ?

P4111102j

え、え、え・・ジンガサじゃないよな・・ゼニゴケの出来始めなのかなあ。

P4111104j

もう一度葉を裏返して見ました。中央に白い仮根が生えていました。(先端近くに透明なものが・・腹鱗片なのか・・2列とは?)

P4111090j

雌器托の裏側を撮って見ました。UFOのようです。この形もさることながら蒴柄の形が名前を決める大事な証拠になりました。(蒴柄に2列の溝がある)

P4111096j

ピントが合わない写真ですがこれしかないので・・感じがつかめればOK

P4111098j

あれこれやっている内に頭がぽろっと・・ああ・・未必の故意?・・

P4111106j

帰って来てから調べました。と言ってもなかなか見つける手立ても無い。ただひたすらゼニゴケの仲間を調べるだけ・・。平凡社の図鑑の写真でそれらしいものを見つけ、ネットで確認。アズマゼニゴケと断定しました。決め手はやはり蒴柄の2条の溝でした。

アズマゼニゴケ アズマゼニゴケ科 アズマゼニゴケ属 本州~沖縄

「葉状体は淡緑色で光沢があり、長さ1~5cm、幅0.5~1cm。腹鱗片は2列につき、広三日月形、附属物は円形である。雌雄同株。雌器托は葉状体の先端につき、柄は長さ約3cm、溝は2条、雌器托は半球形で浅く5~7裂し、包膜は裂片の下面に有る。雄器托は葉状体の先端または雌器托のすぐ後ろに有り、無柄で盤状に盛り上がる。蒴は4つに裂ける。山地の湿岩上、土上に生育。」(平凡社 図鑑より)

保育社の図鑑には有りませんでした。この頃にはまだ確認されていなかったと言う事でしょうか。当県の記録にも見つかりませんでした。新発見と言う事か・・むふっ・・やはり神が下りたか・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

« ジュウニキランソウ? | トップページ | キャラボクゴケ »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« ジュウニキランソウ? | トップページ | キャラボクゴケ »