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シダ類

2017年10月 9日 (月)

マツザカと言えば

マツザカと言えば有名な・・・牛でも投手でもない、シダの事でした。
ネットでイノモトソウなどの記事を見ていたらマツザカシダの事が書いてありました。あれ?春に見ていたような・・・早速写真を見てみたらそんな感じでした。そこで現地に行って写真を撮って来ました。
 
春に見たものも有りましたがあまり綺麗なものが無かったので近くを探したらまた別な所にも有りました。

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マツザカシダの側葉は1~3対と言う事でこれで3対と考えるのかな?これは少し幅広いので栄養葉のようです。

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従って葉の裏は何もありません。

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こちらは細いので胞子葉でしょう。

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葉の縁にはソーラスが見えました。未だ茶色にはなっていませんでした。

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ソーラスは中間ぐらいまでしかついていない様です。

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オオバノイノモトソウも側葉が3対のこともあるようで見分けは難しいのだとか。ウィキペディアによると栄養葉に於いてマツザカシダは濃い緑色でオオバノは黄緑色なのだそうです。確かに栄養葉は胞子葉に比べても黄緑色に見えます。

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さらにマツザカシダは葉の先が鈍く尖るか単に尖っている(鈍頭から鋭頭)、オオバノは突き出して尖ると書いてあります。それにこれが当たるのかと思います。
したがってこれはマツザカシダではなくオオバノイノモトソウと言う事になるようです。

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県内に置いてオオバノイノモトソウはランク外、イノモトソウは準絶滅危惧種でマツザカシダは絶滅危惧種Ⅰ類になっています。昔の記録で県南の方であるようになっていて北限となっています。

2017年8月31日 (木)

イノモトソウ

先日山道を歩いている時に不とちょっとした山の斜面にイノモトソウのようなものを見つけました。(どうせ違うだろうと思いながら)
 
 
似てるね
 
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イノモトソウってこんな感じじゃなかったっけ・・・上部の羽片の基部が中軸に流れて翼状になって付いている・・・
 
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細長い葉の方も同じ感じです。
 
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余り一面にと言うほどではないけど数株は有るようです。
 
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羽片が少し幅広で長いものと狭くて長いものが重なり合っていて分かり難いのですが狭いものは栄養葉、広いものは胞子葉です。
 
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最初この形を見て、胞子葉のソーラスがついているのも確認して以前見た事のあるオオバノイノモトソウと勘違いしな~んだと写真も撮らずにやり過ごそうとして、待てよもしかしたらイノモトソウかもしれないから取敢えず写真だけでも撮っておこうと撮った写真です。そんなわけでソーラスの写真は撮っていませんでした。
 
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イノモトソウは分布的に東北南部となっていて宮城県が北限のようです。もしかしたらこれが北限のものかな?宮城県では準絶滅危惧種(NT)となっているようです。
イノモトソウの名前の由来が井戸の周りに生えるかららしいのです。山の中では無く民家の周りでふつうに見られるものらしいのですが・・・有る所では雑草扱い、無ければ貴重種かあ。何はともあれ見れて良かった。

 

 

 

 

 

 

2017年8月29日 (火)

日本自生でないシダ

野草園の中にも色んなコケやシダ類が有るようですが殆ど見る人はいない様です。それもそのはず、シダ類には少し名札が有りますがコケに至っては無いようです。まあコケ専門の所でなくては当然のことかもしれません。職員さんに聞いても分かりませんでした。それでも園内にあるコケやシダ類のリストは有りましたのでそれを参考に調べてみようと思いましたがなかなか思う様にはいきません。
 
リストの中にコンテりクラマゴケと言う変わった名前のものが有りました。ネットで調べたら日本には自生が無く中国南部原産のもので葉が綺麗なので観賞用に輸入され今では野生化しているのも有るみたいです。

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割と大き目で確かに美しいです。イワヒバ科  イワヒバ属  今のところあちこちでと言う事は無いようですがイワヒバなどに影響がなければいいのですけど。

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その時に見つけた物です。大滝植物園でカタヒバを見てから1週間後ぐらいだったのでここにもカタヒバが有ったのかと思いました。でも何か違和感は有りました。ネットで見てやはり違う感じがしたので再度写真を撮りに行ってきました。

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因みに先日見たカタヒバの写真を拡大して見ました。違和感は葉の密度です。カタヒバは隙間があるように見えますが見た物は隙間が少ないように思いました。
 
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上の葉の方では分からないので根元の方に着目してみました。上の写真のものとは全然違います。まさかヒノキの若木では?・・・でもありませんでした。

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イワヒバ科やイワヒバ属のものを片っ端から調べても見つける事が出来ませんでした。職員さんに聞いてもシダ類はちょっと・・・と言う事で駄目でした。

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別のものを調べていた時に偶然に見つけました。ウォーターアンダーファイヤーツリーと言うもので、日本には自生が無く東南アジア、ボルネオ、インドネシア辺りが原産地になっているようです。イワヒバ科  イワヒバ属 のようです。
コンテりクラマゴケは植栽としてリストに有ったけどこれはリストに載っていませんでした。何処から来たんでしょう?

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あ!これはすぐ脇に有ったのでうっかり載せてしまいました。これは自生種でした。ゼンマイの様で感じが少し違います。ゼンマイのように大きくはならないようです。リストを見てみました。ヤシャゼンマイと言うものらしいです。
 
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ゼンマイもワラビも大きくなったものを単体で出されたら言い当てる事が出来るでしょうか。山菜として利用している時期のものは見ればすぐに分かりますが。身近にいてほとんど知らないという現実、人間関係においても同じかな。知ってほしくないと言う事も有りますけど・・・・。

2017年8月28日 (月)

植物園でシダ類3

植物園で見て樹たシダ類の最後です。
 
一つだけ忘れていました。良く見えませんがイヌシダと書いてあるようです。
イヌシダ  コバノイシカグマ科  コバノイシカグマ属  北海道から九州  低山の日当りの良い崖などに生える。葉柄は淡黄緑色で長い毛が生える。葉身は被針形で1回羽状複葉、裏表両面に淡褐色の柔らかい毛が生える。葉身はやや2形でソーラスを付ける葉は長く立ち上がり、つけない葉は短く地表近くに生える。ソーラスは葉縁に付き苞膜はコップ状。

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園内の湿った斜面に生えているシダ類にも名札が付いていて助かります。
ホソバナライシダ  オシダ科  ナライシダ属  北海道から九州  低山から山地にかけての林床や林縁に生える夏緑性のシダ。

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サカゲイノデ  オシダ科  イノデ属
これは展示の所で見てましたのでコメントは控えさせていただきます・・・・?

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大きくして見ました。シダ類全部がワラビのように見えていたものが手に取って見るとまた別の世界が広がるような・・・・・

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満天の星が・・・その星の大きさや形、配置などによって名前が見えてくる・・・・・様に早くなりたい。

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ミヤマイタチシダ  オシダ科  オシダ属  北海道から九州  山地の林床に生える。

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この形からイタチが想像できるか・・・?

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ソーラスは小羽片の中肋寄りに、葉身の上部だけに付き(大きく撮りたいという意識で結局上の方にだけ付くという肝心の写真は撮れてない)

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知らないとやはり撮り残しが出てしまいます。当然それが最初からできたら天才でしょう。撮りながら覚え、覚えながら撮り、なのでしょうね。

2017年8月27日 (日)

植物園でシダ類2

植物園で展示をしているシダ類を見て勉強をしましょうという計画です。名前が分かっているから簡単だろうと思ったけどこれがまた結構大変で・・・頭が痛い。
 
コタニワタリ  チャセンシダ科  チャセンシダ属  日本全土の山地の落葉樹林中や薄暗い谷沿いの崖などに生える。葉は長さ30cmぐらい、基部は心形で耳状になる。裏面のソーラスは線形、長さ15mmぐらいで傾く。

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イヌワラビ  イワデンダ科  メシダ属  日本全土の道端や林下に生える。葉柄はワラ色~紅紫色で疎らに鱗片を付ける。基部の鱗片は被針形で淡褐色。葉は根茎から輪生し長さ25~40cm、幅15~25cmの2回羽状複葉、上部の羽片は急に狭まり尾状になる。ソーラスは中肋と辺縁の中間か中肋寄りにつく。

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オシダ  オシダ科  オシダ属  日本全土 低地では空中湿度が高い杉林に多い。ソーラスは上部の羽片につく。

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オニゼンマイ  ゼンマイ科  ゼンマイ属  関東地方から中部地方にかけて多く見られるシダの仲間。ゼンマイは栄養葉と胞子葉が別々にあるがオニは栄養葉の途中に黒っぽい胞子葉を付ける。と言いつつこの葉には胞子葉が出来ていない様です。

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オウレンシダ  コバノイシカグマ科  コバノイシカグマ属  北海道から九州  山地の岩場や林床の腐植土上に生える。葉がオウレンに似ているから?

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これは何だろう?オウレンシダの胞子葉かなと思ったけどそうではないみたい。良く見たら別の鉢でした。名札が無かったので分かりません。裂片の先に白っぽく見えるのがソーラスのようですが・・・今のところ分かりません。

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展示品は終わりで今度は園内にあるシダ類を廻って見ました。
シシガシラ  シシガシラ科  ヒリュウシダ属  北海道から九州、屋久島まで  山道の湿った斜面などでよく見かけます。根茎は太く周りに大きな葉を沢山つけます。多くが羽片を密につけた栄養葉で細い羽片を疎らにつけた胞子葉が少し見えます。シシガシラは葉の姿が獅子の鬣に似ていることかららしいのですが出始めの頃の葉は少し赤みがさしていたりして獅子よりクジャクではないかと思ったりしたことも有りました。クジャクシダはクジャクシダで他に有ってやはりシシは獅子かと納得したり・・・名前の由来を考えるだけでも面白い。

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胞子葉の裏側です。羽片の中心の黒っぽい所の両脇にソーラスが2列に並んでいます。

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名前が分かればと思ったけどそう簡単なものでもなかったようです。オウレンシダなども特徴のある葉だから・・・と思っても似たような物が沢山あって見分けが難しい。一つ一つつぶしていくしかない。

2017年8月26日 (土)

植物園でシダ類

仙台市内の秋保大滝植物園に行った時展示されていたシダ類です。名札が付いているのであまり調べる手間も要らず簡単かなと思いましたがさにあらずでした。
 
名札が少ししか見えませんがベニシダと書いてあります。
ベニシダ  オシダ科  オシダ属  常緑性で葉は50cm位、幅は20cm位の2回羽状複葉、若い葉は赤いのでこの名が有る。若い胞子も赤い。草原や明るい林内に良く見られる。本州以南。

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ヤマイタチシダ  オシダ科  オシダ属  日本全土  常緑性  葉柄基部に被針形で淡褐色から黒色の鱗片がつく。葉身は2回羽状浅裂~深裂で先端は自然に細長くなる。最下羽片の後側第1小羽片は大きく無柄で小羽片は僅かに裏側に巻く。羽片先端の辺縁は全縁。羽軸裏の鱗片は袋状。ソーラスはやや大型で、小羽片の中肋と辺縁の中間につく。

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大きくして見ました。それぞれの特徴を見ようとすればもっと写真を増やさなければなりません。取敢えずと言う事で・・・

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トラノオシダ チャセンシダ科  チャセンシダ属  日本全土の平地から山地までのやや乾燥した路傍や林縁に生える 葉は長さ10~30cm 葉柄の裏側は紫茶色になる事が多い、葉柄は表面に浅い溝がある、胞子嚢群を付ける葉は長くて立ち上がり、付けない葉は短く地表近くに生じる。葉身は被針形の単羽状又は2回羽状複葉、下部の羽片は短く耳状になる。ソーラスは長楕円形で中肋寄りに斜めにつく。

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サカゲイノデ オシダ科  イノデ属  日本全土の温帯性の森林の林床、夏緑性シダ 葉柄下部の鱗片は大きく卵形で膜質、辺縁は有毛、葉柄上部と中軸下面の鱗片は広卵型で淡い茶色、膜質、下向きで軸に着いている。葉身は長楕円状被針形で2回羽状複葉、長さは1.2mにもなる。胞子嚢群は中肋と辺縁の間かやや中肋寄りについて包膜は前全縁。

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少し大きくして見ました。この程度では分かりませんね。

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クサソテツ イワデンダ科(諸説ある) クサソテツ属  落葉性の多年生草木  日本全土に生える  葉には栄養葉と胞子葉がある。栄養葉は1mぐらい有り単羽状複葉、側葉片は30~40対あり、最長は少し先端寄りに有り先端にかけて急速に短くなる。葉柄側にかけては次第に短くなる。葉柄は短い。胞子葉は栄養葉の束の中にできて60cm位、単羽状で羽片はごく幅狭く裏面の胞子嚢群を包むように巻き込む。
コゴミと言って山菜として春に摘んだりして馴染みのものですが広がってシダの形になると見向きもしない。知っている場所以外に有ったりすると何だったか分からなくなることもある。

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カタヒバ  イワヒバ科  イワヒバ属  イワヒバは山で見かけた事が有るけどカタヒバは未だ無い。宮城県では絶滅危惧種になっている様です。時々ヒバの小さなものを見て、お!と思ったりすることが有りました。

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名前が分かっても特徴などなかなか覚えきれません。用語も沢山あって大変です。分かるものからボチボチとやって行くしかないでしょう。

2017年8月20日 (日)

月山でシダコケ

花を探していて見つけました。ヒカゲノカズラか・・・・でも色が少し濃い様な・・・
 
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もしかして・・・胞子嚢穂が立っていれば・・・1個だけじゃあなあ・・・
 
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有りました長い柄の上にサボテンの様に3,4本に分かれています。分岐してからの柄が短いか無いかぐらいです。エゾノヒカゲカズラです。
 
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別の所では林のように立っていました。

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登山道わきの湿った斜面にこんなものが見られました。最初オオミズゴケだと思いましたが違うような気も・・・・
 
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少し脇の所を見たら別のようなものが見えましたがさっきのものの少し成長したものだと思います。

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帰って来て写真を大きくして見ました。オオミズゴケに似てはいますが違うようです。多分ホソバミズゴケの方だと思います。

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これも写真を大きくして気付いたのですが写真の上、右、下側にぼやけてはいますが先の尖った球形のものが見えました。水滴がレンズに着いたのかなと思いましたが違うようです。もしかしたら蒴の出来始めなのかもしれません。熟せば黒くなるのだと思いますが若いためまだ緑なのだと・・・勝手に思っています。
 
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他でも色々見ていたのでこれが初めてなのかどうかは分かりませんがブログでご紹介するのは初めてだと思います。なかなか名前が分からなくて蔵の中にはコケシダが一杯眠っています。何時か、何時かとは思っているのですが・・・・

 

 

 

 

2017年8月16日 (水)

早池峰山10

ここに来て珍しいものが(始めたばかりの私にとってですが)見られたので感激しています。これが目的ではなかったのですがこれこそ大自然からのサプライズでした。有難う!
 
磐梯山で見たスギカズラに似ていますが葉の密度が違うし葉の先が少し上に湾曲している。柄が無く胞子嚢穂を立てているのがタカネスギカズラだと思います。
右側に長い柄で二股に分かれた胞子嚢穂を立ち上げているのはエゾノヒカゲカズラだと思います。どちらもヒカゲノカズラ科です。
 
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コケスギラン  イワヒバ科  イワヒバ属  高山帯の草地などに生える常緑性シダ
 
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淡黄色の胞子嚢が光っていてなかなか可愛いです。例によって1円玉を置いて見ました。大きさがというか小ささが分かると思います。
 
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これもまた見た事が無いものが出て来ました。取敢えず写真を撮っておきましょう。

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上から撮って見ました。緑の花が咲いた様です。
 
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別の所で見つけた物ですが先ほどのものより緑が濃くて少し頑丈そうに見えますが同じものだと思います。こちらの方が少し若いのだと思います。
 
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一部分を大きくして見ました。あちこち葉の間からランの花の様なものが顔を覗かせています。右上のものはその中から白い塊のようなものが出て来たように見えます。図鑑でまだ調べていないので確信は有りませんがネットを参考にして
コスギラン  ヒカゲノカズラ科  トウゲシバ属  だと思います。
 
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最初はこれもコスギランかなと思いましたが上の部分の様子がどうも気に入らない。上から見ても花のように見えないだろう。けどなかなか見つからない。諦めた頃ふと気が付いた。根元にあるものは何だろう。もしかしてヒメスギラン?とその胞子嚢穂?ヒメスギランって胞子嚢穂を別に立ち上げるの?図鑑で確認しなければなりません。

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黄緑のふっくらしたものが茎先に付いてて可愛い。胞子嚢穂なのか単純に若芽なのか・・・・・正体不明です。最初のタカネヒカゲカズラの若芽かもしれません。

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結構広い範囲で見られた。地を這う茎らしきものは葉が平開し、ヒカゲノカズラよりも疎らにみえます。

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上の方が少しふっくらとしてヤチスギランかと思ったけど 葉に少し幅が有るようなので違うようです。単純にトウゲシバかもしれない。

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新しいものを見つけた時の感動はたまりません。 名前を調べている時の楽しさ。分からないときのもどかしさと忘れかけていた時に偶然に見つけたり花でもシダでもコケでも同じです。ここの所毎日が雨なのか晴れなのか・・・天気予報のマークにはお日様とその半分を隠す雲とその下に雨粒・・・ずっとこのマークです。出かけるに出かけられません。こういう時こそのんびりと調べ物をしましょう。まだ少し倉庫にはネタが残っていますから大丈夫です。いざと言う時のコケ類も有りますし・・・。

2017年8月15日 (火)

早池峰山9

花で有名な山なので花を見に行って、予定通り見られたので成果有りとなりましたがそれにも増して予期せぬ成果が有ったと思っています。それはこれから御紹介しますシダ類です。
 
岩の上にコケの様な緑の小さなものが見えました。

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近くに寄って見てすぐにピーンと来ました。
 
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これはエゾノヒモカズラだ!と思いました。先月見ていたヒモカズラに比べて葉が密生しているように見えます。帰って写真判定をしよう。

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スケール・・・無いので何時もの1円玉で代用。良く見たら赤いダニらしきものがいたのでスケール代り。これを見ればいかに小さなものだかわかって頂けると思います。

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さて、こちらは仙台市内の山道で偶然見つけたものです。

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この時はヒモカズラなどと言う名前すら知りませんでした。一部を切り取って持って帰り調べたのですが分からず、翌日野草園に持って行き調べてもらう事に・・・・
(ティッシュペーパーにそっと包んで置いたのですが翌日には枯れていました。これじゃだめだなと思ったけど雨が降らないときなどは休眠すると言う事を思い出し、少し水に浸けて置いて見ました。暫くしたら緑が復活・・・良かった)
 
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野草園の方に依頼して、図書コーナーに行きシダ類の図鑑が有ったので写真を見ていたら似た様なものを見つけました。ヒモカズラでした。
探しても見つからないわけです。今まで見て来たこういうものは殆どがヒカゲノカズラの仲間だったので、そのつもりで探していたからです。
何と、イワヒバの仲間だったんです。見えねえ・・・

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そしてヒモカズラとエゾノヒモカズラと言うものが有ると言う事も知りました。ヒモカズラは北海道~中部地方辺りまで、エゾは北海道~東北の北部までとの事。
見分けは葉の生える密度が一番手っ取り早いようです。
 
実は見つけて来たのはこれだけではなかったんです。もっと可愛いものが・・・・
と言っても興味のない人には退屈なだけかもしれませんが。

 

2017年7月22日 (土)

見掛けに寄らず

先日山に向かう途中で濡れている岩場を見つけたので何かないかと見たらこんなものが・・・・カッコイイ!ヒカゲノカズラの仲間だと思いました。
 
楽勝だねと思ってネットで調べたら出て来ない。なにー・・・・そんな・・・・

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ヒカゲノカズラの仲間の所に書いてあるすべての名前を検索しても出て来ない。そんな・・・・野草園に調べて貰いに行ってそこに有ったシダ図鑑を見てみました。有りました。やっぱりネットじゃ駄目か、図鑑を調べなきゃと思いましたがこれはヒカゲノカズラの仲間ではなくイワヒバの仲間でした。探すところを間違えていただけでした。ヒモカズラかエゾノヒモカズラのどちらかですがヒモカズラの方だと思います。

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近くにイワヒバも有りました。なんだ、お仲間もいたのか・・・・。イワヒバは宮城県では絶滅危惧種にはなっていないようですが結構少ないことは少ないようです。これは別の所で撮ったものです。
 
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同じところにこんなシダも・・・・特徴のあるものなので簡単に分かるかと思ったらそうでもありませんでした。チャセンシダ属のトラノオシダやコバノイシカグマ属のオウレンシダなど似たような物が一杯あって今のところ分からず。

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葉の裏に胞子嚢も見えません。手がかり足がかりどれも有りませんでした。

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これは多分チャセンシダ属のコタニワタリではないかと・・・

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葉の裏には白くソーラスらしきものが見えます。

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人は見かけによらないと言いますがシダも見かけによらない様で仲間を取り違えてしまいました。だってーと言いたいところです。

 

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